マチルダさん
マチルダさんといえば、一般的には、ガンダムの主人公があこがれたあの方が想像されるのであろう。
だがしかし、我が家で「マチルダ」といえば、じゃがいもである。
じゃがいもの品種といえば、「男爵薯」と「メークイン」が圧倒的な知名度を誇るが、我が家(主に妻)には全く響かない。しかし、店頭で「マチルダ」を見かけた日には、即買いである。
じゃがいもの「マチルダ」。出回り量は少ないので、おそらくかなりマニアックな品種だろう。
Web上に「ジャガイモ博物館」という、品種から写真、小話まで網羅した詳しいサイトがある。特に品種について調べるときは何かと便利だ。
「マチルダ」はスウェーデンから持ち込まれた品種で、「男爵薯」の一族ではない。平成5年に北海道優良品種となり、大品種とはいえないものの、一部の地域で根強くつくられている。
で、我が家での「マチルダ」の評価は「ちょうど良い」だ。
「男爵薯」はホクホクして「いも」らしい風味があるけど、すぐ煮崩れするので調理法を選ぶ。「メークイン」は煮崩れしないけど、ホクホク感がなく物足りない。「キタアカリ」は黄色みと甘みがやや強く自己主張を感じるし、「とうや」はどうだっけ、黄色いのは覚えているけど印象に残ってない。
「マチルダ」は、ホクホク感もあり、煮崩れしにくい。色も固さも味もクセがなく、まさに「ちょうど良い」。
2丁拳銃の「クイズ・ちょうどえぇ」で出題して欲しいくらいだ。
Q「じゃがいもといえば?」、A「マチルダ」、、、「ちょうどえぇ」
なんて言われたら、拍手喝采する。喜ぶのは私だけだろうが。
じゃがいも界のマチルダさん。スウェーデン生まれで、ちょうどえぇ。
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