見出し画像

推し本イベントがやってくる

2月11日に開催されるイベントが、いまとても楽しみである。

会場は三省堂書店札幌店


浅生鴨さんの「推し本」紹介イベントは、2年ほど前から東京の青山ブックセンターでたびたび開催され、毎回盛況だった(らしい)。そのイベントが、なんとなんと札幌で開催されるのである。

この推し本イベント、情報で知る限りでは、浅生鴨さんが毎回本好きのお知り合いを巻き込んで登壇している。好きな本や推したい本について壇上だけではなく書店内を巡りつつねっとり語り、さらには「書店ではこういう買い方をしています」と実際に登壇者ご自身が爆買いする姿を見せてもらえるらしい。なんというエンタメか。参加者も巻き込まれて大量購入してもいいし、しなくてもいい。とにかく本と書店への好きと愛に溢れた空間なのだ、たぶん。(冷静に考えると、登壇者になんのメリットがあるのか疑問がわいてくるが、考えないようにしている。)

浅生鴨さんは、以前から選書イベントなど本への愛に満ち満ちた発信をしてこられている。私個人としては、浅生鴨さんの著書はもちろん、彼の紹介する本がハズレなしに面白く、ここ数年の充実した読書は鴨さんのおかげと言って間違いない。ずいぶんお世話になってきた。


東京で件のイベントが告知されるたび、いいなぁいいなぁ、でも遠いから仕方ないよねぇ、飛行機代でたくさん本を買えるねぇ、なんて思っていた。イベント参加者のツイートを検索して雰囲気を感じたり、選書リストが紹介されたときにはそれを頼りに地元の書店をめぐったり、参加できなくてもそれなりに楽しんではいた。

それが、身近なところでやってもらえるなんて。

自室におおいなる積読の気配を感じるが、それには気がつかなかったことにして、本の話と愛と昆布を堪能しにいこう。

当然、書店の協力がなければ成り立たないイベントである。書店の方々には足を向けて寝られない、
、、そんな気がしたものの実際の方向がよくわからないので今は気持ちだけでご容赦ください。


参考:店内に漂う昆布成分