ロカビリーと着物〜ファッションとして見ると意外な共通点が

「かすり」この後に続くのは?

傷?柄?織?人それぞれだと思いますが、ロカビリーファッションでは「カスリ柄」または「カスリプリント」として、着物では「久留米絣」等、一定の愛好家の支持を得てるアイテムなのです。

海外のコレクションブランドでは「ミッドセンチュリー」としてロカビリーファアッションへのオマジュー、着物も「ジャポネスク」等の名称で取り入れるブランドがありますね。

しかも国内では安価な量販メーカーが浴衣を作りオープンカラーシャツやドリズラージャケットまでも販売している。

この中途半端な浸透感、一定の支持者がいるのに定番として広まらない感。
「同じ空気を感じる」のは私だけでしょうか?

着物の和洋MIX って?
着物にブーツや襦袢の代わりにスタンドカラーシャツを合わせた書生さんなど、着物のMIXスタイル。

ロカビリーの和洋MIXって?
ウエスタンカーニバルの日本語版ロカビリーではなく、スカジャンを取り入れたスタイル。スカジャンは横須賀生まれの米兵と刺繍職人のコラボ。このスカジャンがロカビリーファッションになったのは80年代、クリームソーダの影響だと思われます。そしてストレイキャッツ経由で世界的にロカビリーファッションとして認知されたような。ちなみに、横須賀周辺で売られてたジャンパー(スカジャンのベースになった物)は桐生産が多かったようです。

しかし、ロカビリーも着物もなぜ衰退しているようで廃れないか。
ロカビリーでは、ケントス等のオールディーズライブバーが全国各地にあり、
地方にもロカビリーショップがあり、意外にもシーンが形成されてるようです。

着物は観光地、稽古ごと、お祝いの礼装、祭りや花火のイベント着として。

まとめ
タイトルの割に薄い内容。
言われてみれば、なんとなくわかる。
著者としては、両方ともバズりはしないけど地味に存在し続ける物という認識です。


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