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スウェーデンICU患者数に見るシェディングの脅威

 シェディングの恐ろしさを示すデータがあります。

 スウェーデンで活躍されている外科医の宮川絢子先生がこんなグラフを紹介してくださいました。(宮川先生は高齢者への任意接種は有益とお考えのご様子)

 まず感染者数。非接種者では52週から急激に増加し、53週には20代で人口10万人あたり1900人ほどに増加しました👇。

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 接種者の感染者数👇は、第50週から急激に増加しています。非接種者より少し早く感染者が増加したことがわかります。そして20代の感染者数は2500人を超えており、特に若い年代ほど非接種者より接種者の方が感染者数が多いことがわかります。

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ICU入りは非接種者が激増したわけ

 驚いたのはICU入室者数です。

 非接種者は第31(8/2)~42週(~10/24)と第46週(11/15)~年末にかけて、特に50代以上で大きく増加したことがわかります。

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 一方、接種者はICU入室者がほとんど出ていません。

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 一見すると「接種者ではICUに入る重症者が出ていないのだからドクチンに重症化を減らす効果があるのだ」と解釈したくなる人が多いかもしれません。(おそらく宮川先生もそう考えて紹介されたのでしょう)

 ところが、非接種者のグラフに接種数のグラフを重ねると、全く別の側面が見えてきます

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 なんと、非接種者のICU入室は接種数が増えた後に続くように増加していたのです。(強い正の相関)

 ドクチンの影響を受けるのは接種者のはずなのに、なぜ非接種者の重症化が接種数とともに増えるのか

 それは、接種者が呼気その他から濃縮されたウイルスを出しているからと考えられます。いわゆるシェディングです。

 接種者はコ○ナウイルスの遺伝子を筋注で注入されます。そして全身の様々な細胞でコ○ナウイルスやその断片をつくり、濃縮して呼気などから排出します。接種者にとっては呼吸器はウイルスの出口の一つであって増殖場所ではありません。だから接種者は呼吸器以外の臓器や血管で心筋炎や心筋梗塞・脳卒中などの症状を起こしやすく、肺炎が中心であるC○VIDとは別の病態になりやすいと考えられます。

 非接種者は接種者が排出した濃いウイルスを吸い込みます。空気感染ですから、濃縮されたウイルスは鼻や肺に感染してその粘膜細胞で増殖します。咳などの呼吸器症状を起こしやすく、いわゆるC○VIDを起こしやすいと考えられます。

 接種者も自分が吐いたウイルスを再吸入しますが、はじめに筋注で感染した心臓や血管に比べれば呼吸器のダメージは少なくなるかもしれません。

 おそらく宮川先生が紹介してくださったICU入室者数はC○VIDに限った数字ではないかと思われます。他の疾患名でICU入りした患者はカウントされていないので、接種者のICU患者はあまり増えなかったのではないかと推察されます。

 (👇接種者だけの全豪オープン、胸痛で3選手が辞退)

 他の疾患で重症化や死亡していれば、コ○ナでのICU入りが減ったとしてもそれはドクチンのメリットとは言えません。

 またドクチンは非接種者のICU入りを増やしただけで、接種者のICU入りを減らしたわけではないかもしれません。

 他の国では?

 スウェーデンのデータの詳細は私には確認しようがありませんので、他の国を見てみます。

 日本では2021年のPCR陽性死者数は交通事故などの死後PCRも含めて14,926人であったのに対し、超過死亡は10月時点で6万人を超えました。

 ドクチンの害の中心はコ○ナ死以外だということがわかります。

 日本でも接種が進んだ時期に、落語家の三遊亭多歌介さんや俳優の千葉真一さんなど、多くの非接種者が重症化し命を落としました。

 デルタの病原性が高いせいにされていますが、日本の研究でデルタ変異もアルファ変異も排出量・重症化率・致死率に差がないことが報告されています。

 ドクチンによって濃縮されたウイルスを非接種者が吸ったことで重症のコ○ナ肺炎を発症したとすれば、全てが符合します。

 スコットランドからは、3回接種者は非接種者より感染・入院・死亡いずれも多いことが報告されています。

 インドはファイザー・モデルナの購入を拒否して感染者・死者が激減しました。

 一方、非接種者を収容所送りにして3回目を打たせているオーストラリアこれまであまり出なかった死者が激増しています。

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 ドクチンは重症の副反応(コ○ナ感染)に苦しんだ後に接種者のコ○ナ重症化を減らしたように見えても、他で重症化させているのです。

 そして接種者はシェディングによって非接種者を重症のコ○ナにしていることが強く疑われます。

 日本でも3回目後に要注意!!

 これから日本でも3回目接種が進むと、また打たれた人は14日頃をピークに4ヶ月以上スパイクを作り続け、シェディングすると考えられます。(訂正:はじめ接種者の死亡率などから2日後をピークと書きましたが、👇の報告から14日頃ピークが妥当と考え訂正しました)

 この文章の読者の皆様の多くは非接種者だと思いますが、どうかお気をつけください。

 今のところ不思議なほど接種が進んでいませんが、予断は許しません。

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 3回目を打った沖縄や札幌の医療従事者を中心に、集団感染が起こっています。

 医療従事者の接種が終わった沖縄中部病院でクラスター👇

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札幌の「先行接種」病院で35人クラスター👇

 冬には呼吸器感染症は夏より重症化しやすくなります

 ビタミンDと味噌汁・納豆を十分に摂ってスパイクをブロックできる体をつくりましょう。

 接種してすぐとわかる人にはなるべく近づかないようにしましょう。

 鼻ワセリンで吸い込むウイルスやスパイクタンパクを減らし、塩うがい・鼻うがいで上咽頭に付着したウイルスを薄めましょう。

 接種率が80%を超え、非接種者の仲間はかなり少なくなってしまいました。

 だからこそ、一人一人が大切です。

 一人一人が明日への希望です。

 今は接種数が少なく「オミ株は弱毒」論が優勢ですが、接種が進めばきっと話は変わります。

 どうか決して油断されませぬよう。


(追記)とは言っても、ICUに入った未接種者は最大で1週間に10万人あたり10人程度です。1万人に1人、0.01%です。片方だけが打って、普通に暮らしている夫婦も多く知っています。いくら気にしてもシェディングは減らず、ストレスになるだけよくありません。できることをしっかりやったら、後はなるべく忘れて楽しく過ごしましょう。ポイントを抑えて気をつければよいのです。


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