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【名古屋】 今こそ声を上げデモに 「Gо Tо」よりコロナ対策を

 「安倍内閣の暴走を止めよう!共同行動実行委員会」の集会が7月19日に名古屋市中区で行われた。 「今こそ声を上げデモに出よう!」をテーマに、400人が参加した。集会の冒頭で長峯信彦共同代表が、「非正規労働者が多数解雇され、家賃も払えず、塗炭の苦しみに遭っている時に、Gо Tоキャンペーンを1兆3千億円も税金を使ってやることか?」と安倍政権の姿勢を糾弾した。「医療従事者も必死に働いているが、コロナ患者を受け入れたことによって病院が赤字になってしまっている」としたうえで、「緊急の財政手当てが必要だ。安倍政権は、本当に大切な対策と、二義的な対策が逆転している」と批判した。
 名古屋ふれあいユニオンの鶴丸周一郎運営委員長も、「4~6月は昨年の2・5倍の労働相談が来た。フィリピン人派遣労働者は、大型連休後に仕事再開と言われて待機していたのに、連休後に雇い止めされた。今こそ弱者切り捨ての社会構造を変える時だ」と訴えた。
 南医療生協労組の原まりこ委員長は、「2月に入院患者の新型コロナ感染がわかった。事実を公表し、拡大を食い止めるべく奮闘したが、外来患者が減少し、経営は火の車に。夏のボーナスは半減だ」と報告。愛知県商工団体連合会藤田政史さんも、民商事務局と会員業者が勉強し合いながら奮闘している。増大する困窮するフリーランスも仲間に迎えたいと述べた。
 集会後、「安倍やめろ」「GоTоキャンペーンよりコロナ対策を!」「医療に緊急支援を!」と、栄の繁華街をデモ行進した。
  (愛知県:酒井徹)


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