病の効能2

 引き続き体調不良です。
 自分がとても弱っているのを感じます。自信をどんどん喪失していきます。わたしは自分を卑屈なくらい謙虚な人間だと思い込んでいた大高慢野郎です。いやはや。自分への信頼がいかに無根拠であったか、無根拠であると分かっていなかったか、ひしひしと痛感します。いや、根拠なく信じることもたまには(子どもが何かに挑戦するのを見守るときとか)必要ですが、「根拠ないけど信じるぞ!」という意思で信じるのと、根拠にならないようなことを根拠にして信じるのと、根拠がないのにそのことに気づかずに信じるのでは、ぜんぜん意味が違いますからね。
 あと、病人が一番病気が重くて動きが取れない時に外出させる通院というシステムは欠陥があると思いました。動ける程度の病人しか病院に行かれへんやないかーい。早めに行けってか。それはそうです。なんかあれです、自分の悩み事を人に理路整然と説明できるなら独りで解決できるんちゃうか、みたいな。助けが必要なら叫べってことなんでしょうけど叫ぶにも体力が要るわけで。そこまで弱る前に叫べばいいんでしょうけどそれだけ叫べるんなら大丈夫じゃね?みたいな堂々巡りがありまして。どの辺で助けを求めるか(病院に行くか)の基準というかボーダーラインを分かってるつもりで分かってないんだろうなあ自分は、という感じです。常に全力で、海で遊んで帰りの電車で爆睡する子どものようなエネルギー配分で、先のこと何も考えていないのが良くないですねえ。冬に備えてどんぐりを貯めるリスのほうが賢い。
 そんな感じで、いろいろなことを思い知らされて、とてもよいことだと感じます。
 まあ無理やり有意義な学びにするとこんな感じです。
 寝込むか働くかしかしてなくて、楽器に触れていないので悲しいです。琵琶も板三味線くんもお休みです。悲しいなあ。
さっさと元気になりたいですね。

2024/06/07

あっ日付変わってる。まあいいか。

日光と水と土とあなたの100円で、花が咲くかもしれません。