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E4系Max同士の併合

E4系Maxが来週末の2021年10月1日で定期運用が終了します。
1997年から24年運行され、引退間近ということで、乗りに行ってきました。
行った先は、高崎駅です。

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乗る列車はこちら、高崎21:39発のMaxとき348号・Maxたにがわ348号です。

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(JTB時刻表2021年3月号より)

新幹線同士の併合というと、
盛岡でE5系はやぶさ・E6系こまちの併合、
福島でE2系やまびこ・E3系つばさの併合はありますが、いずれも別の車両です。
E4系同士が併合するのは、レア感高めのイベントであると言っていいでしょう。

乗り場案内。

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行き先掲示板。

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号車案内板。

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あと1週間ということで、14番線は大賑わいです。

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21:28に、Maxたにがわが先に入線し、後から来る、連結器を開けて、Maxときを待ち構えます。

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21:35、新潟から来たMaxときが入線。連結を開けて、徐行してきます。

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いざ、連結!

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MaxはMulti Amenity Expressの略称です。

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オール2階建車両なので、昇降機もあります。

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列車は高崎を出発して行きました。E4系Maxに乗るのはこれで最後でしょう。
2019年10月13日に、台風19号で長野新幹線車両センターが被害を受けた時のこと。これにより、E7・W7系が10編成水没。引退間近だったE4系を延命させることにより、北陸新幹線・上越新幹線の運用が続けることができました。

24年間、お疲れ様でした。

E4系引退にあたって、いろいろ調べたことメモ。
1994年〜2012年に運行されていたE1系にもMaxを冠していました。
E1系は1994年から1995年にかけて12両を6編成、合計72両作られました。

1998年のJTB時刻表では、Maxあさひに全車2階建て車両・12両編成となっています。(そういやこの頃は上越新幹線は「あさひ」「たにがわ」で運転してましたね)

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(1998年7月のJTB時刻表より)

1997年からE4系も運行を始めました。
12両編成がE1系Max、8両編成 or 16両編成がE4系Maxです。

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また、E4系は16両編成の場合の定員が1,634人。
これは、1本の高速列車としては世界最大を誇る数字でした。

参考までに、他の車両の定員。括弧内は運用開始と終了。

0系:16両で1,342人(1964年10月1日〜2008年11月30日)
100系:G編成16両で1,321名(1985年10月1日〜2012年3月14日)
200系:16両で1,235人(1982年6月23日〜2013年3月15日)
300系:16両で1,323人(1992年3月14日〜2012年3月13日)
400系:7両で399人(1992年7月1日〜2010年4月18日)
500系:16両で1,324人(1997年3月22日〜)
700系:16両で1,323人(1999年3月13日〜)
N700系:16両で1,323人(2007年7月1日〜)
N700S系:16両で1,323人(2020年7月1日〜)
800系:6両で392人(2004年3月13日〜)
E1系Max:12両で1,235人(1994年7月15日〜2012年10月28日)
E2系:10両で813人(1997年3月22日〜)
E3系:7両で402人(1997年3月22日〜)
E4系Max:16両で1,634人(1997年12月20日〜2021年10月1日終了予定)
E5・H5系:10両で723人(2011年3月5日〜)
E6系:7両で332人(2013年3月16日〜)
E7・W7系:12両で924人(2014年3月15日〜)


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