【エクストラバトルに向けて】レジドラゴのパラレルシティとわざマシン解説
※挨拶と比較的馴染みのあるカードの説明は全て省略してます。このnoteはわざマシンとパラレルシティの解説記事になります。
わざマシン解説
①レジドラゴV
・使う場面
HP160〜180のポケモンにタイムレス(150)を当てる。その後にグズマで裏のHP130以下のポケモンをレーザー、ベンチに下がった150乗ったポケモンに30当ててサイドを3枚取る。(例:ミュウVとメロエッタ)VMAX系にレーザーで30乗せておくとハチマキに頼らずにガリョウテンセイ300で取り切れる事もある。ダストオキシンやわざマシンのロックが刺さりにくいデッキに対して(アルセウス〇〇系のスターバース使用以降)撃つ場面がある。
・背景とねらい
龍無双で出来る事を増やすためにハチマキを1枚にした。その為ハチマキが引けずに相手の体力が20残る場面がある。1ターン妨害を薄くするが、グズマと組み合わせて前ターンの取りこぼしをチャラにできる。非エク対面でディストーションと組み合わせると相手アタッカーが居なくなる状態を作りやすい。
・注意
妨害が手薄になる為、相手の手札枚数や盤面を見てレーザーを撃つ見極めが大事。タイムレスの前にマリィ等の手札干渉を使えていれば比較的安全にグズマレーザーしやすい。あとダストオキシンでベンチバリアが消えてるの忘れない。
②オンバーンGX
・使う場面
非エク対面はグッズロック(例:マッドパーティ、クワガノン等)。特殊エネ頼みのデッキはラウドソニック(ドラゴ、3神、カイリュー等)。身代わりロボやピッピ人形が大量に入ったデッキには爆音波を撃つ事もある。
・背景とねらい
オンバーンexも採用したがオンバーンGXもワザがどれも(特にグッズロック)優秀な為両方とも採用。こちらの盤面が強固になるまで時間を稼ぐカード。ダブルドラゴンエネルギーの依存度が高いデッキに対してラウドソニックが異常に刺さる。この手のデッキはザオボーとラウドソニックを組み合わせる事で確実に相手を止める事ができる。
・注意
どのワザも打点が低く、ラウドソニック2回で相手のバトル場を倒せない時が多い。ポケモンレンジャーでかかっているワザの効果が消える。ワザを撃つほど試合がロングゲームになる為試合時間はしっかり意識する。ポケモンのどうぐはディストーションされても貼れる。一応ダストオキシンでベンチバリアが消えてるの忘れない。
③ウルトラネクロズマ
・使う場面
2回手張りをして攻撃するデッキに使う(レジドラゴ、3神、カイリュー、アルセウス〇〇等)。ダブルドラゴンエネルギーを貼ればウルトラネクロズマ自身で攻撃出来る。(特性要注意)
・背景とねらい
レジドラゴ同士の対戦はお互い初手事故なければ100%先攻が勝つ。後攻で勝つ為には相手のエネルギーを枯渇させて攻撃出来なくするしか無い。ザオボーとほろびのかがやきを組み合わせると相手の盤面からエネルギーが2枚消えて僅かだが細い勝ち筋を作れる。
・注意
ウルトラネクロズマ自身で攻撃する際はワザが使えるのかどうか要注意。サイレントラボやダストオキシンが働いていれば攻撃可能。エネルギー枯渇を狙う場合はサーチャーやレスキュータンカでザオボーとウルトラネクロズマを沢山使い回す。「自分が先にサイドを6枚取る事」よりも「相手のエネを枯渇させて自分が絶対に負けなくなる事」を優先。相手のバトル場がソーナンスであればウルトラネクロズマ自身で攻撃可能だがそこまでしてソーナンスを倒す価値は恐らく無い。
④オンバーンex
・使う場面
パラレルシティと組み合わせてドミネートエコーを撃つとスタジアム+ベンチをロックできる。おまけに付いてる特殊エネロックはラウドソニックよりも打点が出る為特殊エネロックの観点から見ると完全な上位互換。こくば対面ではスタジアムが場に無くてもシンオウ神殿を牽制する為にドミネートエコーを撃つ場合がある。マッドパーティ等の小型デッキに対して主にディストーションを撃つが、わざマシンのオンバーンGXがサイドに落ちていた場合は代わりに隠密飛行を撃つケースもあり。
・背景とねらい
レジドラゴはシンオウ神殿が入ったデッキ(こくば等)に弱い。ハンド干渉と合わせられると大体こちらが止まってしまう。ブロワーで剥がせたとしてもまたシンオウ神殿を貼られると張り替えせない場面が多い。こちらの攻撃面でもこくば対面ではダストオキシンと合わせるロックが以前までディストーションとラウドソニックしか無く、刺さりも余り良くなかった。オンバーンexのドミネートエコーでこくば側がシンオウ神殿でイージーウィンする展開を防ぐ。一応、オンバーンGXと特殊エネロックが被っている事から片方がサイドに落ちても確実に特殊エネロックを出来る様になった。
・注意
隠密飛行はあくまでもダメージを通さないだけ。デッドムーン、デッドエンド、アメイジングデス等の効果技は防げない。ドミネートエコーはプレイヤーにかける効果な為ポケモンレンジャーで解除できる。
⑤ヒスイヌメルゴンVstar
・使う場面
終盤の押し切り要員。序盤のタイムレスからダストオキシン+オンバーンのロック技でこちらと相手の盤面に大差を作る。その後にアイアンローリングの80軽減による実質HP360のドラゴをぶつけて勝つ。序盤は盤面形成を優先したい為使う機会は少ないが、先2タイムレス+アイアンローリングで相手のアタッカー切れが起こるなら序盤にも使う。
・背景とねらい
最初から最後までロック技をかけて安全に勝ちに行きたいが、ロック技の打点が低い。ガリョウテンセイの様な大技は反動が大きく、相手からのカウンターを喰らいやすい。オンバーンの各種ロック技を「小技」ガリョウテンセイを「大技」と見るならアイアンローリングは「中技」の様な立ち位置にあり、「デメリットは無いが、エクストラだとメリットが物足りないワザ」と考えている。V以上のポケモンを倒してサイドを取る為に「大技1発or小技3発」の2択しか無いと予定外の展開にこちらが対処が出来ない場合がある。中間択の「小技1発+中技1発」や「中技2発」を作る事である程度柔軟な対処が可能になっている。
・注意
妨害技ではない為相手の展開を許してしまいやすい。連発は極力避けるようにする。アイアンローリングを使用する時は必ず手札干渉と合わせる。エクストラは出来ることが多い環境であるから様々な奇策がある。裏目があるグズマ×アイアンローリングの「勝てそうな動き」よりも手札干渉×アイアンローリングの「概ね負けない動き」の方が優先度は高い。
⑥メガレックウザEX
・使う場面
最後の攻撃に使う大技枠。
・背景とねらい
エネの代わりに山札5枚を代償にするが、同じく300を出せるメガリザードンXが居る。エネは残せるが山札から勝ち筋につながるカードを落としてしまう事を恐れてメガレックウザを採用。1試合に安全に撃てるのは1発。撃たない試合もあるが、こちらのワザの択を減らすのは愚策だと思い最低限の1枚は入れておきたい。
・注意
このわざマシンは諸刃の剣である為、出来れば1回も使わずに戦いたい。レジドラゴ同士の対戦では相手が勝ちを急いでガリョウテンセイをラストアタックよりも前に撃った場合、返しにザオボー×ほろびのかがやきを当てることで相手のエネルギーが枯渇しやすい。これからレジドラゴを組む人から見て、試合中に使うかどうかも分からないカードに数千円払うのは少し抵抗があるだろう。安価な代用としてギラティナVstarが例に上がるが、VMAXに対して打点が足りない=勝ちまで1ターン遠のく。エクストラだと意味の無いターンを過ごすプレイヤーは大体負ける。1ターンでも意味の無いターンを減らす為にメガレックウザはこのデッキの「最終兵器」として重要なカードである。財力上余力があれば1枚挿しておきたい。
⑦ディアルガGX
・使う場面
主に2ターン目にタイムレスを撃ちながら最速で安全にダストオキシンを発動させる。ディアルガGXでバトル場をスタートして八方塞がりの場合はダブルドラゴンエネルギーを貼ってクロックアップを撃つケースも稀にある(大体こちらの負け)。引き裂くを撃つケースは無い。 先攻1ターン目にヤブクロンを出せていて且つダストダスが手札にあるとタイムレスを温存して「先2ダストオキシン+手札干渉×オンバーンのロック技」と動くケースもある。
・背景とねらい
タイムレスを後半にズラして手札干渉と合わせて撃つ事で相手の撒いたアタッカーの種を確実に摘み取る事が出来る。 サイドに落ちていてもあくまでもタイムレスは「ダストダスを安全に作れるワザ」と考えている。ヤブクロン置きながら手札干渉×オンバーンのロック技でターンを貰えるケースもある為サイドに落ちてもこちらの負けではない。
・注意
絶対にバトル場でスタートしたくない1枚。スタートしてしまったら回収サイクロンを使って手札に戻す。又は、ベンチにポケモンを4体以上置く→グズマ等でディアルガGXをベンチに下げる→パラレルシティを貼る→ベンチ圧迫効果を自分に向けて貼る事でディアルガGXをトラッシュに置く事が出来る。
鋼タイプでワザが全て同じディアルガGXが存在する。カドショやメルカリ等で購入する時は要注意。
パラレルシティについて
・解説
青側のプレイヤーはベンチが3体までしか出せない。
基本的に青側を意識して使う。ウルガモスやパオジアン等には自分に向けた赤側も有効なのは覚えておきたい。
・採用理由
エクストラの環境上位デッキであるルギアに対して強く使えるカードであると思い採用。同じく環境上位のこくばに対しては単純にスタジアム枠を1枚増やした事でシンオウ神殿を割りやすくなる。
使い道①
・ドミネートエコーでベンチロック
相手に青側を向けてドミネートエコーを撃つ。相手はザオボーやフィールドブロワー等が無いとパラレルシティを割る事が出来ず、ベンチの後続を作らせにくい。ルギア対面ではダストオキシン×パラレルシティ×ドミネートエコーで特性ロックと特殊エネロックとベンチロックを当てる事ができる。
・注意
フィールドブロワー1枚でパラレルシティとダストダスに付いた軽石を割られるが、ルギアのフィールドブロワーは多くて2枚程度な為、こちらのタイムレスの前後どちらかでマリィ等を使えば概ねルギアの動きは止まると考えている。
使い道②
・こちらの用済みポケモンをトラッシュする
このデッキはデデンネ、イキリンコ、クロバットで先攻1ターン目からデッキを掘り、バトル場にソーナンスを出しながらベンチにエネの付いたドラゴを用意しに行く。その過程でベンチに置いたサポートポケモンをパラレルシティの青側を使って相手に倒される前にトラッシュに置く。
・注意
こちらがいつパラレルシティを貼ってベンチをトラッシュするかタイミングの見極めが大事。こくば等のシンオウ神殿が採用されているデッキ対面では出来ればシンオウ神殿を見てから貼りたい。
解説は以上になります。9月からのエクストラバトル頑張っていきましょう。
(9/27追記)現在の構築
・いぶし銀のメタモン
レジドラゴ同士の対戦、こちらがレジドラゴVを先攻1ターン目にエネ付きで用意出来ない事が有った。その結果ダストダスは用意出来たが、相手にドミネートエコーを先撃ちされてポケモンレンジャーも使えず負けてしまった。レジドラゴ同士の対戦では先攻が100%有利だが、「先攻2ターン目に技を撃てない場合、先に特殊エネロックをかけた方が有利である」という考えに至った。メタモンを採用する事でオンバーンex現物が1回の手貼りでドミネートエコーを撃てる。逃げエネが不要である事からオンバーンex現物で荒らした後にエネを残したまま龍無双に移行出来る。
・使用感
地元のレジドラゴ使用者の中では「ザオボーを警戒し、可能であれば基本エネルギーから手貼りをする」という考え方が根付いていた。こちらがエネの付いたレジドラゴVを用意出来なかった場合、相手視点で「相手は先2龍無双は撃てない=先攻後攻が入れ替わった」と思い込みやすい。その結果、こちらの現物ドミネートエコーが直撃して試合が一方的になる場面が多かった。手貼り1回でドミネートエコーやディストーションを撃てる様になり、プレイングの幅が広がる良い採用だった。ヤブクロンの2枚目として使うケースもあり、ダストダスラインをメタモン込みで2-2にする事でダストオキシンの発動がサイド落ちに左右されなくなった点も◎。
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