生命保険のイメージと現実について
生命保険について初めて契約をしたのは企業に就職してから半年ほど経過した時です。
社会人になれば保険の一つや二つは加入するものだと思っていたので、とりあえず先輩といつもお話ししている保険会社さんから加入したのが始まりです。
生命保険=契約者が亡くなった場合に家族に保険金を残してあげられるということで独身時の保険金受取人は父親です。
保険金は年数をかければかけるほど増えていくものだとイメージしていました。
毎月1万円の保険料は1年間で12万円、10年間で120万円、20年30年・・と定年退職する頃には保険料総額は1000万円ほどです(保険料が段階的に増えていく保険商品だった)
これだけ支払ってきたのだから解約した時には1000万円以上となっている!もしくは2倍以上に増えているものだとイメージしていました。
しかし
ふたを開けてみると、正確には保険証券を詳しく確認してみると解約した場合の戻ってくる金額(解約返戻金)は60歳時点で約100万円でした。
え?
ざっと40年近くも支払って貯めてきたつもりの保険の価値に落胆しました。
選ぶ商品次第で老後は金持ち父さんとして過ごせるか貧乏父さんとして過ごせるかが決まってしまうのです。
実に10年間無駄な保険に加入していました。
保険販売員はそんな先の事は言ってくれません。「今」の保証として
・亡くなれば2000万円相当が家族に残せます。
・病気で入院した場合日額5000円が支給されます。
・がんと診断されれば残りの保険料は支払わなくて済みます。
・年末の年末調整で保険料が控除できてお得です。
など月の保険料1万円でこれだけの特典はお得なのでは?と錯覚してしまった厳しき言えば「何も知らないおバカさん」だった訳です。
生命保険のイメージは支払った保険料は保険会社が運用に回して利益を出し契約者に還元するものだと思っていました。
しかし中身(保険商品)が悪ければ増えるどころか元本割れ(損をする)保険が実に多いことが失敗して分かりました。
このままではいかんぜよ!世界の事情はどうなっているのか?
一昔前まではインターネットで海外の情報収集はできなかったが現在ではSNSも含めて情報収集は楽になりました(昔は書籍から収集?)。
その分ウソの情報と価値ある情報を見分けることがさらに重要となりましたがいろんな世界が見えてきました。
この事によって生命保険のイメージが海外ではイメージ通りに進んでいることが分かりました。
毎月、年間、支払い方はいろいろあるが年数をかけて育てていけば支払った保険料は資産として成長していき老後には立派な木になること、またその木は子供や孫にも引き継いでいけること。
保険の法律の縛りがあるのであまり大きな声では言えませんが、あなたがイメージしている理想の生命保険のイメージは外にあるのかも知れません。
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