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今月起きたオハイオの列車事故の奇妙な点

今月3日、アメリカのオハイオ州で、化学物質を積んだ列車が脱線し爆発炎上。有毒な汚染物質が付近に撒き散らされるという事故があった。日本ではなぜかほとんど報道されていないので事故の発生自体を知らない人の方が多いんじゃないだろうか。

現在、火災は消火されて、汚染の状況については当局は「空気や水の安全性に問題はない」とし、避難した5000人の住民に家に帰ってもいいと言っている。
しかし実際には川の魚が大量死しており、一部の住民は飼っている動物が大気汚染で死んだり弱ったりしていると動画や写真付きでネットに投稿している。何より、呼吸できないほどの悪臭が付近に漂っているため今も自主避難を続けている住民も多い。

当局の発表が嘘だとは思わないが、少なくとも現地住民は当局を信用していないことは確かなようだ。
日本の3.11の原発事故の時、政府の発表は「ただちに健康に影響はない(=長期的には不明)」という、保身が透けて見える言い回しだった。今回の事故についての発表もそれと同じことかもしれない。
未確認情報だが、この事故で汚染された可能性がある川はアメリカ人の半数が利用する水道水を取水している大河に繋がっていて、実際の想定被害範囲は算出不可能という人もいる。

そしてさらに奇妙な話が今アメリカのネット上で噂されている。
最近公開されたばかりの「ホワイトノイズ」という映画が、今回の列車事故に内容が酷似しているという。映画の舞台もオハイオで、化学物質を積んだ列車が脱線爆発し付近が汚染されるという内容

今回のこの事故は色々と不可解な点が多い。

・事故の規模(50両もの車両が脱線爆発+環境汚染)に対して報道される情報量が異常に少ない。
・日本ではCNNなどの一部の外資系ネットメディアを除き、新聞・テレビの大手メディアは事故自体をほとんど、あるいは全く報道していない。
・住人が伝える現状と当局の発表内容が著しく乖離している。
・映画の内容と不自然なほどの一致

こちらは映画ホワイトノイズのトレイラー


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