究極神「アメノミナカヌシ」の不思議
「アメノミナカヌシ」という神様をご存知の方も多いでしょうか?
漢字であらわすと「天之御中主神」。
古事記で最初に登場する神様です。
この天地(あめつち)が始まるとき、
つまり、宇宙創生の時、最初にあらわれます。
以上w
それ以上は何もしませんw
アメノミナカヌシ
タカミムスヒ
カミムスヒ
古事記によると天地が始まるとき、この三柱(みはしら)の神様があらわれるのですが(”造化三神”といいます)、
タカミムスヒとカミムスヒは、その後、活躍します。
タカミムスヒは天に君臨するアマテラスを助け、
カミムスヒは地を統治するオオクニヌシを助ける。
タカミムスヒとカミムスヒは、この天地において
「別格」
の神様です。
しかしアメノミナカヌシは、最初に登場するだけであとは何もしない。
日本書紀では本文に登場すらしません。
古事記特有の神様なんですね。
アメノミナカヌシをお祭りする神社が登場するのも江戸時代以降。
北極星を神格化した「妙見菩薩」と習合してからです。
妙見信仰がアメノミナカヌシ信仰にもなりました。
それ以前は一般に信仰される神様では無かった、ということですね。
同時に、
始まりの神
源の神
究極の神
として神道の思想・哲学において重要な位置をしめる神様でもあります。
究極ですから、アメノミナカヌシ以上の神様はいないし、アメノミナカヌシを知れば全てを知ることになります。
私のYouTubeチャンネルでもこの究極の神
「アメノミナカヌシ」(天之御中主神)
についてお話ししています。
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