コロナ。パンデミック前夜みたいですね。

昨日、東京は1日で最も多い97人が感染。半数近くが感染経路がわかっていないとのこと。クラスターを掴んで拡散を防げば感染拡大は抑えられるという戦略は崩れたと言えます。

医師会のリーダーや医療機関の第一線で働く人たちから「現場は頑張っているけど感染症専門ベッドはもういっぱい」「お願いだから感染させない・しないよう、外を出歩かないで」が伝えられています。

都や政府からは「三密(密閉・密集・密接)を避けて」「夜の繁華街には行かないで」という要請がありましたが、それよりタレントの志村けんさんのコロナ死の方が、私たちが危機感をもつきっかけになりましたね。ご冥福をお祈りいたします。

経済的に大変になっている事業が増えていると思います。一時的な自粛休業もですが、閉鎖や撤退、倒産が始まりましたね。自粛休業も必要かもしれませんが、「できること」もあるはず。知恵を絞り、旧知のお客様にお声をかけたり、今この時点でできることを工夫して乗り切りましょう。

先はちょっと長そうです。

時間の余裕ができた方は、「これまでの整理・ふり返りと、コロナ後の準備」をしたいところです。

小さな事業・個人自営業のふり返りは3つ。

①数字のふり返り。→収入と支出の見直し。特に経費の見直し、原価計算、外注・協力会社さんの見直し。数字を掴むのが苦手だったり習慣がない方は、まず徹底的に家計簿を付けてください。お財布の中身を毎日確認して。事業も同じです。

②商品やサービスのふり返り。→売り上げランキング、人気の高いメニューの理由、お客様の小さなご要望、改善できること、ニーズに応えて作るもの。もう扱わないもの。在庫整理。仕入れの見直し。

※店舗や組織を持っている事業は、そのふり返り。「規模」「オペレーション」「コスト」の見直し。無駄に見栄を張っている場合ではないですし、いったん撤退してダウンサイジングするのもありです。雇用は死守。個人や小規模の外注さん協力会社さんへの支払いは優先して。

③自分のモチベーションやマインドのふり返り。→自分自身が辿ってきた「あり方」を思い出して自己改善ポイントを見つける。自分がこの先もやっていきたい理由を思い出して初心に戻る。やりたいことができているか、やっていることに自分が腹落ちするか。自分自身のブランディングの見直し。コンディションづくり。

特に個人自営業・小さな事業は、数字を把握し数字を見直して改善できることに取り組んだり、お客様に求められる商品やサービス、店舗や組織のあり方を用意することはもちろんですが、やはり事業オーナーのあり方次第なんです。

モチベーション・マインド・コンディションをふり返り、整える。

一息ついて見直す時期であることは間違いありません。飲み込まれてパニックになったり焦ってみても、こういう時はなるようにしかならない。

コロナに負けないとは、こんな状況に飲み込まれず焦らず乗り切って、次の時代に行こうということです。

徹底的なふり返りには、「整理」と共に、内観したり、断捨離して身の回りをスッキリしてみてください。

日頃の馴れ合いの奥に、隙間が空き、可能性の伸びしろが見えてくるはずです。


今日も応援しています。

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 事業の課題を一気に整理して改善や新機軸を決めたい場合は、
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office ciel / jin hitomi
オフィスシエル 神ひとみ

思いをカタチにする事業を創る
事業プロデューサー・事業コンサルタント

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