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ザ・ワセダ・ガーディアン:インタビューサークル、サークルインタビュー vol.4

人物研究会の電撃サークルインタビューも第四回までこぎつけた。今回お話を伺ったのはザ・ワセダ・ガーディアンさん。全ての早大生に問う!君は「早稲田魂」を持っているか!?

談○ザ・ワセダ・ガーディアン
  中野幹事長、岸本編集長

取材・構成○人物研究会(篠崎)

もっと早稲田を好きになる!『早稲田魂』

──ザ・ワセダ・ガーディアンさんには早稲田大学英字新聞会という名称もありますよね。正式名称は?
中野 どちらも正式名称なんですよ。今はガーディアンの方がみんなに知られているって思ってます。普段は毎週火曜日に学生会館などで編集会議を開いています。うちで出版している『早稲田魂』と英字新聞『The Waseda Guardian』について会議したり早稲田祭などの大きなイベントに参加する準備をしたりしています。
──早稲田での知名度が高い「ガーディアン」さんですが、全国的には『早稲田魂』で知られていますね。
岸本 『早稲田魂』は受験生をターゲットに全国で販売している雑誌になります。早稲田を目指す受験生を応援する雑誌でして、受験勉強の合間に読んだらモチベーションが上がって、さらに早稲田に行きたくなる、もっと早稲田を好きになる内容になっています。
──『早稲田魂』名物企画に「早稲田大学全学部紹介」がありますよね。早稲田生だから通じる小ネタでキャンパスや学部の雰囲気を知ることが出来ます。
中野 それはかなりネタで書いている感じです。揶揄していたり貶していたり(笑)。

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こちらが政経(左)とスポ科(右)の「全学部紹介」(『早稲田魂'20』より)。内容のみならずデザインからも各学部の特徴を窺い知ることが出来る。

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「早稲田体験記」も名物企画の一つ。『早稲田魂‘18』には当時の人物研究会幹事長が寄稿している。

──ガーディアンさんのサークル自慢を聞かせてください。
中野 ガーディアンは1936年からの歴史があり、自分で85期になります。早稲田大学で一番最初に公認になったサークルはうちです。サークル番号がA-001。今は『早稲田魂』が有名ですが、1936年頃の活動は英字新聞の作成がメインでした。その当時は戦中なので検閲があり、自由な言論が出来なかったんです。そこで早大生が当時知識人しか読まなかった英字新聞を作り、色んな情報を発信していたのが起源らしいです。そこんとこがうちとお前らとは違うよなって思ってます。あとは、早稲田好きな奴がうちのように伝統あるサークルに集まって来ていることもいいなって思いますね。
岸本 ちなみになんですが……。これは小さくでいいんですがガーディアンOBに集英社の社長がいます!コネバイトあります。大きな自慢じゃないんで小さく書いといてください(笑)。
中野 それで集まってくる奴が本当にいるらしいんで(笑)。

(※noteには文字を小さく表示する機能がありませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます)

「失礼が無いように聞くんですけど一般の方ですよね?」

──長い歴史の中で伝説となってるエピソードなどありますか?
中野 それは明るい感じと暗い感じ、どっちですか?
岸本 明るめで行きましょう!伝説といったら、東大を蹴って早稲田にきた男ですかね。ガーディアンに入るために東大を蹴った(笑)。あとは、沼とかですごい長生きしている生き物を伝説のヌシって言うじゃないですか。ガーディアンにはそんな感じで12浪して早稲田に入った部員がいます。今は34歳で現役の早大生をやってます。世間では2浪だ3浪だので多浪多浪って騒いでる(笑)。本物はじっと息を潜めてますよ。そんな部員がいたことはこの先も語り継がれそうですね。
中野 早稲田に合格するためにガチで12年かけた人なんで。ガーディアンの自慢は多浪がめちゃくちゃ多いことです。実際に自分は4浪なんです。昔から多浪の系譜があるサークル。早稲田が好きだからって苦労して入ってきた人達がサークルにいるのは、本当の早稲田好きが集まる証明になるのかな。
──確かにガーディアンさんは浪人した人が多いイメージです。女性で多浪の方もいますか?
中野 2浪、3浪います。
岸本 もっと上を探したい。こちらは何浪でもかかってこいって感じ。多浪と現役が同じくらいいます。大体は1浪、2浪。一般受験率は98%。プライドを持って早稲田受験をした人は馴染みやすいって思います。
──さすが受験生応援雑誌を作っているサークル。一般受験の方が圧倒的に多いと思うんですが、推薦の人がいるんですか?
岸本 一人だけいますね。指定校推薦の奴が。
中野 他は全員一般です。推薦は来るなとは言わないですが馴染めるかはわからない。受験生応援雑誌を作っているので避ける人が多いです。「私、受験してないから」って
──一般以外は受験じゃない(笑)。
岸本 あの!失礼が無いように聞くんですけど……一般の方ですよね?
──一般です。
岸本 じゃあここから火吹いちゃいますよ(笑)。
中野 こだわりある奴が多いです(笑)。
岸本 新歓の時に新入生と話す話題も大人げなく受験トーク。「センター何点だった?」って。やっぱり推薦の方は馴染みにくいですね。現役部員の指定校とは仲いいですけど。
中野 仲良くなれる奴もいるんで!入れないとかじゃないんで単純に頑張ってほしい。
──受験を?推薦は頑張っていない?
中野 それは思ってない(笑)。推薦も頑張っているとは思うんですが、受験トークできないので向こうから引いていく。自分らは弄るんで。帰国枠で早稲田に入っている奴もいます。
岸本 帰国はグレーすね。これも小さくでいいんですが、推薦の人はバレないようするか言い返す言葉を考えてから来てください(笑)
中野 めちゃくちゃ怖いな……。

早稲田好きで出版をやりたくて、あとは……。

──ガーディアンさんが入ってほしいのはどんな新入生?
岸本 早稲田好き!
中野 あとは出版サークルなので出版をやりたい人。でも出版っていってもなんでもいいんですよ。英字新聞の記事でもヒッチハイクしたり、炊き出しに参加したりと色んなのがあった。「ザ・ワセダ・ガーディアン」の名前があればどんな取材も出来るんですよ。だからやってみたい事や書きたい事がある人は向いていると思う。それがガーディアンの出版の推進力になる。それと自分は早稲田が大好きなんでガーディアンに入った新入生には色んな伝統を経験させようと思ってます。本当に早稲田が好きな奴ならウェルカムです。
岸本 そんなハードル高くないんで。とりあえず早稲田好きが多いサークルだよって伝えたい。
──英字新聞を書くのには英語力も必要ですよね?
中野 自分は英語一切書いてないです(笑)。日本語で書かれた記事を英語が得意な部員が訳すこともします。日本語でも英語でもまずは書いてみてほしい。翻訳サービスを使ってもいいし、文法は多少ミスってもいい。
岸本 なんとなく伝われば。
中野 先ずは単語だけ合っていればいい(笑)。
──「早稲田」と「出版」ですね。
岸本 「早稲田好きな人」と「出版に興味がある人」と角が立たない程度に「一般受験」(笑)。
中野 実際、否定はできんからな(笑)

これが令和の新歓や!

──今年は新型ウイルスで異例の新歓中止となりました。ガーディアンさんは新入生に向けてどのような対応を?
中野 毎週火曜日と木曜日の21時に「サークル説明会」をツイキャスで配信しています。それを一回は受けてもらう。その後で「リモートコンパ」。Zoomを利用して上級生と喋る機会を設けています。もう15人程の新入生が集まって来ていますね。ツイッターのDMでも新入生の対応をしています。
岸本 人物研究会さんとか他の友好サークルとかともコラボしたり一緒に頑張りたいです。これはほんとに個人的なんですけど「リモートコンパ」を最初に始めたのはガーディアンなんですよ。Walkin'さんとか広研さんも今更やってるんですけど!いやいやいや!一番最初に始めたのはガーディアンだぞ!これは本当に小さくでいいんで書いといてください(笑)。
中野 証拠はないです
岸本 早稲田初のリモートコンパ!
中野 発想力ナンバーワン!
岸本 これが令和の新歓や!
──はい。新入生と共に『早稲田魂』や英字新聞を作る活動はどう進めますか?
中野 記事の執筆、編集作業は家でも出来るのであまり懸念していません。編集長の岸本を筆頭にまとめます。ある程度終息して屋外で例年通り活動出来ればいいんですが、終息していなくても写真だけ撮ってきて記事を書くのは出来ます。出版が中止になることはない
岸本 春学期はそれぞれ家で出来ることをやっていきます。他のサークルだったら終息してから活動開始となることが多いと思うのですが、ガーディアンでは春学期の内に先ずは合格体験記を書いてもらうことを考えています。状況次第ですが、企画記事もみんなでやりたいです。新入生が早くから活動に参加しやすいサークルだと思います

しんどい時こそ頑張れよ!

──今、ガーディアンさんから『早稲田魂』の読者である受験生へ伝えたいことは?
中野 外出自粛だったり予備校に通えなかったりで勉強のモチベーションが上がらない子は本当に大変だと思う。何とかしないとって焦っているかと思うんです。でも受験生は全員同じ状況なので。お前だけが努力すればお前だけが合格出来るんだぞって言いたい。どんな状況でも必死にやってほしい。全員をぶっ潰すつもりで、偏差値でぶっ潰すつもりでやってほしい。
岸本 共通テストに変わるのはチャンスでもあります。センター試験は過去問が腐るほどあった。今回はみんなが初見の試験なので、やっぱり受験生みんなが同じ状況。あとは、今の自粛期間に家で勉強をしよう。勉強以外にすることないと思うのでより一層勉強に励んでもらえればなって思います。
中野 マイナスの状況の中でこそ如何に自分をプラスに転じられるかが受かる奴と落ちる奴の差だと思う。しんどい時こそ頑張れよ!
岸本 予備校の授業数も減るかもしれないので自分で出来ることはやっておく。精神的につらい状況はみんな同じなので如何に抜きん出るように頑張るかだと思う。なんか話が硬くなったな。
──苦しいときは『早稲田魂』を読んで頑張ってほしいです。そして受験の話になった途端に笑いが無くなりましたね。
岸本 この手の話は真剣に答えてしまう(笑)。受験生相談だけは真面目にやっているサークルなんです。
中野 みんなが受験でつらい経験がしてるから(笑)。
──今年は高校も通常通りの授業が行えていません。そのような状況での推薦入試はどうなのでしょう?
岸本 推薦大ピンチ!
中野 嬉しそう(笑)。
岸本 AO推薦の面接って不要不急の外出だと思うんですが(笑)

それがガーディアンなんだよ!

──最後にお二人の座右の銘を聞かせてください。
中野 『紺碧の空』からの引用で「すぐりし精鋭」とさせて頂きます。在野の精神を忘れず精鋭になろうということで。早大生の中でも選りすぐりの早稲田好き、在野の精神の持ち主を育成してガーディアンを精鋭部隊にします(笑)。早稲田の古風なバンカラ文化が好きな子はガーディアンに入れば他の早大生とはレベルが違う「すぐりし精鋭」になれます!
岸本 「一般至上主義」とかどうですかね?小さく角が立たない程度で(笑)。
中野 推薦って四割くらいいるぞ(笑)。
岸本 そんなにいる推薦がたった一人しかいないのがガーディアンなんだよ!
──ありがとうございました。

取材日:2020年4月19日
Zoom使用

人研編集後記

誰もが初めは受験生だった。早稲田を愛する気持ちに早大生と受験生の垣根なんてないだが一般と推薦にはあるらしい。もっと知りたい人は「ガーディアン」、「七夕」、「大隈銅像前」「水着」「ビーチバレー」で検索。

☆ザ・ワセダ・ガーディアン☆

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公式ウェブサイト

★人物研究会★

「会いたい人に会いに行こう」をモットーとする1965年創立のインタビューサークル。早稲田祭などでは講演会の企画運営も行う。受験期?覚えてないなあ……。新会員募集中。