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マイルストーン編集会:インタビューサークル、サークルインタビューvol.18

人物研究会が行っているサークルインタビュー。再開後5回目は早大生の2人に1人が購入する『Milestone Express』で有名なマイルストーン編集会さんです。履修登録をする際には欠かせないアレ、皆さんの手に届くまでに数々の壁を超えていました…!!

談〇マイルストーン編集会 現幹事長深野さん
             次期幹事長坂井さん

取材〇人物研究会(楠城、小泉、田邊)
構成〇人物研究会(小泉)



エクスプレスだけじゃない!

―まずサークルの基本情報、特徴を教えてください。
深野 出版サークルなので出版系を志してる人とか、あとはマイルって結構早大生の半分くらいに買ってもらってる雑誌で、それを見てこういうのをやってみたいなって思ってくれる人とかが来る印象があります。
学部の構成だと、文キャンの文学部・文化構想学部の人が多いですね。人数は各学年だいたい50人くらいに最終的には落ち着きます。
ー通常の活動についてお願いします。
深野 フリーペーパーの制作を各時期にやっていて、例えば今だとミックス、マイルのフリーペーパー制作。例年は対面で配布してたのかな、今はコロナの情勢でオンラインで公開してるフリーペーパー制作を時期合わせて、2年生だけミックスをやってます。2年生が新入生にサポートする形式で早稲田祭用に早稲田フェスティバル号っていうのを作ったり、そういう活動をしてます。
―1年間の活動でメインってなると…?
深野 やっぱりエクスプレスの制作に時間をかけていて、準備自体は部署によって早いとこでは9月とかからやってますし、会議とかも早めから動いて、週一とかで会議しててって感じですね。
―現在は何をしていらっしゃるんですか?
深野 今はエクスプレスはやってなくて、2年生はフリーペーパーの制作、3年生は引き継ぎの準備をしてます。現段階で各部署エクスプレスの制作の部署の統括陣とあと三役、幹事長、編集長、本会計って役職があって、旧三役は正式な引継ぎが10月の納会の時にやることになっていて。それで今次期幹事長が出てるんですけど、それまでの間正式にはまだおれがやってるって感じで、引き継がれてないっていう、、その引継ぎの準備をしてます、3年生は。
―どんな話題をフリーペーパーにしているんでしょうか?
坂井 今作ってるのだと、ミックスっていうフリーペーパーなんですけど、1個テーマを決めて、そのテーマに合った企画をだいたい3,4人のグループを作って、ライターとレイヤーをそれぞれグループ内で分けて作業して、同じテーマに合った記事ページをそのグループごとにまとめるって形で作ってます。だいたいそれで、ライターとレイヤー合わせて全部通すと二か月くらいかかってます。
今は「昇華」っていうテーマで作っていて、色んな企画があって、ほんとに適当でいいんですよ。こじつけでもなんでもいいからそのテーマっぽい企画をそれぞれ出して、それのページ作るんですけど、具体的なページ名がちょっと今あんまないんですけど、、公開していいのあるかな。
深野 去年は「日常」っていうテーマでやって、その前だと「プラスワン」っていうテーマでやってた時もあったかな、僕たちの上の代のやつですけどそれは。「日常」っていうテーマでやった時は、思い出されるのはあんま日常とは関係ないような記事を書いてましたね笑。
―「昇華」みてみたいですね。お二人はなぜマイルに入ったんですか?
深野 僕からいくと、僕はその高校、、僕も坂井君も学院出身で。学院から大学上がる時に、高校の時って割と何もしてなかったっていうか、まあ大学の学部選ぶために勉強くらいしかしてなくて、大学ではせめてでかいことやりたいなっていう。あとはメディアとか出版に漠然と興味があったっていうのがあって、政経を選んだ理由も、最初文構と迷ってたんですけど、興味くらいだったらサークル活動でいいのかなと思って。で、出版系探したいなって思って、マイル調べて、これでいいじゃんってなって、そのまま入ったって感じです。
―出版系は山ほどあると思うんですけど、なぜマイルだったんですか?
深野 僕たちの時期って結構自分達からいかなきゃいけなくて、サークル探したりとかするのも大変で、とりあえずマイルに、一番最初に開いたマイル、、ああこれで別にいいなって思って。一番最初に開いて、マイルを見て、調べんのめんどくさくなっちゃって、マイルでいっかってなったのが本音なんですけど笑。まあやっぱりなんか、出版サークルの中でも大規模なものっていうか、実際自分がお世話になったものなので、いいなと思って、そのままマイルを選びました。先輩のつながりとかあったわけじゃなくて、自分で調べて勝手に入ったって感じです。
―入る前と後で印象は変わりましたか?
深野 印象変わったことがあるとすれば、まあなんかもうちょっと、早稲田のでかいサークルだから、まあいっちゃ悪いですけど、ウェイウェイしてる感じなのかなと思ってたんですけど、実体はそんなことなくて割と落ち着いた感じでしたね。
―坂井さん、どうでしょうか。
坂井 そうですね、まず僕、基幹理工で幹事長になるっていう、出版サークルにほぼないことだと思うんですけど。マイルに入ろうと思った理由の一つとして、マイルって全学部の情報を扱っているので、全学部の人と関われるんじゃないかなと思って。まあだいたいの学部の人がいます。しかも色んなサークルと入った後に関われるかなと思っていて、そういう関わりっていう部分で選んだんですけど、入った後はシンプルに出版楽しいなって感じです。あともう一個入った理由として、ウェブサイトをやってるんですけど、エクスプレスの制作の中にウェブスクリプト部署っていう部署があって。ウェブを担当する部署に入りたいなと思って入って、実際去年はその部署の副統轄をずっとやってて、もっとマイルにかかわりたいなと思って、幹事長に立候補して、で今幹事長になったって形です。

(ヤドンに癒される)


一般社団法人・マイルストーン編集会

―エクスプレスを作るうえでのやりがいは?
深野 エクスプレスってページ数がっつりあって、結構分厚い雑誌じゃないですか、あれをほとんど全部自分たちの手でやってるんですよね。企業さんからの協賛を得たりとか、有名人の方にインタビューしたりとか、サークルさんから情報頂いたりとか、そういう点で色々協力していただいてまあ幅広く協力頂いてるんですけど、それを集めて一から全部作るっていう、それ自体がまずすごいことで。色んな人達が関わりながらも全部自分たちでやってるっていうこと、それが形になっていくっていう…出版されて出ていくじゃないですか。それで本買ってもらってマイルめっちゃおもしろいみたいな、まあツイッターでめちゃくちゃエゴサとかするんですけど、そういうの見るとやりがいは感じますよね。良かったなーって。
―いつくらいから始めるんですか?
深野 だいたい秋学期の初めごろからは、、10月くらいから動いてる感じですね。
―半年間くらいかけて
深野 そうっすね。
坂井 統括とか決めるのは現時点からで、実は今選挙やってって、来年の上の方の人は決まりつつあるっていう。

―マイルストーンの下の方の小ネタとかって…
深野 ああいうのをやってるのは企画部署っていうのがあって、それこそ有名人の方にインタビューしたりとか、途中にある企画ページみたいなの。そのところをまとめてる部署みたいなのがあって、そこが2月頃にああいうコラムのネタとかを考えてやってるって感じです。
―その年の色出てますよね。
坂井 エクスプレスのやりがいに関してなんですけど、僕が思うのは、マイルの活動って2年生までで基本的に終わりなんですよ。なので、僕が今新2年で幹事長になるように、基本的に3年生以降ってそんな活動に関わらないんですよ。2年間しかないんですけど、その分ずっと1年生、入ったばっかの年からずっと仕事できるので、そういうのは楽しいと思います。
深野 そうだね、1年生の間から副統轄に、坂井がウェブの副統括やったんですけど、部署に入った人はもう全員副統括になってそれなりにその部署の細かい仕事とかうけてやってって感じで、まあそれで何となく自覚も出てきて、2年から統括になってって感じでいくんで確かに1年からやれるって言うのはすごい。
―後輩への教育とかっていうのは?
深野 基本的には制作を通して先輩がどういうのをやってたっていうのを見て、統括に関しては統括陣が引き継ぎを書くんですよね。制作が終わって出版して、その後制作がなくなるんで、そこで引継ぎを書いて。次の統括がもう今確定したくらいの時期なんで、そのくらいの時期で引継ぎを渡してそれを読んで一緒にやっていこう、みたいな感じで教えながら。
―部署はどれくらいあるのでしょうか?
深野 科目情報をまとめてる部署と、文章構成してる、コンプラとかしてる部署と、サークル情報を集める部署と、ゼミ情報を集める部署と、企画部署とえーっと索引部署、さっき坂井が言ってた、ウェブスクリプト…文章を流し込んだりして載せられるか載せられないかみたいなのと、対外系でいくと、広報、渉外と販売部署、エクスポもエクスポだけで部署があって、これで全部言ったかな。
―企業みたいですね。幹事長はそれをまとめ上げるわけですからね。
深野 エクスプレスの編集自体は編集長が中心になってて、サークル全体をまとめるのは幹事長って感じで。

―教師とのトラブルとかはありました?
深野 実はもともとマイルって生協の方で販売してて、多分そこで売れたらもっと売れるんだろうなと思うんですけど、一回教員の方ともめちゃったらしくて、それから置けなくなちゃったみたいな、まあまあそれはそうですよね笑。そういうこともあって、マイルって公認サークルじゃないんですよ。
―あ、そうなんだ!先生から距離があった方がやりやすいところはあるのかなと思いますがどうでしょう?
深野 まあそうですね、先生の中にもアンチというか、嫌だなと思ってる人もいるっぽいですけど…。まあなんとなく距離がある方がこっちもやりやすいのかなとか。まあ教員の方も学生がやってる団体なのでそんなに気にしないでもらいたいとは思いますけど。アンケートの内容で楽単とか表示されてるので、嘘じゃんとか言われたりすることとかあるんですけど、結構そのー、他の学生さんとかの情報をもとにしながら作ってるものなので、情報が少なかったりして偏りが出たりとかがあって、そこはまあ難しいことなのかなとは思います。
―マイルストーンを作るうえでの大変な所を教えてください。
深野 税の管理を税理士さんに頼んでいるんですけど、当然そことのやり取りがあったりするんですね。あと法人という形をとっているから責任の重さも他サークルさんと比べるとあるのかなと思います。幹事長が理事長っていう扱いなんですよね。
あとコロナの影響で企業さんからの協賛を得られなくなってきたのに加えて、オンラインでの作業が普通にきついのはありますね。あと大規模なサークル故にサークル員の中でのやる気の差がすごいあるんですよね、だからそこらへんのモチベーションの保ち方をどうしたら良いのかなって。マイルのことは好きでいてほしいので。

―儲けとかはあるんですか?
深野 儲けはほぼないです。ほぼ全部印刷費として還元されてるみたいな感じで。
坂井 あの厚さで600円で出してるのが、だいぶきついです。
3年前か2年前かに一回値上げしたりとか、まあ何回か値上げしてて、結構実は経営苦しくて、一個上の代は黒字だったんですけど、その前は5年くらい連続で赤字だったりして、まあもうぎりっすね。
―安いですもんね。
深野 いやー600円はちょっと僕たちとしてもかなり安すぎると思ってます。
―値段あげられないんですか?
深野 あげられないというよりかは…てか僕は上げた方がいいんじゃないかなって話してたんですけど、それはもう制作代で決めることなんで。僕たちの代が挙げなかったのは、そんぐらい経営がやばいっていうのを知らない状態で価格決定したので、まあもう今更変えられないよねって。仮に利益を出したとしてもそれを僕たちの活動に使う、まあ他のフリーペーパーに使ったりはしますけど、例えば飲み会に使ったりは一切しないです。だから利益を出してもそんなに使い道がないから、収入がなくても、早稲田生にとっては安ければ安いほどありがたいだろうっていう、無理に上げる必要もないだろうと。サークルの運営さえできればオーケー。最悪収支±ゼロがキープされさえすれば。だから結構ギリギリのラインで600円ていう価格になっています。


永遠の敵=締切日

―他の、サークル員しか知らないエピソードはありますか?
深野 三役で幹事長と編集長と本会計とがあるって言ったんですけど、三役だけ、まあ3年の途中まで、納会が終わって、一応マイルって法人化してて、法人の登記みたいのをしなきゃいけないんです。それ終わるまで仕事があるって感じなんですけど、その仕事が長い分なのか、三役の留年率が高い、、直近だとあんまりいないすけど、歴代だと誰か一人は留年してますね…笑。
―3分の1の確率で、、結構高いですね。
深野 だいたい幹事長が留年するっていう笑
坂井 ああ(絶望)
―めちゃめちゃ忙しいんですね。
坂井 幹事長にたまたまそういう人が多いだけかもしれないですけどね。けどまあ、GPAが1くらい下がるのは正直覚悟した方がいいですね。
深野 GPAはまあおれは0.5下がったけど…
―何らかの影響はあるんですね。
―色々なサークル員がいると思うんですけど、何か事件とかってありましたか?
深野 例えば、部屋の中で皆が使っているパソコンがあるのにそれ片付けないでボール蹴って遊んで壊しかけたり笑。あとインスタが乗っ取られたことあります笑。感性が豊かな人が多いからか意見が対立することがあって、幹事長が板挟みになる事が多いです。でもお互い個性が強い事を分かってるから協調性はあるかもしれないです、サークル員の数に比べると事件は少ない方かもしれません。昔は飲みとかあったんですけど、最近はあんまりしてないですね。あれ作るのに120人くらい関わっているんですけど、会ったことない人とかいるんじゃないか、ってくらい今対面では活動出来ないですね。
―個人的に印象に残ってることは何ですか?
深野 部活さんとの渉外的な活動をしていた時に、そのやり取りを幹事長がやるんですけど、渉外部署が一年で経験してやる事を、僕は制作系出身なので、それを勉強してからするっていうのは大変でしたね。締切日は怖いです笑。毎年間に合ったり間に合わなかったり間に合わなかったり…笑
坂井 今年は何年かぶりに間に合ったんですよ。タイミング的に印刷会社が休みに入る前に絶対間に合わせなきゃいけない、っていうのがあって。2月とか春休みはないですね。
―終わった後の達成感はすごそうですね。
深野 そうですね、疲労感もすごいです。校了して、バイク便で出して、皆で「やったー」とか歓声を上げるんですけど、僕その瞬間寝てて、その歓声で起きた時はショックでしたね。前日に最終校正とか見てて二時間ぐらいしか寝てなかったんですよ。
―わ~大変…!!
―実際のサークルの雰囲気はどんな感じなんですか。
深野 ウェイサーではなくて、割とすごい内輪な感じっていうか、割と陰キャサークルなんです笑。でも色んな人がいて、マイルじゃないと会えないような人がいるのが特徴かなって思ってて。簡単にいうと、何らかのオタクが絶対いるんですよ。なにか一つをすごい極めてる人が多くて、何かについてめっちゃ詳しいっていう。その、話が合わない人が、全部自分の趣味が合わないよって人がいない感じ、何かしら趣味は絶対受け入れられるっていうか。

―親交を深めるイベントは?
深野 例年は結構いろいろ、そのディズニ―行くとか普通のイベントもあれば、マイルでよくあるのはウォークイベントみたいのが多いです。昔からやってたっていうのは、夜中に早稲田から出発して築地まで歩いて、築地市場が開いたら、そこで海鮮丼とかを食べてとかをやってたっていうのは聞きました。
坂井 今年の新歓も新歓ウォークっていうのをやって、ルート決めて途中でいろいろミッションみたいのやってもらったりとかして楽しむっていうのやったりとか。
―企画がしっかりしてますね。
深野 そうですね一か月くらい準備したりとか。
―すごい!
坂井 運営側を僕もやってたんですけど、結構締切きつくて、フリーペーパーの制作の時期と丸被りしてるんですよ、それがきつくて。だいぶ僕は締め切りに追われて、催促されてたんで、例えばマップとかも自分たちで作ったりするんですけど、その締切遅れて怒られました笑。だいたい締め切りの前日と当日にみんな急いでやる感じかもしれない。
深野 そこは結局あんま変わらないところっていうか…僕たちの代がウォークイベント企画した時も、実は景品をその当日に、あれにしよう、それにしようみたいな。当日なんかみんなその、歩いてもらってる間に、その場で買いに行って、ギリギリゴールに間に合わせるみたいな感じでしたね。
―忙しそうですが、やっぱり兼サ―してる人は少ないのでしょうか?
深野 兼サ―してる人は比率としては少ないと思いますけど、例えば編集長はテニスサークルの方で会計も一緒にやってるので、いないわけじゃないです。
坂井 半分くらい兼サ―してるんじゃないかな、僕も兼サ―してますし。
坂井 45期はむしろ兼サ―してる人のが多いかもしれない。なんでだろう、わかんないんすけど、マイルの活動不定期っていうのが大きいかもしれない。
―不定期なんですね。
深野 そうっすね。フリーペーパーの制作が入ったら企画いつやるかとかも不定期ですし、締め日の期間は週の土日とかがだいたい締め日で、それでそこの期間活動があるんですけど、その日がいつなのかって言うのも、制作やるよってなってから決まることなので、そうですね、結構不定期の活動ってことになりますね。
オンラインでも活動していて、制作活動とかは基本的にオンラインでやっていて、PDFのコメント機能とかを使って、チェックして回してって感じですね。だからコロナの間でも本を出せたって言うのは、今思えばすごいことかなって思います。

(状況はよく分からないが仲の良さがとても伝わってくる)


早大生の総合情報誌であり続けるために

―理想のサークル像について聞いても良いですか?
深野 ああ、これメモしてきたんですよ笑。そうっすね。部署それぞれ、各自良くしたいっていう所はたくさんあるんですけど、そういうのをまとめて、それぞれのリーダーの業務がきつくなったりしないとか、結構部署間の連携とかが必要なので、横のつながりっていう風通しの良いサークルにするっていうのが目標です。部署に所属していなくても、構成員としてたくさんの人を巻き込んでいるので、そこが上手くなって1つのものを作っていけたら良いのかなと思います。
坂井 新しい幹事長として考えていることは、僕が基幹理工っていう事もあるんですけど、マイルって文キャンの人が大体半分を占めているんですよ。でもマイルは全部の学部を扱っているので、もっと色んな学部の人に入ってほしいなって思っています。マイルの中の人間を増やすもそうですし、マイルに載せてる情報って他のサークルさんの情報を載せる代わりにその方々から科目情報をもらうっていう形を取っているので、関われるサークルさんの数を増やしていきたいですね。まあそうすることでマイルの情報が増えるだけじゃなくて、より正確な意見まで網羅できるのでお互いにとってありがたいのかなと。そこにも力を入れていきたいです。

―求める新入生像は何ですか?
深野 そうですね、極端な話出版に興味が無い人でも入ってくる可能性ってあるんですよ。例えば渉外部とか広報部だったりすると、出版っていうよりもむしろ対人っていう営業の方になるので、まあ法人っていうのもあるんですけど、やりたい事をやれるサークルにしていきたいので、やる気がある人に入ってきてほしいな。

―座右の銘を教えてください。
深野 君子不器っていう言葉があるんですけど、一能一芸にのみ優れるんじゃなくて広く何事にも通用する才能を持つっていう意味で、まあそれを何となく思わなくはないというか笑。そんな甘くないんですけど笑。幹事長としては大切ですよね。
坂井 マイルを一言で表すと「十人十色」。毎年マイルが完成しているのも、それぞれの能力に特化している所をがんばってそれを引き継いでいるので、それは本当に感謝しています。
―サークル愛を感じますね。
深野 確かにそれぞれの部署が自分達のことは自分でやってくれている。本当に尊敬する部分が多いですね。例えば今年売り上げはほぼ全てのとこで去年より上がったんですよ。で編集長がそういうの詳しくて色々な部署にアドバイスとかしてくれたので。制作的なところは編集長がみて、対外のところは幹事長が、っていう形をとってるんですけど、そりゃ制作の方がやる事多い、感謝してます。
坂井 幹事長は一年間ずっとサークル全体の事を見てくれるんです、困ったことがあったらすぐ相談のってくださるので、深野さんが良い人だったから僕も幹事長になろうと思ったとこはあります
深野 後輩の事はかわいがりたいですよね笑。みんないい子達ばっかりなので。

最後に一言お願いします!
深野 マイルの特徴の1つでもあるんですけど、マイルの制作って秋学期からなんですよ。なので9月入学の方でも全然大丈夫です!

左=坂井さん、右=深野さん

ーありがとうございました!
取材:2022年5月20日
対面取材



人研編集後記

マイルに所属している、高校からの友人と2月に旅行をしましたが、少しでも時間があるとパソコンやスマホでちょこちょこ指を動かしていました。当時は「もう就活をしているのか!?」と思っていましたが今回の話を聞いてエクスプレスの編集だったのか…と納得。一番忙しい時期に大阪まで引っ張り出して申し訳ない、両立してくれてありがとうと伝えようと思いました。(小泉)


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「会いたい人に会いに行こう」をモットーとする1965年創立のインタビューサークル。早稲田祭などでは講演会の企画運営も行う。田中角栄公認現場叩き上げ。新会員募集中。
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