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【FX:ドル円2022.9.5~9.9】トレードシナリオ

ドル円の来週のシナリオです。上位足の環境を把握した上で、4時間足でトレードシナリオを検討していきます。

(1)日足・週足環境認識
日足は上昇トレンド中。徐々に安値を切り上げて、直近高値を上抜けて上昇継続、心理的な節である140円を超えている状況です。
週足も上昇トレンドであり、上昇継続の局面で上に抵抗ラインはなく、良い押し目を作れば、ロングを積極的に狙っていきたい所です。
一方で日足、週足共に移動平均線から乖離しており、手仕舞いなどが入ってくる可能性は考えられそうな状況かと思います。

ドル円日足チャート
ドル円週足チャート

(2)4時間足環境認識
4時間足は徐々に安値を切り上げて上昇トレンド中、日足直近高値を抜けて継続となってきている状況です。
押しを待って買いが基本戦略になりそうですが、移動平均線が伸びており、日足の移動平均線は乖離している点は少し注意が必要かと思います。

ドル円4時間足チャート

(3)4時間足買いシナリオ
上昇継続となっており、移動平均線やサポートラインへの押しを待って買っていきたい状況です。

ドル円4時間足 ロングシナリオ

買いシナリオ①
4HMAやサポートラインへの押しを作り、移動平均線にワンクッションしながら安値切上げポイントを形成した所、下位足のWボトムなどを確認できれば買っていきたいです。

買いシナリオ②
押しを作らずに直近高値を上抜けてくれば、逆に支えられる形で移動平均線にワンクッションしながら安値切上げポイントを形成した所、下位足のWボトムなどを確認し買っていきたいです。

買いシナリオ③
週明け下落し移動平均線を下抜けてきた場合は、下に控える抵抗帯や日足移動平均線などで支えられ、再度4HMA上抜けて安値切上げポイントを形成した所、下位足のWボトムなどを確認し買っていきたいです。
この場合、日足前回高値など抵抗要素が上に控えるので、RRが合わなければ見送り検討です。

(4)4時間足売りシナリオ
4時間足は移動平均線が下から支えてくる状況であり、すぐに売っていくことはできません。売りの場合は移動平均線を下抜け、ワンクッションする形で高値切り下げポイントを形成してくるのを待ちたいです。

ドル円4時間足 ショートシナリオ

売りシナリオ①
上値抵抗帯を上抜けしきれない状況から移動平均線を下抜け、ワンクッションする形で高値切り下げポイントを形成してくれば、下位足のWトップなどを確認し売っていきたいです。
ただし、足前回高値や直近の抵抗帯、日足移動平均線が下に控えるので、RRが合わなければ見送り検討です。

売りシナリオ②
週明け下降した場合は、直近の抵抗帯や日足移動平均線を下抜けて逆に上値を抑えられ、 4HMAにもワンクッションして高値切り下げた所、下位足のWトップなどを確認し売っていきたいです。

※売りシナリオの注意点
長期足は強い上昇トレンドであり、心理的な節目である140円を上抜けている状況、下にはサポートラインがいくつも控える形になるので、ショートの場合は長期足からの押し目買いが入る可能性は常に意識しておきたい所です。

(5)まとめ
先週は上昇し、ついに日足高値と140円を超えてきました。かなり強い上昇トレンドですが、この流れが継続していくのか、高値掴みには注意しつつ見て行きたいと思います。

今回は以上です。

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