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バイトに思うこと

私はバイトをしている時、常に薄らと
「私を首にしてください」と思っています。
しかし本当に首にされたら生活ができないので、それを言葉にしないようにしてきました。仕事でミスをする度に落ちこむのではなく、さすがに今回こそ首にしてくれるんじゃないかと思ってしまうほどには首にされたい欲が強いです。とにかく働きたくないのです。

なぜこんなにも働きたくないかというと、どんなに楽しい一日だったとしてもバイトがあると頭に過ぎる度に憂鬱になってしまうからです。
こんな私ですので、もちろんバイトを始めても続かないし、仕事の覚えも悪いのでちゃんと首になってきました。それでは、私が首になったアルバイトを紹介していこうと思います!

ドミノピザ🍕
キッチンでひたすらピザをつくる仕事

【首になった理由】
1.メニューが多くて覚えられず、アメリカンというペパロニしか乗ってないピザしか作れなかったため。アメリカン専門ピザ職人でした。

2.チャリで出勤中転倒し、頬から血を流しながら入店したため。

店長に、「今日は帰っていいし、もう来なくて大丈夫です。」と言われました。

ラーメン屋🍜
食券を捌き、ホールでラーメンを運ぶ仕事

【首になった理由】
1.伝票ミスで厨房をパニックに陥れたため。

私は一日に1回厨房をパニックにするのがデフォルトだったのですが、この日はお客さんが多く、3回ほどミスをしてしまいました。店長に「もうバックに入ってて」と言われ、余分に作られたラーメンを食べました。塩気が強いと思いました。

2.検便未提出

3.中国人観光客激怒!!!

正直、今でもなぜ怒られたのか分かりません。
恐らくですが、ラーメンをお席に運んだら突然キレられたのでそれに私は困惑してしまい、とにかくなにか中国語を話さなきゃと思って「謝謝」と言いました。そうしたら、煽っていると思われたのか二口だけ食べて帰られました。
その後店長に、「別の仕事をした方があなたのためだと思う」と言われ、解雇。

以上が首になったバイトです。これはあくまで1部なので、またいつか詳しくお話しようと思います。

今のバイトについて

あらゆるバイトを首になってきましたが、現在わたしはスナックでバイトをしています。しかも半年も続いています。未だに薄らと私を首にして欲しいと言う気持ちはありますが、なんとか続けられています。スナックはやはりお酒を飲む仕事なので、始めたばかりの頃は加減が分かりませんし、気づいたら家にいて記憶が一切ないことが多々ありました。

過去に一度、お酒を飲みすぎてトイレでダウンしたことがありました。その日は団体さんで、あと少しで無くなるボトルを消費しようと奮闘していました。最後の記憶は、おじいの歌に合わせてツイストを踊ったことです。気づいたら朝で、家にいました。なにか粗相をしたのではないかと不安になり携帯を見ると、

ママからのLINE


ええぇぇぇぇーーーーー


言ってしまいました。

ずっと心の中に留めていた
私を首にしてください」を言ってしまっていました。謝罪長文LINEを送り、なんとか首は間逃れましたが。

しかし不思議なのが、どうしてあんなにも首にして欲しかったのに、首チャンスが訪れたのに、謝罪長文LINEを送ったのでしょうか。私は常に首にして欲しいと思っていたはずなのに。

後日ママに直接謝罪をしたら、

「なんのこと?先週のことなんかいちいち覚えてられへんわ!!」

と一喝され、この仕事でよかったと初めて思いました。ママは偉大です。ママに首にされたくないという気持ちが芽生えました。

この人をガッカリさせたくないという気持ちが仕事を続けるモチベーションなのだと学びましたね。



でも、できるのなら、働きたくはないです。

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