「あんた強いの?」教育する側に求められる絶対条件とは?

こんにちわ。

今回は「ひとを育成する上で大事だなと思ったこと」についてのお話です。

結論からいうと、「育てる側」が「育てられる側」よりも高いスキルを持っていること。これが教育者に求められる絶対条件です。(教育者っていう言葉よりはMentor(導く者)の方がしっくりきますが、わかりにくいと思うので、便宜上、教育者と表現します)

たとえば、ボクが一流の営業マンを育てたいとします。一流の営業マンを育てるためには、ボク自身が一流の営業マンである必要があります。

自分が育てられる側だった場合、自分より営業成績が悪いひとに教えてもらったことを納得して実行できるかというと、まぁまず実行できないですよね。

「いやあんたそもそもボクより営業成績悪いじゃん?」と、本音ではだれでもこう思うでしょう。

じつはこの「教育者に求められる絶対条件」は、みんな大好き「ドラゴンボール」の魔人ブウ編からも学ぶことができます。

魔人ブウという強敵が現れたとき、孫悟空は悟天とトランクスに「フュージョン」という技を教えようと試みますが、悟天とトランクスはまったくいうことを聞きません。ベジータが決死の覚悟で魔人ブゥに挑み、結果として死んでしまったその戦いの間、悟空はベジータに気絶させられ、気を失っていました。

魔人ブウにかなわなかったベジータ。
そのベジータに気絶させられていた悟空。

悟天とトランクスの頭のなかには、「いやあんたベジータより弱いでしょ。教える資格なくね?」という本音があったわけですね。

しかしその少しあと、悟空は「スーパーサイヤ人3」というとんでもないパワーを持つ戦士に変身し、魔人ブウとほぼ互角の実力があることを悟天とトランクスに知らしめます。

悟空がものすごいパワーを持っていると知った悟天とトランクスは、人が変わったように素直に悟空のいうことを聞くようになります。

このドラゴンボールの例からいっても、すべての教育者は、教育を受ける側に「あなたに教えるだけの実力はあるよ!」ってことを示してあげる必要がありますし、なんなら責務といってもいいぐらいです。

そのため、育てる側には常にその実力を向上させ続けるたゆまぬ努力が求められます。

「マネジメント能力」×「(教えるスキルの) 実力」

教育者には少なくともこの2つの能力が必要でしょうね。ドラゴンボールでいえば、「ピッコロさん」のイメージ。

ボク自身、「マネジメント能力」も「実力」もまだまだなので、常に成長する努力を惜しまないよう気をつけます。

それでは今回はこの辺で。
またね(^^)

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