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もってるものは同じでも、「自信」を持つだけで、人生は激変するねってお話。

「アイ・フィール・プリティ!」という映画を見た。

ざっくりあらすじをお伝えすると、主人公の女性はお世辞にも「きれい」とはいえない容姿で、その容姿にずっとコンプレックスを抱いて生きてきた。

そんな自分を変えようと努力をしてはいるんだけど、きれいな女性と自分を比べては「私なんて…」とやっぱり落ち込んじゃう。

おしゃれなオフィスで働くことを夢見るけど、「じぶんの容姿じゃ...」という理由で諦めて、現実はパンツいっちょ姿のおじさんと一緒に雑居ビルで働く。

そんなある日、ひょんな事故で頭を強くぶつけてしまうんだけど。。

なんと。

目を覚まして鏡をみると、コンプレックスだらけだった自分の容姿が、どこからどう見ても「美人」になっているのだ。

ただしこれは、「彼女にとって」というだけ。

はためからみると、容姿はまったく変わっていなくって、もう純然たるこれまでの「彼女」。等式で表すと、完全なイコール。

「頭をぶつける前 = 頭をぶつけた後」

もうこれ以外のなにものでもない。

そうとは知らず、自分は「美人」にうまれかわったと思ってるもんだから、友達に会うと、

「信じられないかもしれないけど…私よ!! ミレーよ!」

なんてことをいうわけ。当然、友達の反応は

「は、はぁ…(いや見ればわかるけど…)」

のようになるわけだ。

つまるところ、「容姿」はまったく一緒で、彼女の彼女自身にたいする「捉え方」が変わっただけなんだけど、とはいえその影響は絶大で、「捉え方」がかわったことで、彼女はじぶんに対する「強い自信」を手に入れる。

んで、人生が激変。

彼氏ができるわ、仕事は昇進するわ、もう完全な「無双状態」になるのだ。

...「容姿」はまったく変わってないのに。


「自信」が「魅力」や「能力」を最大限にひきだしてくれる。

さらなる詳細が気になる方は、ぜひぜひ映画をみてみて欲しいんだけど (本当におもしろい) 、なぜ「容姿」がおなじなのに人生が激変したのかというと、原因はまちがいなく「自信」にある。

「自信」をもてれば、そのひとの「魅力」や「能力」の引き出され方が大きく変わる。

たとえば、ボクの場合、「自信家」といえば「スラムダンク」というバスケット漫画の主人公「桜木花道」がぱっと思い浮かぶんだけど、彼はことあるごとに自分のことを「天才」という。

根拠はないけど、じぶんが「天才」と信じて疑わない。

事実、とんでもない身体能力をもってはいるんだけど、その身体能力を最大限ひきだすことができたのは、自称天才という「自信」があったからだと思う。

彼が「いやじぶんなんて大したことないです…」なんてキャラだったら、その身体能力を限界まで引き出せていただろうか。

たぶんだけど、「ある程度バスケットできる人」で終わっていたんじゃないかなぁ。。

ここからかんがえると、「自信」っていうのは、自分の「能力」を引き出す上で、欠かせない要素なわけだ。

とはいえ「そんなこといわれてもいきなり自信持つなんて無理でしょ…」というひとも多いと思うし、ボクもそう思う。

具体的なことをいうと、これまで自信をもつには、「小さな成功体験」や「自信を持てるだけの努力量」が必要だと思っていたんだけど、映画をみて「本当にそうなのかな?」と疑問を感じた。

本当は自信をもつなんて、そんなに難しくないかもしれないのだ。


自信に「根拠」はいらない。

結論からいうと、自信に根拠は不要だ。

小さいころを思い出してみて欲しい。

自我が芽生えたころなんて、みんな「自分がヒーロー(ヒロイン)」だったんじゃないかな?

ボクなんて、毎日のように「○○レンジャー」の「赤(リーダーはだいたい赤色)」として、地球の平和を守っている夢を見ていたし、森の中を探検しては、この世のなかをじぶんが切り開いている気がしてた。

完全にじぶんが「主人公」だった。

「自信」なんて本来みんなもってたハズなんだけど、それがなくなっちゃうのは、おおきくなって「ほかの人」が意識に入ってくるのがおおきな要因だと思う。

「あのひとは頭がいいのに、自分は…」
「あのひとはイケメンなのに、自分は…」
「あのひとは仕事ができるのに、自分は…」

なんて「比較」をしちゃったりとか、

「おまえバカだな」
「おまえブサイクだな」
「ぜんぜん仕事できねぇな」

っていう、心ないことばによって「あ、そうなのかな…」という認識が刷り込まれてしまい、そこから「自信」をなくしてしまうのだと思う。

でもそれで自信をなくすってのはすごくもったいなくて、「比較」なんてしてたら「ある点」でじぶんをうわまわってるやつなんか世の中ゴマンといるから、すべての他人を上回らないと自信が持てないなら、人生なんかい繰り返さないといけないの?って話だし、

「心ないことば」を投げかけてくるやつなんてだいたいしょーもないやつなんだから、そんなやつのことばにあなたが傷ついてやる必要はまったくなくて、そんなやつには「だまれ小僧っ!!」でいい。

「自信」に「根拠」はいらない。

「いやじぶんなんて…」ってひとと、「ボクは最高すぎるよ」ってひとなら、後者の方がボクは魅力的だと思うので、自信を持って生きていこうと思った。


P.S.

「自信」と「過信」は違うので気をつけてね。
あと、「自信」は大事だけど、ほかのひとに対する「敬意」は忘れちゃだめなので、そこも気をつけてね。

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