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3年まえとくらべてあきらかに定額で買える食料のすくない状況をきりぬけるには


はじめに

 はいるものは変わらないのに出ていくものはふえていく。お気づきかと思うが、わたしの家計も例外ではない。

日々の買いものを家計簿に記すと、このところ急速に買えるものが減っていると感じる。そこでかわいたタオルをしぼりきるには。

きょうはそんな話。

定額でやるしか

 生命を保つのに欠かせないひとつがたべもの。街なかで住むため購入するしかない。たとえば乳製品などは値上がりしたままのねだんがつづく。もちろん経済をまわすにはそれもいたしかたないのはわかる。ところが自営業で個人事業のわたしはベースアップがあるわけではない。もちろん自己責任でもっとかせぐ努力をすべきなのは承知のうえでの話。

1週間や1か月でわくをきめ定額でやりくりするのはあたりまえだし、教えている中学生の家庭科の教科書にもそう書いてある。おクニのいうことにマチガイはございますまいからそのようにしているにすぎない。

するとどうするか

 定額で1週間をすごす。たいてい週のはじめに半分ちかくが一気になくなる。このところ思いきって生協の注文を3年まえとくらべて8割ほどけずった。つまり注文は以前の2割以下にすぎない。あまりは8割のはずなのになぜか6割しかのこらない。おなじだけものを買えない。

まあ、それはいたしかたないとしてせっかく街なかに住むのでスーパー(なんと徒歩圏に5つある!)や商店が多い。安いところをめぐればよいと気づいて実践。リュックを背負ってあるけば運動になる。

日常的に安いところをめざし、しかも処分品の状況ではじめて購入する奥の手をくりだしている。これはかんたん。割引シールのものだけが売りものと思えばよい。どうせすぐに食べきるもの。店ごとに仕入れの曜日はほぼきまっているようで、処分になりそうな曜日を中心にまわる。

飲料もそうらしい

 これはわりと合理的。飲料などの加工品もどうもそうらしく、先日ある店の野菜ジュースの仕入れの規則性を予測、第何週の何曜日に入荷し、その週はふだんより25%ほどやすい値段で店にでる。しかもその何日かあとにはまとめて処分品(つまり20もしくは50%割引シールが貼られる)になりやすいとわかった。

これには野菜づくりの経験が活かせそう。店のさまざまな産品の価格をモニターしていた経験も役に立つ。小学生の社会科で習うぐらいあたりまえのことだが産地の収穫のタイミングで生産、流通することと関連がありそう。大部分が還元濃縮でストックできるとは思うが、それらも在庫でかかえるよりさっさと製品にするほうがいいだろう。

主要な産品の収穫時期にあわせて混合し製品化するはず。今後は野菜の生産と店にならぶタイミングとの関係もさぐり、価格の季節変動もわかればなおいい。

いまだからあかせるが、大学のサークルなかまでキャンパスまわりの店の価格調査を分担して同時刻でしらべた経験がある。あきらかに傾向がわかる。これは世間には公開できない情報だろうが生活するうえでとても役立った。

これらの経験を活かしつつ上記の2割減の原資をどうにかカバーしている状況。

おわりに

 これでも週によっては1割ほど予算オーバー。食べたい素材をさがして購入して料理するのではなく、安い店のしかも処分品にあわせて料理をつくるとした。これでずいぶんちがう。むしろ旬のものに敏感になれる。

経済に逆行するようで多少うしろめたい気分もあるが、入ってくる収入がおぼつかない以上、生活防衛のために徹底するのもいたしかたない。


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