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わたしのすきな自然・いきもの・カメラ・絵

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むかしからひまがあると宇宙を空想して時間をすごす少年でした。ヒューとこがらしの冬にこたつでまどろみながらすごすのが無性にすきでした。その想いは年月を経たいまでも変わらない。その日…
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2022年8月の記事一覧

向きによって濃淡の変わるアメジストの紫色の発色のしくみについて調べてみた

はじめに 地球上のさまざまな物質の多くには色がある。そのなかにはどうやって色がみえているかわかりにくいものがある。なかでも鉱物の色は千差万別。もともと有色のものが多いと感じているが、なかにはどうやってこの色にみえているのだろうという石すらある。 そんななかで、今回は、アメジストをとりあげてみた。たまたま開いていた無機化学のテキストに記載があった。 ひょんなことで入手した鉱物 昨年ふと手に入れた30数種の鉱物。それらを手にとるとじつに個性的。さまざまな色やかたちをしめす。な

夏の午後~夕がたにかけての「夕立ち」に涼んだ感触はもうあじわえないのか

はじめに さきほどからごろごろ聞こえてくる。何度かサアッ~と夕立ぎみ。すでに午後なのでそう呼んでいいかもしれない。こんな午後はこのところではまれな気がする。 こどものころは永遠になつやすみではないかというぐらい時間がゆったりすぎていた。午後はけだるく暑いものだったことにちがいはない。でも根本的にちがうよなあと感じる点について。 猛暑の昼さがり むかしも暑いことは暑かった。根本的にちがうのはクーラーなるものは近所にはなく、よそ行きの服を着てごくたまにでかける街なかのデパート