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スポーツ救護勉強会

スポーツナースとして活動している方から紹介をいただき、畿央大学で行われた奈良県アスレティックトレーナー連絡会(以下AT連絡会)主催の『スポーツ救護勉強会』に受講生として参加してきました。

※奈良県AT連絡会とは
2031年奈良県で開催予定の国民スポーツ大会(旧国体)に向け、奈良県におけるスポーツの発展に寄与するために、スポーツ医科学分野での充実した競技団体や選手のサポート、そのシステムの整備を行っていきたいと考えて活動している奈良県スポーツ協会の取り組み

この勉強会は、マラソンイベントで起こり得る様々な事例を想定したスポーツ救護スタッフ活動の実践型勉強会です。
※3月10日開催される『飛鳥ハーフマラソン』の救護スタッフ研修も兼ねている

参加者は約40名
・AT
・理学療法士
・柔道整復師
・鍼灸師(←私ココ)
・按摩マッサージ指圧師
・看護師
・教員
以上
多岐にわたる職種の方々が参加していました。

ここから多職種、男女比、経験値を考慮した1チーム4〜5名で編成されたメンバーで、想定された事例(症例)にチームで連携を取り合って協力し傷病者対応するという実技重視のミッション

大きな設定場面は【救護所】【コーストレーナー隊】の2つ
【救護所】コース又はゴール地点にある救護所設定
 ・医師(管理者)の問診、診断後の対応
【コーストレーナー隊】コース上を自転車で移動しているトレーナー隊(AED隊)設定
 ・コース上で発生した症例に、本部へ連絡後の対応
限られた設定時間の中で、各場面4事例8課題(10症例)を指示役(管理者)より症例を伝えられ、傷病者役に対して必要資機材で処置をして行くという中々ハードル高めな内容
【症例課題】
・脳振盪
・CPA
・頸椎損傷
・橈骨遠位端骨折
・下腿骨骨折
・靴擦れ、マメ
・足関節捻挫
・下腿部痙攣
・低体温症
・熱中症
以上
※細かい内容は割愛させて頂きます

日頃よりスポーツ現場にて活動している職種にとっては想定される内容ではあるが、病院や施設で働いている方々にとっては使った事ない資機材などもあり少々難しい対応ではあったように思います。
ただ難しいから、経験が浅いからやらないのではなく、チームで動く事により、自分の役目を明確にし、役割分担を決めスムーズにチームワークで課題解決に向けて動き、傷病者を安全にする保護し、医師に繋ぐという大切なミッションもあります。

机上のインプットだけでなく、想定された実践でアウトプットし、そこで出た課題をフィードバックさせて、実際の現場で生かす。
スポーツイベントやスポーツ現場の命や安全を守るには、この様な実践実技重視型の勉強会は非常に有効だと思います。

この経験をJALSAが開催する【(仮)第二回スポーツメディカルラリー(SMR)】にも行かせられたらと思います。
この様な勉強会に参加させていただけたことに感謝します。
奈良県AT連絡会のスタッフ、畿央大学の学生の皆さんありがとうございました。

全ては
【スポーツ現場の命を守る活動】
【スポーツ現場の安全を守る活動】
のために
今後も積極的にスポーツ救護の育成活動も行なっていきたいと思います。

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