ZTXによる10億ユーザーの導入戦略 ー スマートアカウントとは?
今回のブログではZTXベータ版のローンチが近づいている今、Web3市場に10億人のユーザーを引き込むためのZTXのビジョンと、それを実現するための計画について改めて説明したいと思います。
ZTXはアジア最大級のメタバース ZEPETOの先進技術と豊富なIPを活用したWeb3プロジェクトとして、何百万人ものユーザーにとってWeb3への入口となることを目標としています。
この目標を達成するために、ZTXは様々なバックグラウンドを持つユーザーが、誰でも・気軽に参加し・ゲーム体験を楽しめる、ということに注力してきました。
ゲームは楽しむものであり、自分の情熱を追求することは喜びであるべきです。恐れる必要はありません。
このブログでは、これらの目標をZTXがどのように達成しようとしているのかご紹介します。
🟦ZTXアカウントとは?
プレイヤーにとってWeb3ゲームへのアクセスにおける最大の問題の1つは、常に暗号資産ウォレットをセットアップし、新しく作成した暗号資産ウォレットのために様々なモバイルアプリやウェブ拡張機能を管理し、そのウォレットをゲームに接続する必要性でした。
また、プレイヤーが既存の暗号資産ウォレットでPCやMacのネイティブゲームにアクセスすることはほぼ不可能でした。
私たちはこの問題を解決するために、初期のZTXプレイヤー向けに新しいアプローチを試みています。
スマートアカウントはこれらの問題を解決し、ゲーム内のウォレット体験を向上させるだけでなく、ユーザーを取り込むための多くの機能を実現することが可能になる技術です。
ZTXアカウントはベータ版ローンチと同時にサポートされ、スマートアカウントに関わる新機能が順次導入される予定です。
👤ZTXアカウント=スマートアカウント
ZTXアカウントはスマートコントラクト(ERC-4337標準を採用)で管理されるウォレットです。これが「スマート」アカウントと呼ばれる理由です。
ZTXアカウントはWeb3に精通している人でもそうでない人でも、ストレスフリーにZTXの様々な機能にアクセス可能にし、ゲーム体験を向上させます。
スマートアカウントは、プロキシーウォレットのようなものと考えてください。新しいプライベートキーやシードフレーズを必要とせず、既存のウォレット(MetaMaskなど)を通じてアクセスし、コントロールされます。
スマートアカウントを管理するための追加の「キー」には、ソーシャルログイン、デバイスの指紋認証、認証アプリなどが含まれます。スマートコントラクトにより、これらのアカウント情報は通常のウォレットよりも多くの事前承認された機能を提供し、ユーザービリティを改善します。
ZTXアカウントは、ゲームプレイヤーに必要な情報を一つのアカウントに統合し、ゲームプレイに使用するウォレットへの接続を維持します。
次に、ZTXアカウントがもたらすメリットと機会をいくつかご紹介します。
⚒️ZTXアカウントの特徴
【サイン回数の削減 】
スマートアカウントではセッションキーが使用できるため、ユーザーはZTXセッションの開始時に1つのトランザクションにサインすることができ、度々サインし直す必要がなくなります。
最終的に、ゲームプレイの中断を削減し、快適なユーザー体験を提供します。
【ガスの最適化】
スマートアカウントは、ガスの支払いに関して2つのユニークな機能を可能にします。
1:ユーザーはネットワーク・トークンを使用する代わりに、ガスに使用するトークンを選択することができます。
2:ZTXは、このコンセプトに慣れていない人々を支援するために、トランザクションをスポンサーすることができます。
【別のシードフレーズは不要】
前述したように、スマートアカウントは既存のウォレットを使って作成、アクセス、管理されます。つまり、ユーザーはメタマスクや他のローカルウォレットを使ってZTXを始めることが可能ということです。
【ソーシャル・ログイン】
暗号資産ウォレットを使う代わりに、ソーシャル・ログインを使ってスマート・アカウントを作成・管理することも可能に。詳細はこの後解説します。
【追加のセキュリティ 】
スマートアカウントのもう一つの側面は、ユーザーが複数の鍵、つまり2FA(2段階認証)を作成し、要求できることです。
スマートアカウント技術が進化し続けるにつれて、ZTXアカウントも進化していきます。私たちは、Web3テクノロジーの限界を押し広げ続けるthirdwebのチームと一緒に仕事ができることに興奮しています。
ZTXがスマートアカウントをユーザー体験に実装することを選択した理由と、将来への期待を示すものです。
📲ソーシャルログイン、ブリッジング&オンランプ
次の10億人をweb3に導くためには、快適なアクセシビリティが鍵となります。
そこで、ZTXはベータ版ローンチ後まもなく、ソーシャルログインと2要素認証(2FA)機能を導入する計画です。
これにより、新規ユーザーも既存ユーザーも、メール、Twitter、Discordなど自身が利用するアプリケーションを通じて、ZTXアカウントの作成や管理が可能になります。
よりスムーズなログインに加え、ZTXはthirdwebと協力し、主要なブリッジングプロバイダーとフィアットオンランピングプロバイダーを包括的なZTXアカウントに統合する予定です。
これらのアクションは、Web3とDeFiを使用するための要件です。しかし、これらは複雑であり、Web3を始めたばかりの人々にとっては難解なものです。
ブリッジングとオンランピングをZTXアカウントに統合する目的は2つです。
1:新規ユーザーがWeb3とZTXにオンボーディングする際のストレスを減らすこと。
2:Web3ネイティブと既存ユーザーに、ZTXアプリを離れることなく、シームレスなアカウント管理を提供すること。
📊ZTXにZEPETOのエコシステムを合流させるために
ZEPETOの膨大なユーザーベースのオンボーディングは、ZTXのロードマップの重要なマイルストーンです。
最近ZEPETOで実施したZTXパーカーキャンペーンは、1日で20万人以上のZEPETOユーザーをZTXへと導きました。ZTXは、ベータ版ローンチ後も、ZEPETOユーザーを取り込むための革新的でエキサイティングな手段を探求し続けます。
ベータ版終了後、ZTXはthirdwebと協力し、ZTXアカウントを作成・管理するためのオプションとして、ZEPETOアカウントのサポートを追加する予定です。
これは、既存のZEPETOユーザーであれば誰でも、事実上追加設定なしでZTXを始められることを意味します。オンランプとの統合により、ZTXは5億人近いZEPETOユーザーにとって、ストレスフリーにWeb3への入り口となります。
What’s Next: ZTX Beta Launch
ZTXベータ版のローンチはもう間も無くです。
ZTXはローンチ時にスマートアカウントをサポートしますが、ソーシャルログインやブリッジ、ランプ、ZEPETOアカウントとの統合はまだ実装されません。ZTXベータ版をプレイするには、MetaMaskなどのArbitrumネットワークで動作するローカルウォレットが必要なことにご注意ください。
このブログの目的は、今後の展開を共有することです。
オンボーディング、アカウント管理、そしてゲーム体験を、Web3詳しい人も、そうでない人も、可能な限りストレスフリーにアクセスできるようにすることはZTXチームにとって最重要事項と言えます。
ベータ版ローンチ後、本日のブログで紹介した機能や、今後のロードマップにある多くの機能の統合を開始することに興奮しています。
本日のブログは以上です。今後のベータ版リリースの日程や詳細については、続報をお待ちください。
この記事はZTX公式ブログの内容を翻訳し引用しております。
より詳細な内容を知りたい方はZTX公式ブログをご覧ください。
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