朝鮮式お辞儀「コンス」はデマ
両手を重ねた立ち姿や、この立ち姿からのお辞儀が朝鮮式お辞儀「コンス」と呼ばれ、コンスを広めることは、文化侵略らしく、ネットなどで「コンス狩り」をしている。しかし、コンスの定義が曖昧なため、見分け方が難しい。
他の国にも同じような立ち姿があるか調べたら、普通にあった。
1.エバー航空(台湾)
とてもよく「コンス」に似ている。
2.ベトナム航空(ベトナム)
こちらも「コンス」に似ており、お辞儀までしている。
3.タイ国際航空(タイ)
4.エジプト航空(エジプト)
5.ガルーダ・インドネシア航空(インドネシア)
どれもこれもコンスにみえる。
右下の手話の人も、おもいっきりコンスに似ている。
6.シンガポール航空(シンガポール)
7.中国南方航空/中国国際航空(中国)
そもそも漢字で「拱手」と書いて朝鮮語で「コンス」と呼ぶんでいるので
起源を主張したいのなら、中国では? なぜ朝鮮に拘っているのか意味不明。
8.アエロフロート・ロシア航空(ロシア)
9.松屋のエレベーターガール
こちらは1979年(昭和54年)の松屋のエレベーターガール。
これも「コンス」に似ている。
このように、世界中に似た立ち姿があり、それらが朝鮮・韓国の影響を
受けたとでもいうのだろうか。
10.皇室やその他
こちらは、2013年 天皇皇后両陛下が53年ぶりにインドをご訪問されたときのもの。非常に「コンス」に似ている。
天皇皇后両陛下インドネシアご訪問(令和5年6月19日 ご訪問3日目)
インドネシア大統領ご夫妻もコンスらしき立ち姿。
こちらは「ミス インドネシア2009年」のもの。これもコンスに似ている。
こちらはベトナムの動画。
ベトナムの民族衣装「アオザイ」の場合、コンスに似た形がある。
いままで見たように、すべてコンスに酷似している。
また「コンスは奴隷のお辞儀、妓生(キーセン)のお辞儀」といった何も
根拠がない言説もあるが、当然デマ。