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熟練FXトレーダーのドル円相場予想&戦略構築(2021年5月第3週)

こんばんは、成長おじさんです。

明日からまた相場が動き始めますので、相場認識をアップデートしていきましょう。

先週の振り返り

それでは、先週の状況を振り返りましょう。

<ファンダメンタル観点>
まずは、ファンダメンタル面からです。

主なトピック整理
・テーパリング開始時期を巡る要人発言
・市場予想を大幅に上回った米消費者物価指数
・株式相場の大幅下落

先週水曜日に発表された米消費者物価指数(CPI)は、市場予想を上回る結果となり、市場は円売りで反応し109.7円台まで円安が進みました。
その後は株式相場の大幅下落を受けて、円買いがやや進行。NY終値では109.4円付近となっています。

物価指数に関しては4月の内容だけで判断するのは時期尚早かと思います。今後数カ月に渡って継続的に監視していくことが必要でしょう。

<テクニカル観点>
まずはここまでの流れをおさらいましょう。
4月初頭から約3週間で110円台から107円台まで3円強の円高。
4月最終週には、ようやく反発に転じ109.7円付近まで円安。
5月に入ってからは、反落して108.4円付近まで円高となっていました。

それでは、現在の日足チャートの状況をみていきましょう。

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先週の戦略構築では108円半ばから108円付近に注目していました。当時、この水準に抵抗線が集中していたため、もう一段円高が進むか否かの重要なポイントと考えていたからです。
結果的には108.4円付近で強力にサポートされた状況で、5/12の米消費者物価指数の結果を受けて、109.7円まで円安になる展開となりました。

スイングトレードの売りポジションは、難しい判断でしたが損切りして、現在は買いポジションを保持している状況です。

今週の相場予測・戦略構築

それでは今週の相場予測・戦略を考えていきましょう。

今週は、上方向は直近では109.6円台に注目したいです。
前述の通り、スイングポジションは損切りしましたが、この判断が正しかったか否かは109.6円台を完全に上抜けできるかに懸かっています。

反対に下方向は、直近では109円付近、その先は108.6円付近に注目です。この辺りを割り込むまでは円安トレンドが発生しやすい状況であると個人的には予想しています。

戦略構築としては、超短期であれば上記レンジ内推移を狙った逆張りトレード、デイトレであれば下押し場面での買い作戦が考えられます。ご自分のトレードスタイルや性格に合った戦略を選ばれると良いかと思います。

まとめると、以下の通りです。

【相場予測】
・円安方向:109.6円超えられるか?
・円高方向:109円、108.6円付近を下抜けまでは買い維持
【戦略構築】
超短期⇒上記レンジ内推移を狙った逆張りトレード
デイトレ⇒下押し場面での買い下がり作戦

というわけで、今週の相場予測・戦略構築分析でした。

日々の細かい戦略構築に関しては、平日に毎朝記事を更新していますので、もしよろしければ読んでいただけると嬉しいです。

さて、FXトレードを始めたばかりの方は、ぜひ来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。トレードは成功もあれば失敗もあります。そして、成功を収めたときには自制が、失敗したときには改善が必要です。そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかなどを、残しておく必要があります。
もし継続的に実践することができれば成績はついてきます。ノーリスクで始められますからやってみませんか?

「具体的なやり方がわからない」という方がいらっしゃったら質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、気軽に連絡いただければと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

また明日もお会いしましょう。さようなら。

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