【初心者向け】熟練FXトレーダーのドル円週間相場予想&戦略構築WEEK-10
こんばんは!
今が人生で一番の成長期!成長おじさんです。
みなさん、今週もお仕事・家事・育児、おつかれさまでした。
そして、FXトレード結果はいかがでしたか?
利益が出た方も損をしてしまった方も、週末にしっかりと振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。
それでは、ドル円を題材に「今週の振り返り」と「来週の戦略構築」を一緒にやっていきましょう。
今週の振り返り<ファンダメンタル観点>
まずは、ファンダメンタル面からおさらいしていきましょう。日本経済新聞の記事を引用させていただき、各日の主なトピックをまとめます。
2/27_米欧などロシアを国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除
金融・資本市場が混乱するとの警戒感から、主要通貨で最も流動性の高いドル資金の需要が高まるとの思惑が広がった。
2/28_ウクライナとロシアの停戦協議(1回目)
停戦協議1回目終了も進展はなし。課題を双方が持ち帰って検討することで協議を終えると不透明感を嫌気、ユーロ売り・ドル買いが優勢に。
3/2_原油先物相場が急伸
EUがロシア船の入港禁止措置を検討。ロシアによるエネルギー供給減で需給が逼迫するとの観測から米原油先物相場が急伸し、景気に悪影響を及ぼすとの懸念を誘った。
3/2_パウエルFRB議長発言
「次回FOMCで0.25%の利上げを支持」
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が2日、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを支持する提案をすると述べた。金融政策の不透明感が和らぎ米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りが優勢となった。
3/5_2月米雇用統計発表
「市場予想を上回る内容も反応薄」
非農業部門の雇用者数は前月比67万8000人増と市場予想(44万人程度の増加)を上回った。平均時給の伸び率は前月から鈍化し、市場予想を下回った。米金融政策の見通しを変えるほどの結果ではなかったとの見方から、株式相場への反応は限られた。
というわけで、先月まであれほど注目されていた米雇用統計もロシアによるウクライナ侵攻懸念情勢の前に沈黙。
世界の注目は完全にウクライナ情勢ですね。紛争状態が長期化するようですと経済の混乱も懸念されますので、ポートフォリオのに見直しを検討した方がいいかもしれませんね。
次章では、テクニカル観点で相場を捉えていきます。
今週の振り返り<テクニカル観点>
まずは、昨年秋から直近までの流れについておさらいです。大きな流れを捉えていきましょう。下の日足チャートをご覧ください。
①10/15「113円台半ば〜114円台前半のレンジ相場へ」
②11/16「114円台半ば超えで円安トレンド再開予想」
③12/1「オミクロン株への警戒で円安ムード一変」
④12/6「オミクロン株の警戒感が薄れ、113円台中心の値動き」
⑤12/23「114.2円台上抜けで115.4円を目指す展開を予想」
⑥1/4「115.4円台上抜けで117円乗せを予想」
⑦1/12「115円台下抜けで目線を中立に変更」
⑧1/21「NY終値で114円割れ、短期円高入りを予想」
⑨2/3「日足50MAでサポートされ反発」
⑩2/2「再び日足50MA(114円台後半)でサポート」
という推移でしたね。
さて、ここまでのドル円相場の推移をインプットできたら、直近の流れを見ていきましょう。
【今週の相場予想・戦略構築振り返り】
週初の相場予想・戦略構築は以下の通りでした。
【相場予想】
<中期目線>
・円安トレンド継続中
<短期目線>
・横ばい
【トレード戦略構築】
<メインシナリオ>
114.4円〜116.3円のレンジを想定だが
売りポジションは115.6円から116.3円にかけて段階的に損切り
<サブシナリオ①>
116.3円超えなら117.1円付近まで円安進展を想定
結果は、以下のチャートをご覧ください。
今週は、114.4円〜116.3円のレンジを想定しつつも、現在保持している売りポジションは長期金利高騰への警戒から115.6円から116.3円にかけて段階的に損切りする戦略としていましたね。
3日には4時間足の確定足で115.78円まで円安となったため、一部ポジションは損切りとしています。その後は、米長期金利低下に伴う円買いもあり、直近では114.6円台まで円高が進んでいる状況です。
来週のドル円相場予想&戦略構築
さて、来週の戦略構築を行っていきましょう。先ほどと同じですが、下のチャートをご覧ください。
114.4円〜116.3円の予想レンジ内での推移が続いていますが、私が注目したいのは"日足50MA"です。先日までサポートと機能していた50MAですが、先週は3日・5日と割り込む展開となっていることから、サポート力の低下しているように見えます。この点から、私は短期的な円高を警戒すべき状況と考えます。
もし114.4円台の100MAも割り込んだ場合は、113円台前半まで円高が進むことを警戒したいです。
来週もまだウクライナ情勢に左右される相場展開であることに変わりはありませんが、中期的には円安目線・短期的には円高警戒で臨みたいと思います。
トレード戦略
売りポジションは114.5円付近で一度利確
114.4円を割り込むようなら、戻り場面を再び売り
で臨みたいと思います。
ただし、現在は不安定相場ですのでポジション量は控えめです。
以上、上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に今週も戦いましょう!
まとめ
というわけで、来週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。
【相場予想】
<中期目線>
・円安トレンド継続中
<短期目線>
・横ばいも円高警戒
【トレード戦略構築】
<メインシナリオ>
114.4円〜116.3円のレンジを想定だが円高警戒
売りポジションは114.5円付近で利確
損切りは115.8円から116.3円にかけて
段階的に損切り
<サブシナリオ①>
114.4円下抜けなら、まずは113円台前半まで円高進展を想定
<サブシナリオ②>
116.3円超えなら117.1円付近まで円安進展を想定
というわけで、みなさんは来週はどのような戦略でトレードされますか?もしよろしければコメントお待ちしています。
それでは、来週も一緒にFXトレード頑張っていきましょう。
さいごに
さて私のnoteでは、FX戦略構築を平日の朝に無料で公開しています。
儲かる保証は到底できませんが、FX初心者の方が大損して即退場となるのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。
ですので、もしよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。
以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなので書き続けます。
私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。
そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。
最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。
記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。
あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?
「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。
というわけで今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また明日もお会いしましょう。さようなら。
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