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熟練トレーダーの「FX戦略構築&指値一本勝負!」(2021/5/13木)

おはようございます。成長おじさんです。

今日も各通貨ペアの相場認識をアップデートしていきましょう。

本日の相場分析(ファンダメンタル全般)

 まずは、日本経済新聞のニュースを引用させていただき、ファンダメンタル観点で相場全般の状況を理解しましょう。

〈ニューヨーク外国為替市場〉
12日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に反落し、前日比1円10銭円安・ドル高の1ドル=109円65~75銭で取引を終えた。朝方発表の4月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に上昇した。米長期金利の先高観が強まり、日米金利差の拡大を見越した円売り・ドル買いが勢い付いた。
4月のCPIは前年同月比の上昇率が4.2%と市場予想(3.6%)を上回り、12年7カ月ぶりの高い伸びだった。新型コロナウイルスの感染拡大が響いた前年の反動に加え、供給制約が物価を押し上げたと受け止められた。インフレ加速で米長期金利は一時前日比0.08%高い1.70%を付けた。日米金利差の拡大観測が広がり、円は一時、109円71銭と約1カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。
円は売り一巡後に底堅く推移する場面もあった。CPIの上振れを受け、米株式相場が大幅安となり、ダウ工業株30種平均の下げ幅は一時700ドルを超えた。投資家がリスク回避姿勢を強め、低リスク通貨とされる円を下支えした。
米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は12日の講演で物価上昇は一時的との見方を強調し「今後さらにやや上昇した後、年後半には落ち着いていく」との考えを示した。外国為替市場の関係者からは4月のCPIだけでは「FRBの政策方針は変わらない」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との声も聞かれた。

昨日は注目の4月の米消費者物価指数(CPI)が発表されました。市場予想を上回る結果を受けて、市場は円売りで反応。要人達は火消しに躍起の様子にも見えますが、はたして実際のところはどうなるか。現時点ではまだわかりませんね。継続してみていくしかないかなと思います。
今は、米長期金利の動向と量的緩和の縮小時期(テーパリング)に投資家の注目が集まっているので、必ず日々チェックしていきましょう。

では各通貨のテクニカル動向をみていきましょう。お手元のFXアプリ等で日足、4時間足、1時間足チャートなどを表示しながらご覧ください。

本日の相場分析(テクニカル全般)

「ドル円」

<NY終値>
109.6円付近
<今日の上値注目ポイント>
109.6円付近
<今日の下値注目ポイント>
109円台前半
<相場分析概況>

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ドル円は昨日の物価指数発表を受けて、上値注目ポイント109円付近も上抜けてしまいました。結局、終値は私が参考にしているレートでは109.68円台。109.6円を損切りラインと考えてましたので、抜けたか否かの判断はとても難しいです。
本記事では指値一本勝負としていますので、ここは損切りにしたいと思います。ただ、実戦では0か1かではなく、ポジション量のコントロールで許容リスクを調整することをおすすめします。

本日は、上は109.6円付近、下は109円台前半に注目したいです。
短期トレードは、昨日は見送りで正解でした。
本日は109.6円を明確に上抜けてくれば、流れに乗っかってもいいかもしれません。
スイングトレードは、売りポジションは損切りして買い指値を行います。
中長期的な予想では、最大で112.4円の円安ターゲットは変わりません。

なお、今週のドル円戦略構築については、先週末の記事をご覧ください。

<スイング指値一本勝負>
 売り
 新規:108.1円(約定)
 決済:指値106.1円 逆指値109.65円(成行)

 買い
 新規:109.3円
 決済:指値110.5円 逆指値108.1円

「ユーロドル」

<NY終値>
1.207ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.21ドル台前半
<今日の下値注目ポイント>
1.20ドル台半ば
<相場分析概況>

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ユーロドルは、昨日も1.21ドル台前半が下値抵抗になるかに注目していました。しかし、米物価指数を受けて下抜けてしまいました。
本日も下は1.20ドル台半ば、その先は1.20ドル付近が重要レートとみています。ここを割られてしまうと中期的な戦略も見直しが必要になってきそうです。下値抵抗として足場を固められるのかに注目したいと思います。
それまではスイングトレードでは、ドル安トレンド継続を期待してポジション保持したいと思います。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:1.202ドル(約定)
 決済:指値1.234ドル 逆指値1.172ドル

「ユーロ円」

<NY終値>
132.4円付近
<今日の上値注目ポイント>
132円台前半
<今日の下値注目ポイント>
131円台後半
<相場分析概況>

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ユーロ円は昨日、下値注目ポイントである131円台後半を死守した後に反発。上値注目ポイントの132円台前半を、ようやく超えてくるかもしれません。

本日は上値注目ポイントである132円台前半あたりの攻防に注目したいと思います。
短期的な取引戦略としては、132円前半を上抜けた後の流れに乗る戦略が良いのではないかと思います。
中長期的には最大で133.4円あたりまで到達する可能性と予想しています。前述の132円前半を上抜けた場合には到達の可能性が高まります。これまで押し目を拾っていく作戦を実践していた方は注目です。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンドドル」

<NY終値>
1.405ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
1.41ドル台半ば
<今日の下値注目ポイント>
1.40ドル台付近
<相場分析概況>

画像4

ポンドドルは昨日も上値の重い展開。やはり利確目標に到達したことでドル安の勢いが低下したものとみています。

本日は、昨日までの狭いレンジを下抜けてきてますので、どこで下げ止まるかにまずは注目かなと思っています。具体的には1.24ドル台付近が可能性ありかなとみています。
中長期的には、まだドル安トレンド発生中(最大で1.43ドル)と予想しておりますので、長いスパンで取引される場合には押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「ポンド円」

<NY終値>
154.2円付近
<上値の注目ポイント>
155円台
<下値の注目ポイント>
153円台後半
<相場分析概況>

画像5

ポンド円は短期的には上げ過ぎの水準と指摘しましたが、153円台後半を抜けてきてしまいました。まだ上抜けるには早いかなと思っています。
本日の注目ポイントですが、上方向は155円、下方向は153円台後半と考えています。特に下方向に注目と考えていて153円台後半で底固めができれば中期的な目標としていた155円に乗せてくる可能性もあるかなと個人的には思っています。
中長期的には、155円から156円まで円安になると予想しています。長いスパンで取引される場合には押し目を拾っていく作戦がよいと個人的には思います。
<スイング指値一本勝負>
見送り

「豪ドル円」

<NY終値>
84.7円付近
<今日の上値注目ポイント>
85円台前半
<今日の下値の注目ポイント>
84円台半ば
<相場分析概況>
昨日は下値抵抗として注目していた84円台後半を少し割れた水準での推移。少し基準がずれましたが概ね予想通りの展開です。
本日は下方向の動きに注目。84円台半ばと前半に下値抵抗線があるとみています。そこを割り込むまでは中期的な円安トレンドは継続とみています。
上は85円台前半に注目です。下値の底堅さが確認されれば、上値抵抗の攻防になる可能性も十分あると思います。
中期的には、前述の上値抵抗を抜けてくれば87円台の利確目標到達への期待度が高まるかと思います。
<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:84.3円(約定)
 決済:指値87.8円 逆指値82.5円

「豪ドルドル」

<NY終値>
0.773ドル付近
<今日の上値注目ポイント>
0.78ドル台前半
<今日の下値注目ポイント>
0.77ドル付近
<相場分析概況>
豪ドルドルは、昨日注目していた0.78ドル前半付近を東京時間に割り込むと、その後は上値抵抗として機能しました。さらに米物価指数の内容も受けて一段とドル高が進む展開となりました。
短期的には、上は0.78ドル台前半、下は0.77ドル付近に注目したいと思います。
0.77ドル前半を割り込むと中期的なトレンド転換の可能性があることからスイングトレードのポジションは損切りします。

<スイング指値一本勝負>
 買い
 新規:0.776ドル(約定)
 決済:指値0.79ドル 逆指値0.762ドル

「NZドル円」

<NY終値>
78.5円付近
<今日の上値注目ポイント>
79円台前半
<今日の下値注目ポイント>
78円台前半
<相場分析概況>
NZドル円は高値は株式相場の軟調推移に合わせて、東京時間に78円台後半を割り込む展開。その後、米物価指数の発表などにより上下動しましたが、78円台後半が反対に上値抵抗として機能すると、一段と円高が進みました。
短期的には、上は79円台前半、下は78円台前半に注目したいと思います。
スイングトレードは、大きなトレンドは発生していないとの認識から見送りたいと思います。
<スイング指値一本勝負>
見送り

今月の決済完了ポジションと成績

5/10 ポンドドル +240pips
5/10 ポンド円 +240pips
5/13 ドル円 -155pips

  4月計 +280pips
  5月計 +35pips
  6月計 +705pips
  7月計 +445pips
  8月計 -380pips
       9月計 -85pips
 10月計 -1505pips
 11月計 -550pips
 12月計 +360pips
21年1月計 -220pips
  2月計 +770pips
  3月計 -410pips
  4月計 -440pips
  5月計 +325pips


※決済日付は実日付ではなく、NY市場クローズを基準とします。

記事趣旨まとめ

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
 <本トレードの特長>
 ・明確な逆指値
  →「無計画な塩漬けポジションがゼロに」
 ・リスクリワードを考慮した注文
  →「”損小利大”を体得できます」
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 →「サラリーマンや主婦の方でも大丈夫」
 →「新規注文は朝1回のみとしています」
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
 →「焦りは禁物。資金を増やすことよりも
   大きく減らさないことが大事」
 →「トレードの繰返しで着実にスキルアップ」
【記事概要】
記載内容
FX歴15年、年間損益では11年間負けなし
兼業トレーダーによる「スイングトレード」と「日足を主軸とした相場分析」
更新日時
平日、朝9時から10時くらい
注文内容変更
指値や逆指値の変更は朝(相場急変時は除く)
損益計上
取引ロット数は考慮せずに一律で損益計上
(初心者の方向けに損益の計上はシンプルにしたいため)
記事の狙い
ご自分の性格や生活スタイル、投資目的に合った独自のトレードスタイル確立に向けて、参考にしていただきたい。
【お願い事項】
<その1>
note公開後の取引内容変更は、基本的に朝のみとします。
これは朝の時間帯に少しだけFXに時間を割いていただければ、続けられるようにするためです。
ただし、相場の急変などに対応するため、朝以外の時間帯に記事更新することもあります。その際は、Twitterでもお知らせしますので、本記事を気に入っていただけた方は、Twitterのフォローもお願いします。
<その2>
この記事は、私の実践しているトレードから”スイングトレード”のみを抜き出し、かつ、初心者の方でも体得できるよう再構成して掲載しています。
<その3>
この記事は「日本人の資産を守りたい」をモットーに、長期的に安定して利益を出せるように誠心誠意書いておりますが、利益を保証・確約するものではありません。
また、読者の方に積極的な取引を推奨するものでもありません。
最終的な投資判断は、あくまで自己責任でお願いします
<その4>
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<その5>
📬成長おじさんの質問箱を用意しました↓
https://peing.net/ja/jijifx2020
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私が答えられる内容であれば、優先的にnoteに取り上げさせていただきます。

それでは、また明日もお会いしましょう〜

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