(日記)最近、詩をやらなさすぎる

ことの問題は、思うことを書き出すというアウトプットの機会がないと、思うこと自体もなくなってしまう(感受性のアンテナが錆びる)ということで。

最近好きな音楽を貼っておく

藤も過ぎて紫陽花も過ぎて、どうせすぐに蝉が鳴きだす
嘘、ほんとは何時からか藤も紫陽花も蝉もデバイス越しの都市の夏
「夏」っていう、あのアイスが美味くて煙草が不味そうな季節
(炎天下の煙草って不味そうじゃない?知らないけど。)

アイス食べてると感じる「美味」という感覚、
単なる味(甘い)だけじゃなくて、温度感(冷たさ)や匂い(嗅覚)(バニラ)や舌触り・食感(触感)(なめらか、とける)とかが混じっていると思うんだけど、全部ひっくるめて「味覚」って言っちゃいがちだよね。
気を抜くと分析モードになってしまう。

バニラ味の煙草があるか知らないが、夏に食べると美味いんだろうか
「タバコ」の表記と同様に、煙草に対する動詞をいつも迷うんだが、「吸う」って動詞がしっくり来てない。
煙草、あれなんなの?
煙をどういうあれでどうしてんの?
煙を吸って味わって吐いてんの?
「味わう」であってんの?「味」?煙草の「味」って匂いじゃなく味なの?

ビールの喉越しみたく、煙にも喉越しとかあるの?
ビールを「味わう」ときの「味」もそうだけど、お酒を飲む時に何が美味しいのかって話があって、
煙草のニコチン成分みたく酒のアルコール成分が美味しいのか、

ファッションと同様に酒についても僕の感帯が開発されてなくて、良さがまだ”理解”されてない感じがある。

音楽が聴覚への媒体として「快」体験のためのコンテンツになっていて、「良さ」とか美的感覚を分析される対象(としての”芸術”)になっているのと同様に、
味覚への媒体としてそこらへん(酒とか煙草とかアイスとか)があって、まだまだ遊べるし、分析もできるよね。
激辛の食べ物とか、完全に味覚で遊んでるでしょ。あんなの前衛芸術(アバンギャルド)じゃん。とか思っちゃうよね。

椎名林檎もどこかの曲で五感(五官)を使えって言ってたと思うし、vividな感覚を感じることを最近全然やっていないな、と思うこの頃です。
朝さんが写真をやっているのを見て、おー...って思ったり。
まじで最近感覚が錆びてて良くないんだよなあ

煙草のつまみにバニラアイス、どうっすか。
美味しくなさそうですかね。煙と合う食べ物って何だろうか。


Grace VanderWaal、好きでたまに聞くが、どこかでこれが「スモーキーな声」って言われてて、初めて見た表現だったからそんな単語ありかよって思っちゃった。
まあ、煙草を吸う人の声がかすれてるっていう文脈があるのはわかるけど、聴覚媒体の形容詞に「Smoky」って、すげえな、って。
そういう、なんか、実際の感覚と言葉が完全に一致しないっていう「言葉」の良さ、というか、言葉の遊び方としてそれ一つあるよね、というか、
Meaning絡めつつ、感覚同士を響き合わせて遊ぶ言葉、みたいなのを僕が詩を作るならやるかな、と思った。

「詩性」???

やらなさすぎて今更それか、みたいになってんな

価値ある言葉、
詩的体験ができる言葉、


基本分析オタクなので文脈起こしとかの方にアンテナが立つ

卯月コウ、は文脈がありすぎるからいいや

知念大地氏のアメイジンググレイス、

たまのムーンリバー、
和訳ものも好き

でもシンプルに感覚勝負できるだけのものは欲しいというか、ポンと一作で勝負するやつというか

本質を純化させてガンと出すのの多作多捨をやってないから、本質を捉えたものが出てこないんだよな、

(〈私〉の)本質情報であるところの詩を書け、と

本質がわかんねえよ、わかんねえけど、私の五官は知っているはず

はい、アイス溶けたー

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