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経験と実力はイコールではない

社会人になって23年目。
たくさんの職業経験を積むことが出来ました。
履歴書に書けるキャリアだけは最強だと思っていますが(ありがたいことに誰もが知っている企業で働くご縁が多かったため)、難点としては転職回数が多いというところでしょうか。
転職回数だけで考えると、そろそろ転職も厳しいなと思うようになりました。

仕事をする上での基本スタンスは「やってみないとわからない」
経験がないことでも自分に合うか合わないかわからないですし、やりたいことが自分に合うかどうかもわかりません。

珈琲が好きすぎてカフェで働きたいと思い、1社目はうつになりかけて断念。2社目・3社目で楽しく働けて、4社目で「自分ってサービス業より黙々と何かに専念出来る業種の方が向いてるな」と気づきました。
今も、カフェで働きたいと思うことは多々ありますが「コーヒーを淹れることだけをしていてOKなら」という条件付きです。

コールセンターも、1社目で体調を崩しました。もうやらないと決めていたけど「ここで働き続けたい」と思った会社で”オペレーター業務必須”という条件がついたので、「やってみないとわからないし」精神でやってみました。これも、やっぱり自分には向いていないという結論になりました。

こうしてたくさんの職業経験を積み、得手不得手を理解した上で、この経験をどう活かしていくかは自分次第だし、経験と実力はイコールではないなと改めて思ったので簡単にまとめたいと思います。


経験は経験に過ぎない

私は肩書のある管理職経験というのがほぼ無いに等しい状況です。肩書のない統括業務の経験はありますが、例えば「店長」とか「SV」というような肩書のある管理職経験は過去に半年程度しかありません。

今後のビジョンを考えると役職のある管理業務に1度は就いておきたいと考えるようになり、前職で管理職になることを目指していたのですが、色々と折り合いやタイミングが合わず断念。
ダメ元で「管理職経験がある人」という条件の求人に応募し、無事に採用されて今は管理者業務を任されています。

この数ヶ月を過ごしてみて思うのは、経験と実力はイコールではないな、ということです。

とある管理者は言いました。

「私には経験がありますから」と。

でも、行動が全く追いついていません。
むしろ、行動が管理者レベルではありません。

言葉で「経験がある」というのはとても簡単です。
ただ、経験は経験に過ぎません。
それを活かしてどう実力に結び付けるかは自分自身の行動次第なんだろうなと感じています。

私は「行動で全てを示せ派」なので、行動が伴っていない人の「経験がある」は信用していません。なら、その経験を基に行動してください、ただそれだけなのです。
逆に言うと、私は初めての業務内容に対応していますが、過去の経験をパズルのように組み立てて行動をし、たった数ヶ月ですが社員のみなさんから信頼していただけるようになり、しまいには社員に間違えられるという事態にまでなっています…!(注:派遣社員です)

経験は行動しないと実力にならないのです。
実力に自信がないから、「経験があります」という言葉と不要なプライドで自分の弱みを隠そうとするのでしょう。
実力は自信にも繋がりますし、実力が「経験がある」というプライドを追い越したら、最強だと思っています。

今の会社に勤めて数ヶ月ですが、経験と実力がイコールもしくはそれ以上になるような行動をしていこうと改めて思わされました。


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