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交通系ICカードは、仕事とプライベートを使い分けた方が記帳が楽になる。

仕事用の交通系ICカードは何を使っていますか?

北海道の交通系ICカードは、JRの「Kitaca(キタカ)」と市営地下鉄の「SAPICA(サピカ)」の2種類があります。

この2枚のカードの違いはこちら↓

・SAPICAは乗車ごとに10%のポイントがつき、そのポイントで乗車料金を払うことができる
・「Kitaca」は地下鉄に乗れるけど、「SAPICA」はJRに乗れない

双方メリットデメリットがありますので、両方を使いこなしている人や片方しか利用していない人など様々だと思います。

仕事で交通系ICカードを使うことも多いかと思いますが、経費として交通費を計上する時に交通系ICカードをプライベートと併用したときにどういう弊害が起きるかを考えてみました。


交通系ICカードを使用した際の交通費の計上はこちらの記事をご覧ください。


利用履歴は券売機でしか印字出来ない上に、直近の20件しか印字されません。ものすごく小さな文字から利用履歴を確認しなければならないので、交通系ICカードをプライベートと併用すると、「印字漏れ」や「利用履歴の判別に工数がかかる」というリスクがあると感じました。

※印字内容については北海道の交通系ICカードや券売機の話になりますので、他のICカードは印字件数等が異なる場合があります。北海道以外の方は、参考までにお読み頂ければと思います。

個人的には、交通系ICカードは仕事用とプライベート用で用意した方がいいと思っています。カードの管理、という点では多少面倒なこともあるかと思いますが、利用履歴の印字や利用の判別、記帳をするという点では分けた方が楽だからです。


今回は、私がどの交通系ICカードを仕事用に使うべきか、プライベート用で使うべきかを検討した結果をお話しようと思います。SAPICAにはポイント付与というメリットがありますのでどれをどう使うかで悩みましたが、SAPICAのない地域の方は、使い分けさえできればどの交通系ICカードを使っても問題ありません。


①まず検討したのは、同一の交通系ICカードの複数持ち
北海道で言えば、Kitacaの2枚活用です。SAPICAはJRに乗れないので複数持ちするメリットはあまりありません。
これは、管理が非常に面倒だなと感じました。カードの番号で管理しないとなりませんから、間違って使用するリスクはあると思いました。


②地下鉄に乗る機会が少ないなら、KitacaとモバイルSuica
地下鉄に乗る頻度がほぼないのであれば、仕事用をKitacaにして券売機でいつでも印字できる状況にして、モバイルSuicaをプライベート用に使用することをオススメします。北海道に住んでいると、KitacaとSAPICA以外の交通系ICカードを手に入れることが出来ませんから、モバイルSuicaという形になります。
もし、KitacaとKitaca以外の交通系ICカードをそれぞれ持っているなら、カードで使い分けをするのもOKですし、交通系ICカード内蔵のクレジットカードをプライベート用で使うのもありでしょう。ただし、交通系ICカード内蔵のクレジットカードには有効期限がありますから、仕事用で使う場合には注意が必要です。


私は、地下鉄に乗ることがほとんどなかったときはこのパターンで交通系ICカードを活用していました。


③仕事で地下鉄に乗る頻度が多い
北海道にお住まいの方で、仕事で地下鉄に乗る頻度が多い場合はSAPICAを利用した方が断然にお得です。約10回乗車ごとに1回はポイントで乗車料金を支払うことが出来ますからね。
JRに乗ることがほとんどない、という場合にはSAPICA1本でいいと思います。また、プライベートでも地下鉄メイン、JRにほぼ乗らないというのであれば、記名式SAPICA・無記名SAPICAの使い分けをする方法もありかもしれません。ただし、無記名SAPICAは紛失した際の補償がありませんので活用方法には注意してください。

私は今、地下鉄の使用頻度が多く定期券もあることから、
・SAPICAを兼用
・Kitacaをフリーランスの仕事用
・モバイルSuicaをプライベート用 として活用しています。

3枚の交通系ICカードを使い分けている状況ですが、デメリットは仕事でもプライベートでも交友のある人に会いに行くとき、用件に応じて交通系ICカードを使い間違えないようにしなければならないこと。

管理に多少の面倒さは感じますが、帳簿への記載を楽にする点では使い分けをした方がいいのかな?と思っています。


2022.2.23 加筆・修正

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