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MR-001 メーターリング




欲しいものを作るプロジェクト第一弾はメーターリングです。
旧車好きの私としてはメーターリングは必須。
デザインは70年代のレースカーの定番だったスミス社の「クロノメトリック」をモチーフにしたいと言うことでこちらをデザインしました。

ELAN S3



元々JB/6474のメーターフードはフェイスがヘアライン仕上げ、サイドはピアノブラックのグロス仕上げ、さらに別パーツを組み込んだように見えるリングの処理含め非常に凝った作りです。

海外サイトで売っているフード全体を覆うカバーを到着しリング部分以外を(マスキング)して塗るという方法もあるのですが….私も当初そうやっておりました。

大陸製のプレスパネル…カーボン調とか色々出ています。


・リングのリムが相対的に浅くなる
・折角の独立した意匠が全て消えてしまう。
・エッジが出ない

何より「メッキじゃない」点がクロノメトリック風を望んでいる私のイメージとは
かけ離れたものでした。


スレンレスに高輝度蒸着メッキ


これをクリアすべくデザインしたのがこのリングです。

ウッドシールを貼った方やウッドパネルを選んでいる方はもちろん、
ノーマルのメーターフードのアクセントとしてもフード全体を覆うタイプよりもリムも深くなりメーターの独立感が増すデザインになっています。

(私個人メーター周りは視認性重視でシンプルなものが好きなので佇まいは純正オプションのようなイメージで製作しました)


半円プレスした形状のリングならはるかにコストも安く、さらにいうと同じプレスで2個できるメリットがあるのですが…自分の車に装着するなら徹底的に拘りたかった結果です。

メーターの方はA-CRAFTさんのクラフトメーターを使用しております。
デザイナーの方には大変お世話になっているのですがいつか別注で
Market-cross X A-CRAFTのコラボメーターを発売したいですね!
(個人的にはデザインはもう決まっているんですが…笑)



色々書き連ねてしまいましたが、とりあえず「良い物」だと思うので気になったら手に取ってみてください。


MCD  スタッフ

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