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【ポケモン剣盾シーズン30 最終レート1982/115位 初手ダイマホウオウダイナ】



○コンセプト
1.ホウオウ+ムゲンダイナの匿名性を活かし対面構築であることを見えにくくする。
2.ホウオウorガマゲロゲで初手ダイマックスを切り、相手ポケモンを1.5体以上倒す。
3.ダイマックス後、イバンミミッキュ+襷マンムーで詰め切る。


○個体紹介


・ホウオウ@ラムのみ
いじっぱり H60 B4 A252 D4 S188
特性 さいせいりょく
聖なる炎 ブレイブバード 地震 ギガドレイン

コンセプトその1。選出率8割を超える絶対エース。必ず先鋒で選出し初手ダイマックスしました。ダイマックス前提のホウオウはだいたい命の珠持ちですが、後述するガマゲロゲに取られたのでラムの実を持たせました。これがとても強く、相手の欠伸・麻痺展開の阻害や不意の状態異常の回避など予想以上の活躍を見せてくれました。加えてカバルドンをダイジェット+ダイソウゲンでだいたい落とせるため、欠伸から展開してくるカバルドンにステルスロックを撒かれる前に処理が可能です。
技構成は一致技である聖なる炎とブレイブバード、バンギラス・ヒードラン等苦手な相手に抜群を取れる地震、4倍弱点と前述したカバルドンの為のギガドレインとしました。ダイウォール媒体となれる自己再生や電磁波も有りですが、ホウオウにダイウォールはあまり必要でないと感じたので今回は採用を見送りました。


・ミミッキュ@イバンのみ
いじっぱり H4 A252 S252
特性 ばけのかわ
ゴーストダイブ 影打ち 堪える 呪い
コンセプトその2。このポケモンも8割以上選出しました。初手ダイマックスで相手ポケモンを1.5体以上倒した後、相手のダイマックスの切り返しをいなしたり、ラスト1体のポケモンを呪い+堪える+ゴーストダイブで倒したり、ホウオウ、ガマゲロゲのダイマックスで勝てなさそうな相手のダイマックスエースの引き先となったり、八面六臂の活躍を見せてくれました。
技構成はイバンミミッキュのオーソドックスな構成のゴーストダイブ、影打ち、堪える、のろい。イバンミミッキュの基本的な型はSに努力値を割きませんが、マンムーより先に影打ちを打ちたい、相手より先にゴーストダイブを打ちたい場面が多かったので準速にしました。

・マンムー@きあいのたすき
いじっぱり A252 B4 S252
特性 どんかん
氷柱針 氷の礫 地震 馬鹿力
コンセプトその3。同様に8割方選出してます。ホウオウが苦手とするランドロス、サンダー、ジガルデ、ゼクロム等に強く、またザシアンに対しても地震+先制技で縛れるので最後のスイーパーとして広く活躍してくれました。
技構成としては地震、氷の礫は確定とし、ジガルデ、ルギア意識の氷柱針、残り1枠はパーティが全体的にラッキー、ポリゴン2が苦手なため馬鹿力としました。



・ガマゲロゲ@いのちのたま
ひかえめ C252 D4 S252
特性 すいすい
ハイドロポンプ 大地の力 パワーウィップ 毒毒

サブダイマックスエース。ホウオウではどうしようもないランドロス+アッキサンダー、ランドロス+ガオガエン等の威嚇サイクル、ダイマックスせずに単体で処理してくるヒヒダルマが見えた場合に選出し、またカイオーガ入りの構築に対して優先的に選出しました。
あまり特殊であることを考慮されないのか威嚇や鬼火でなんとかしようとしてくる構築を全て珠ダイストリームで吹き飛ばしました。環境にとても刺さっていたのも追い風となりました。
前述でカイオーガ入りに選出と言いましたが、サイクルでいなして来るケースが多くカイオーガや貯水持ちに向かってダイストリームを打つと言った相手依存のプレイングの必要や、そもそもダイマックスしたカイオーガに押し負ける可能性も十分あるので後半はホウオウを選出するケースも多かったです。
技構成は一致技のハイドロポンプと大地の力、とつげきチョッキカイオーガと撃ち合うことも考えてパワーウィップ、残り1枠はルギア、ポリゴン2対策の毒毒としました。


・ムゲンダイナ@パワフルハーブ
おくびょう C252 D4 S252
特性 プレッシャー
ダイマックス砲 火炎放射 メテオビーム ヘドロ爆弾 

最終日前日まで控えめこだわりメガネで使っていましたが、ステロ展開をしてくるラグラージ、カバルドンはホウオウで対応可能な点や、ダイマックス砲に合わせてザシアンに引かれるとゲームプランが崩壊しまうことがあり構築にマッチしていませんでした。
そのため仮想敵を絞り、カイオーガ+ザシアン全般に強めで相手の受け崩しも狙えるパワフルメテオビーム型に変更。この変更のおかげでカイオーガ+ザシアンに対する勝率が上がった為間違っていなかったと思います。
パワフルメテオビーム型はムゲンダイナの型の中で一番中途半端な型だと思っていましたが、初手ダイマックスから相手のポケモンを1.5体持っていった後や相手に弱いダイマックスをさせた後はかなり強く立ち回れるという事に気づいたので、後半は積極的に選出していました。
技構成は一致技のダイマックス砲、コンセプトのメテオビーム、ザシアン、テッカグヤ、ナットレイ意識の火炎放射、最後の1枠は悩みましたがメガネ型で使っていた名残からヘドロ爆弾にしました。オーロンゲやゼルネアスに刺していけるのでそれほど悪くなかったです。


・ナットレイ@ オボンのみ
のんき H252 B204 D52
特性 てつのとげ
ジャイロボール タネマシンガン 宿木の種 鉄壁

ここまでで構築的に怪しい日ネクロズマ、ゼクロム、ゼルネアス、ガマゲロゲ、ウオノラゴン等々をなんとかしてもらう役割として鉄壁型で起用。唯一普通に受け出し可能なポケモンです。
HDを臆病特化カイオーガの潮吹きをオボン込み2耐えまで降って残りをBとしていますがカイオーガ入りに全く出さなかったのと鉄壁を積むことを考えるとHB特化で良いと重います。
構築が対面構築の為あまり出しませんでしたが、パーティ全体で苦手なガマゲロゲやウオノラゴンを出されなかったので選出画面にいるだけで役割を果たしてくれていたと思います。
技構成は一致技のジャイロボール、コンセプトの鉄壁、ナットレイを使う上で必須とも言える宿木の種。ラストはタネマシンガンにしてましたがカイオーガに出さなかったので役割遂行力を考えるとボディプレスに変更するべきです。

○基本選出
・ホウオウ+ミミッキュ+マンムー
8割これです。迷ったらこの選出と決めていました。ホウオウで初手ダイマックスから相手のポケモンを1.5 体以上持っていき、残りのポケモンをミミッキュ+マンムーの行動保証を持つポケモンで処理します。
以下は環境でよく見る構築の選出です。あくまで参考でお考え下さい。
・ザシアン+カイオーガ 
 →ホウオウorガマゲロゲ+ミミッキュ+ムゲンダイナ
・ザシアン+イベルタル
 →ホウオウ+ミミッキュ+マンムー
・ザシアン+黒バトレックス
 →ホウオウ+ミミッキュ+マンムー
・日ネクロズマ+イベルタル
 →ホウオウ+ミミッキュ+ナットレイorマンムー
・ホウオウ+ムゲンダイナ
 →ホウオウ+ムゲンダイナ+ミミッキュ

○苦手な構築、ポケモン
・岩技を持った禁止伝説ポケモン
特にディアルガ、ムゲンダイナがきつかったです。ホウオウが一撃で倒させる上にミミッキュの堪えるでダイマックスをいなすこともできません。
・物理レシラム
ホウオウ、ガマゲロゲ共に勝てない上にミミッキュの化けの皮は貫通され竜の舞されるとムゲンダイナも抜かれます。
・ラッキー+ヌオー以外の物理受け
ラッキーの裏にアッキサンダーやHBランドロスがいるとつらかったです。あとあまりされませんでしたが初手にラッキーを出されると悶絶します。

○最終結果
レート1982/115位

○レンタルパーティ
チームID 0000 0001 54LL BY

○終わりに
最終日までホウオウダイナヌケニンのサイクル構築を使っており1000位台で燻っていたので戦略をガラッと変更したところ、ほぼ無敗で2桁順位に到達できました。ポケモンホームで勝率を確認したところなんと驚異の83%。パーティ自体は記載したパーティとほぼ変わらずヌケニンをミミッキュに変えただけなのですが、戦術や考え方次第でパーティの雰囲気が変わるのはポケモン対戦の面白いところですね。
ランドロスやサンダーがいるパーティにホウオウで初手ダイマックスするのはとても怖く、とても心臓に負担がかかる構築の為今後使うかは不明です。
対戦していただいた方々、最後までこの記事を読んで下さった皆様、ありがとうございました。

Twitterアカウント:@jmac00


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