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こどもの名前をひたすら書いたり貼ったり・・・入園入学準備の春🌸

実家の私の部屋で
「さんすうせっと」を見つけた。
算数の授業で使って懐かしいという思いより
うわー
名前をシールに書いて
1つ1つに貼り付けるのが大変だったろうな
という親への感謝。

「おはじき」や「かぞえぼう」に「おかね」は
量が多い。
数え棒なんて気が遠くなる。
数え棒とお金の実物はあったが
おはじきがない。
可愛い花の形をしているから
おままごとに使ったのかもしれない。
「おかね」は一種類ずつ写真に撮ってみた。
よく見ると・・・あれ? 50円玉が2枚!
穴が開いていないものがある。
調べてみると
発行当時は穴は開いてなかったんだ!
1959年から穴が開いた50円玉が発行されたそう。
でもそれは私の生まれるだいぶ前。
物心がついたときには
穴が開いた50円玉を使っていた。
念のために穴が開いていない50円玉もあるよ
と算数の時に教える用だったのか。


紙でできている計算カードや図形の形をしたカードには
直接手書きで名前が書かれていた。
それも両面に。
フルネームで書かれているものもあれば
名前だけのものもある。
途中で面倒になって
名前だけでいいやになった様子が窺える。
同級生に同じ名前の子はいなかった。
名前だけでも十分だ。


今から12年前くらいに
自分の子供が幼稚園に入園することになり
入園準備の書類に目を通す。
とにかく、子供の持ち物には全部記名が必要だった。
園指定のサイズの袋も作るか買うか。
先輩ママに助けられたことも多い。
小学校に入学する前には
幼稚園のママ友から小学校で必要なものを聞くことができた。
やはり名前書きが大変だと言っていた。
文房具や教科書に
絵具やクレヨンはひとつひとつに名前を書く。
世の親御さんの「お名前つけ」の大変さの声が
企業の方に届いて
子供の名前が印刷されたシールを無料で差し上げます
というサービスがあり
いち早く申し込んだ。
名前シールが届き開封すると
大中小と名前が印刷されたものが入っていた。
おはじき用ではないか? と思える扇形のシールもあった!
企業様 本当にありがとうございます! とお礼をいいたい。


さあ、さんすうせっとよ どこからでもかかってこい!
こちらは最強アイテムを手に入れたぞ!
学校から与えられるであろう記名ミッションも
すばやく完了してみせる気満々だった。

そして子供が「算数の時間に使うから名前書いて」
と学校から持ち帰ってきた。
やけに身軽だなと思ったら
「さんすうせっと」いや・・・セットではなかった。
単品だった。箱にも入っていない。
「けいさんカード」と「かずのブロック」のみ。
拍子抜けとはこういうことか。

※ネットをみると今も「さんすうせっと」はあるようで
たまたま子供を通わせた小学校は単品だったのか。
当時、特に他の学校のママさんと
「さんすうせっと」の情報交換はしなかったものの
扇形のシールがあったということは
セットで使う学校もあったんだなと思う。
私の感想は
「単品でよかったです」(笑)

印刷された名前シールを
「けいさんカード」にひたすら貼っていく。
これもなかなかの労力だった。


防水加工されたシールもあり
水筒に貼ったり、筆箱に貼ったり
名前シールは本当に重宝した。
使わないでまだ残っているシールもある。
当時のものがまだ手元にあるのだ。
名前が書いてあるので
未使用のものは載せられないが
おはじき用と思えるシールは
はがした後の形でもわかってもらえると思うので
その写真を載せいたいと思う。



おはじきがないのに何に使ったか。
これだと思える記憶がないが
英語の塾の単語カード一枚一枚に
貼ったのかもしれない。
お友達のカードと混ざってしまったり
落とした時にすぐにわかるように。


子供が大きくなった今でも
残ったシールを利用することがある。
全部ひらがなだが
それもまた可愛い。

3月に入り
ネットや手芸屋さんで
お名前シールやハンコタイプ、アイロンタイプの名前付けなどを
見かける機会が増えた。
自分が子供の入園入学準備をしてきたことを思い出し
大変だったけど
今となっては懐かしい気持ちでいっぱいだ。





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