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スタジオリノベ日記02

前回はこちら https://note.mu/jikando/n/n5c0a2ae92f1b

時間堂 黒澤世莉です。ちょっと関係ない話から入ると、このnoteは「芸術団体が自分の場所を持つ」的なことを書くわけですが、

場所を持ちたい演劇人=1,000人

だろうと思うんですよ。そんな1,000人をターゲットにしても、無意味とは言わないけど、若干張り合いがない。ので、内容としては

場所を持ちたい起業家たち=10万人

我ながら根拠ない数字ですが、毎年開業数が10万件はあるんだから、そんなにウソでもない気がするんですよね。
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h23/h23/html/k311100.html

そういうわけで、演劇にかぎらず、広くアート、ひいては起業家の役に立つような内容にしたいなと思います。できれば、演劇人の役に立ちたいんだよ。でも演劇人のためだけにやることはないもんね。

2014年4月某日

昨日は津あけぼの座の代表 油田晃さんと、芸術監督 鳴海康平さんが遊びに来てくれましたが、この日はなんと、穂の国とよはし芸術劇場プラットから、矢作勝義さんが遊びに来てくれました。http://www.toyohashi-at.jp/

なんだってこう中京圏からのお客さまが続くんでしょうかね。次のツアーが札幌、仙台、東京、大阪、福岡で、愛知も三重もないことが申し訳なく思えてきました。心を入れ替え、来年には東海地方に殴りこむことを誓いそうになります。矢作さんとは、地域の公共劇場が直面する現状など、貴重なお話を伺いました。

来週の解体開始の前に、電気関係をみてもらうために、照明家の松本永さんに相談に乗ってもらいました。

永さんは照明家ですが、電気工事の資格も持ってらっしゃいます。資格が無いとさわれない部分があるのか、ないのか、素人ではわからないので相談に乗ってもらいました。
http://eimatsumoto.com/

このスタジオは、広さが89平米、天井高が約3メートルです。これは壁や天井を全部抜いた躯体だけの状態の数字です。
電気的には、単層三線で200Vと100Vがきてます。わかりにくいですか。大丈夫です、私もあんまり分かってません。要は200Vはエアコン専用で、100Vでふつうの電気機材をやるわけです。100Vは120Aあります。

・カフェと事務所で20A 、音響で20A、照明で80Aで、この広さなら十分
・並行口のコンセントで12回路くらい、軽鉄骨ぞいに這わせる、ケーブルは1500Wまでの平打で十分
・ユニットは予算によるが、小さいやつを12チャンネル分くらいいれられるといい
・LEDは小さい空間ではきれいにいかない

みたいな話をしました。また解体が終わったあたりで来てもらい、それまでに資材を自分で買っておくことになります。

安く上げるポイント1
買えるものはネットやコネを駆使して自分で買う

手間がかかりますが、その分安く上がります。

劇団員は、鈴木浩司、松井美宣が来ました。休団中の直江里美も掃除を手伝いに来ました。掃除というより、不要品の処分ですね。店内に残ってる食器類をダンボールに入れて「ご自由にお持ち下さい」と書いて置いておくとか。このテナントは残置物を自由にしていいという条件で、その変わりやすく出してもらっているので、いろいろ謎のものが多いです。

この写真に写っている赤いロングソファー7脚や電話など、ほしければ差し上げます。ただし取りに来てくださる方に限ります。コメント欄にコメントください。来週には廃棄しますので、ご連絡はお早めに。

鈴木浩司は現場の男なので、こういう時は頼りになります。床を確認し、天井を確認し、照明機材など解体できるところは解体していきます。


松井美宣は模型や地図やスケジュールを作り始めました。

大工さんや起業家支援の行政担当との連絡などと平行して、インターネット環境を調べました。将来の動画配信なんかも考えると、ブロードバンドは必要ですよね。

・NURO 2G
・auひかり 1G
・NTTフレッツ 100M

北区神谷2丁目にはなんと、フレッツしか来ていないというオチでした。じゃあいいよフレッツで。。。

そろそろご近所へ、工事やりますとごあいさつしないといけません。手ぬぐいだけでいいのか、お菓子も持っていったほうがいいのか、悩んでいます。

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