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工具をいただく

【スタジオリノベ日記05】時間堂 黒澤世莉です。タイトルをその日の内容がわかる感じにして、副題を通し番号付きの総タイトルにしてみました。こっちも試行錯誤です。おかげさまでたくさんの方に読んでいただいているようで、ご愛読感謝です。みなさんシャイなようですが、コメント残していってくれて全然構わないんですからねっ。

4月某日

私がお世話になっている某O劇場の親会社はS電機という電気屋さんです。この日に高圧洗浄機をお借りするために、軽トラックをお借りしました。O劇場にもS電機にも社長にも、本当にお世話になりっぱなしです。

いやあ、いい天気でドライブ日和で、マニュアル運転もうきうきと、北区からK市まで行きました。懇意にしているさいたまゴールド・シアターの俳優、加藤素子さんから、お知り合いの建築会社が業務を整理しているから、なにかもらえるかもしれないよ、とのことで、それがちょうど車を借りた日になったのです。というわけで山田さんのお宅へ訪問。

戦果からいうと

・振動ドリル *コンクリブロックを壊したりする
・集じん機 *水分も吸える掃除機のでっかいの
・押切 *木材を切る機械。大きい。
・脚立 x 2
・脚立に渡す用の天板
・木槌 x 3
・ブルーシート x3
・ハンマー x 1
・電気ケーブル x 2

やあもう大変な釣果です。他にも、事務用品や断熱材を下さろうとしていたのですが、そのへんは一旦お断りしました。解体が終わらないとなんともわからないので。あと、

自分「丸ノコほしいです」
山田さん「あげるよ」

巨大な丸ノコ登場

自分「あ、いらないです」

という一幕もありました。なにしろプロ用の工具なので、あんまり大きすぎると私たちには扱いきれないのです。

左から加藤さん、山田さんご夫妻

他にも山田さんからは、工法についてのアドバイスなんかもいただきました。情報で何より有難かったのは、今一番困っている廃棄について、かなり安く抑える技を教えてくださったことです。これについてはまた後日。

S市から北区赤羽に戻りつつ、ゴールデンウィークになるっていうからか、ちょっと道路は混み気味。スタジオに到着すると、

劇団員ヒザイミズキと、旦那さんの児玉洋平さんがいらっしゃっていました。おやつを食べながら取材のような、対話のような、楽しい時間でした。決しておやつに夢中になどなってはいませんでした。

劇団員は松井美宣と阿波屋鮎美、お手伝いでは木下さんと植竹さんが来て下さいました。

作業としては、

・トラックの荷降ろし
・荷物の移動、清掃
・ソファーの解体
・重曹とクエン酸でキッチン清掃
・電動ドライバー+砥石でペッドのスプリング切断に挑戦

阿波屋鮎美のクエン酸と重曹を台所に撒いていく掃除は安全そうで良かったです。明日の高圧洗浄で落ちるといいな。

ゴミの処理にとにかくお金がかかるので、安くしよう大作戦の一環として、ソファーの解体をはじめました。おかげでだいぶ広くなりました。

しかし、こういうことをしていると、かける時間とかかるお金のコストを考えちゃいますね。今日やってた作業で言えば、ソファーのスプリングの切断は、1時間やってもたいして進みませんでした。

楽しい作業なら楽しさをお金で買ってると考えてもいいんですけど、何人も使って1日がかりでやって、節約できる額が2,3万円だとしたら、そこはプロに頼んでしまったほうが良い場合もあると思います。

こういう見極めが上手なのが、いい経営者なんでしょうね。リサーチをしていた時に「こだわりどころはこだわる、抜くところは抜く」「ここというところは絶対妥協しない方がいい」というのは、多くの方にいただいた助言です。しかしこの見極めは難しいな。

左から松井、木下さん、阿波屋、植竹さん

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