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電気工事はしびれるぜ

【スタジオリノベ日記14】時間堂 黒澤世莉です。今日は今までで最多の参加人数の一日でした。本当に多くの方に愛されていますね。

劇団員は鈴木浩司、菅野貴夫、直江里美、ヒザイミズキ、松井美宣が参加しました。

5月某日

今日から電気工事が始まります。松本永さんという、演劇の舞台照明家で、電気技師の資格も持っている方にお願いしました。演劇の公演が出来るスタジオにしようと思った場合、やはり照明家の気持ちが分かる方にお願いしたほうがいいです。照明さんにとっての使いやすさが全然違ってくると思うので。

松本さんが、謎の配線が色々とこんがらがったスタジオを解剖しているさなか、大工の及川さんが遊びに来てくれました。

劇団員で解体しようと思っていた電話ボックス、つまりカラオケスナックのやかましい環境下で電話できる空間、が、及川さんのマルノコさばきによって、あっさり完了しました。この間、ものの10分間。プロってすげえなあ。

及川さんのwebはこちら
http://gokenkou.com/

昨日に引き続き、静岡文化芸術大学の梶谷さんもお手伝いしてくださいました。このスタジオの天井はほぼすべて梶谷さんが塗ったと言っても過言ではないでしょう。

左が照明家の松本さん、右は大阪でお世話になっている秋津ねをさん。遊びに来てくださいました。ありがとうございました。ロールケーキごちそうさまでした。二人が夜の赤羽に消えていったことは秘密です。

*本当は昼の赤羽です。大変失礼しました。

その後、Jobweb社長佐藤孝治さんも遊びに来てくださいました。志茂の名湯テルメ末広の帰りだったそうです。この写真は先日飲みに行った際の写真なんでリノベーション関係ないんですが、左が佐藤孝治さんです。佐藤さんとはスタジオ以外でも謎企画を進めておりますとか、おりまさないとか。差し入れありがとうございました。あと、右のなんかムカつく感じの野郎が私です。

Jobweb
http://www.jobweb.jp/

ついでに、テルメ末広
http://www.therme.co.jp/

お客さまが多かったのですっかり本題が遅くなりましたが、電気工事と壁の塗装作業を延々と、天井の軽鉄骨に残ったビスや石膏ボードを地道に取るとか、そういう細かい作業でした。ので、あんまり書くことはありません。マンパワーを使って地道に塗っていった、という感じです。おかげで、入って左側の天井はほぼ塗れました。あとは細かいスミや死角を潰していきます。リノベーションってカタカナは格好良いですが、基本的には掃除や塗装は地味な作業の積み重ね、根気の勝負です。

ひとつ書けるのは、二度塗りすると綺麗だ、ていうことでしょうか、あとは天井を塗るとメガネが汚れる、ということでしょうか。リノベーションにゴーグルは必須です。

電気の回路は、昔残っていたケーブルを廃棄したり整理したり、新しい回路の計画を決めたりしました。あと、やはり照明ユニットと卓はこのへんにしようかとか。

LITEPUTER ( ライトピューター ) / DX-1220
https://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=1399%5EDX1220%5E%5E

STAGE EVOLUTION ( ステージエボリューション ) / SCENESETTER
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=977%5ESCENESETTER%5E%5E

もし使ってないユニットと卓をあげよう、なんて太っ腹な方は、 info@jikando.com までメールくださいませ。祖父の形見の灯体や、音響設備も大募集中です。

さて、そんなこんなで本日の作業終了時に、スタジオはこうなりました。

だいぶカラオケスナック感は無くなってきたのではないでしょうか。工事の内容も、破壊から、これから演劇の作品を作っていくために、何が必要かを考えながらつくる段階に入っています。

とはいえ、まだまだ細かい作業はたくさんありますし、なにしろ入り口入ってすぐのキッチン側はまだ何もしていないですから、そちらの天井や壁を塗る作業に入っていきます。入口ドアを養生したり、壁紙の塗装がうまくいくのか実験しないといけません。

明日は休工日、明後日8日はまた10:00~18:00で作業します。まず溜まったゴミの廃棄車両を出して、電気工事やケーブルの引き回し、ペンキでの塗装をします。興味のある方、お手伝いお待ちしてますよ。info@jikando.com までメール下さい。

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