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スタジオリノベ日記04

黒澤世莉です。今日はあんまり進みませんでした。計画的にキッチリやっているというよりも、やりながらベストを探していくチームなので、話し合いや議論になります。意見がわかれた時ほど、粘り強くすりあわせて、悔いのないリノベーションをしたいです。

4月某日

毎度おなじみ、黒澤世莉と松井美宣チームでした。大工さんと打合せて、かなりご無体な相談をさせてもらっています。演劇屋さんは、舞台セットを作ったりするのには慣れているのですが、やはり人間が長く活動する空間を長持ちさせるには、その道のプロの意見を聞いたほうがいいかなと思っています。

使う木材や工具、ビスの種類にいたるまで、事細かに親切に相談に乗ってもらっています。そのうちご本人の許可を取って掲載したいと思います。

もともとカラオケスナックだったこの物件には、キッチンがあります。水回りに手を加えるには、時間堂の予算は足りません。なので、客席やステージ部分を全部解体して躯体を出し、といってもこれも予算の都合でどうなるか分かりませんが、白く塗りつぶして演劇空間として使う。キッチンは残して、終演後にバーとして活用できるようにする、というのが今の目論見です。

この物件は1年半ほど放置されていましたので、かなり傷んでいます。居抜きでそのまま借りているので、かび臭く、埃っぽく、ねずみの糞がたくさん落ちています。そんな場所なんで、キッチンも油はかたまってこびりついて、匂いを放ってます。というわけで高圧洗浄機できれいにしようと思うのですが、そのためにはまず、キッチンやトイレ床下の排水口が生きていないと困るなと思っていました。なので、今日はその確認をしました。若干グロ画像を出しますので、苦手な方はここで閉じて下さい。

ひとまず赤羽の不思議な光景を。


さて本番です。









苛性ソーダです。パイプユニッシュ的なものだと、値段の割に効果が薄いので、購入のさいハンコと住所氏名の記入が必要な劇薬のこちらを使っています。効果のほどは抜群ですが、ゴム手袋と、ゴーグルを用意して使った方が安全です。くわしくはこちらを参照。 http://pinkee.blog79.fc2.com/blog-entry-38.html

これ、近所の薬局で買えるものなんですが、赤羽にはあんまり売ってなくて、商店街を1時間以上ウロウロして買う羽目になりました。

今日のお客さまは、青年団の俳優さん、齋藤晴香さんです。

ガイドのお姉さんみたいですね。私は一緒にワークショッププログラムを作ったり、松井美宣と阿波屋鮎美は今年2月TPAM「話し言葉の百科事典」で共演していますね。わらび餅ごちそうさまでした。また遊びに来て下さい。

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