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軽井沢で家を持つときに注意すべき10のポイント

1.気候の違い

旧軽井沢地区は湿気がすごいと言うような認識があるように、主に標高の違いと浅間山の関係だと思いますが、地区によって結構気候に差があります。
やはり旧軽井沢は雨が多いし、樹木が多いので確かに湿度が高い。軽井沢駅周辺の新軽井沢や中軽井沢は、逆に樹木が多くないので夏は路面の照り返しなどもあり温度は高めになります。軽井沢は概ね湿度は高いので、除湿もうまく考えておかないとカビの被害にあいますよ。
昨今温暖化の影響で軽井沢も暑くなったと言われています。以前はエアコンなんて要らない持ってない家ばかりだったのが最近ではやはり夏は欲しいねということになりつつあります。
軽井沢の西端、追分は逆に小諸に近いので晴れの日が比較的多いように感じます。
地区による気候の違いは、冬の積雪にも関係してきます。

2.高い樹木

大正時代ぐらいまでは野原のようだった軽井沢なのですが、今は樹木だらけ。カラマツなどに代表される針葉樹の中には高い木も散見されます。
樹木も寿命はあるし、高い木であればリスクが付随してきます。
高いということは落雷の危険性も高くなりがちでしょう。落雷で家事になったという例をここ数年でも2件は知ってます。
それから倒れやすいわけです。台風や積雪で倒れることがあります。倒れると建物を破壊してしまうわけです。何件も目撃してます。
つまり、敷地内あるいは隣接する敷地内に高い木がある場所は注意が必要です。
周りが樹木生い茂る場所だと電波が遮られて、テレビが見られないとか、携帯の電波が弱いというようなことも起こります。

3.道路の渋滞

軽井沢の渋滞は、主にプリンスのショッピングモール周辺あるいはそのアクセス道路で発生します。あとは、スーパーのツルヤ周辺も夏場には渋滞が起こります。朝夕には、近隣から軽井沢で働く方々の通勤ラッシュも道路で発生します。
ご自分の生活や通勤もあわせて場所は考えた方が賢明です。
例えは、軽井沢の西側に住んで軽井沢駅方面に通勤するとなると当然通勤ラッシュの影響を受けるはずです。ショッピングモール周辺の渋滞を避ける方法はあります。まあ近づかないことですが、裏道を把握しておくことです。
国道18号を通らなくてもいいようなルートを調べましょう。軽井沢インターからプリンスショッピングモールへの道路は特にやばいです。この道路を使わざるを得ない場所なら覚悟しておかないといけません。

4.除雪

町道であれば10センチくらい積もると除雪車が来て除雪してくれるはずですが、その除雪される道路までは自己責任で除雪しなければなりません。除雪する距離というのは、通年で住むなら大きな注意点となります。
場合によっては除雪機が必要になるかもしれませんね。ホームセンターに行くと販売されてます。それと、レンタルしてくれるところもあるようです。
建物の構造、屋根の傾斜方向というのも注意点。そんなに積雪の多くない軽井沢なので屋根の雪下ろしは必要ないけど、ある程度積もった雪が屋根から落下して軒下に積もります。玄関の前に積もったら大変です。

5.別荘管理会社と区

購入する場所が別荘地だと、別荘管理会社に費用を払って、マンションの管理組合のような仕組みで参加しなければなりません。お金を払うので、それなりのサービスは付いてくるのでそれは仕方のないことでしょう。
もう一つは“区”と呼ばれる自治会です。会費を払って参加します。参加しない方もいるようなのですが、メリットは、各種お知らせなどの回覧板が回ってくるとか、区にあるゴミ集積場を利用できるとか、区で除雪機を持っていると言うようなことも聞きます。

6.スーパーへのアクセス

軽井沢町内にある大きなスーパーは、ツルヤとデリシア(だけ)。
この2店舗はよく利用することになるわけなので、その経路は一応考慮すべき事項でしょう。
特に夏はツルヤの利用者が多いので、広い駐車場にも入れないような事態も起こります。国道18号から右折で入ろうとすると時間がかかるとかそういう問題もあります。
わりとよく聞くのは、隣町である御代田町にあるツルヤや西友を利用するとう声。コンビニも夜11時までの軽井沢なので、24時間営業の西友は一応押さえておくべきスーパーです。

7.猿と熊

野生動物の多い軽井沢ですが、特に人間に危害を加える危険性のある猿と熊には注意です。
ただ、熊はいろいろな場所に出てくるのでここなら安全ということはないでしょう。
一方、猿はあまり移動しないようです。昔は旧軽井沢などでも見られましたが、今は千ヶ滝地区、中軽井沢から北側に登って行った地区に出没するようです。
軽井沢町はさるくま情報というのを提供しているので、その情報を参考にするのがいいと思います。

8.虫

自然が豊かということは、つまり虫も多いということです。軽井沢に住むなら虫との付き合いは覚悟しないといけませんね。
ちなみに、ゴキブリはいないのでご安心ください。危険な虫なら、スズメバシ、ブヨ。蚊もいるし、それ以外でも、カマドウマ、カメムシ、アリ、ヒルなどなど。気持ち悪くても仕方ない。

9.キツツキ

これはどちらかというと場所というよりも建物の造りかもしれません。軽井沢にはキツツキもいて、主に建物の木造部分に穴を空けられます。修繕がばかになりませんね。軒下や外壁に木材を使う場合には建設する会社とよく相談して決めることです。
既に建っている周りのお宅がキツツキにやられていないかというのも観察ポイントかもしれません。

10.人間関係

人口約2万人の軽井沢町。知り合いの知り合いまでで全住民までつながってしまうんじゃないかと思うようなコミュニティです。
悪い噂は直ぐに伝搬していく。どこどこの誰々さんは、、、
嫌でもそういうことは起こります。
でも、逆に前向きに考えてます。仕事を含めたメリットです。うまくこの狭いコミュニティを活用していけばいいですよね。

これから軽井沢に移り住もうと考えている方、参考にしていただければと思います。


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