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ジジイによるジジイのためのDAO外観

年々シニアもスマホは必須になるし、ついでにITという範囲でも追いついていこうと頑張ってるわけですが、今年は“DAO元年”とも言われてるの知ってます?
DAOは、Decentralized Autonomous Organizationの頭文字をとった略語で、日本語では「分散型自律組織」と略されてる。
深く知ろうとすればドツボにハマってしまうので、自分勝手に説明してみますね。

DAOの対局にあるようなものが株式会社という組織。
会社に雇われた社員が、社長というリーダーの下、利益を生み出していく活動を行い、社員は会社へ労働を提供して対価を得て、株主には利益が還元される。たぶんこういう説明になるかと思い。

それに対してDAOでは、リーダーが居らずDAOのメンバーが平等に意思決定に参加して利益を求めていく活動。
メンバーは株主のように組織に出資して利益の還元も受けます。
そのDAOの組織と活動をドライブしていく手段としてインターネット技術を活用するわけですね。
リモートワークがさらに進んで、全世界から雇用されるわけではなく参加するので“分散型”。

インターネットがあってこそ生まれた概念だけど、何かこれに類するもの身近にもありそうです。
利益を求めなければ、組合とか自治会とかNPOとか似てませんか?
それらには“長”がいるだろう、というのは確かに。
でもDAOも実際にはリーダーとしての存在がいないとうまく進まないというのは現実のようです。

正社員という形態が少なくなり非正規雇用が増え、また会社の正社員でも副業ができる世の中になってます。
かたやコロナの影響もあってリモートワークも当たり前のようになってる。
こういう状況はDAOという組織形態に変遷していく必然性を生んでるようにも思う。

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