見出し画像

【体験型ゲーム】マーダーミステリーに支払う費用って、高いの?安いの?

本記事の議題は「マーダーミステリーゲームの遊戯人口が増えにくい理由」です。

前提として、以下次項を踏まえて読んでいただけたらと思います。
・筆者個人の意見であること
・各個人により金銭感覚は異なること
・マーダーミステリーゲームは1シナリオにつき、1度しか遊べないこと

本題:
マーダーミステリーゲームを遊ぶ際の会費設定に関して、思うことがあります。
マーダーミステリーゲームは遊戯した後でないと満足感を味わえないのに、先に支払う費用が決められていることが多いです。
この点は、「遊戯人口が増えにくい理由では?」と思います。

筆者個人としては、費用があらかじめ設定されているマーダーミステリーを選ぶ際に以下の人物へ対する【信用度】を【費用】と比較し、判断しています。
① シナリオ製作者
② シナリオ販売元
③ ゲームマスター

① シナリオ製作者へ対する【信用度】とは

「〇〇氏が作る作品なら、品質が保証されているだろう」という判断をしています。
ヒトへ対する信用度が高いので、高い費用を払ってでも【体験】したいと思えます。

② シナリオ販売元へ対する【信用度】とは

「△△会社が販売している作品なら、品質が保証されているだろう」または、
「□□店舗が販売している作品なら、品質が保証されているだろう」という判断をしています。
企業が販売するモノであれば、越えなければいけないボーダーラインが暗黙知で存在すると思っています。
上記のボーダーラインを必ず超えているはずなので、高い費用を払ってでも【体験】したいと思えます。

③ ゲームマスターへ対する【信用度】とは

「●●氏がゲームマスターをしたいと思う作品なら、品質が保証されているだろう」という判断をしています。
●●氏が選ぶ作品であれば【完成度の高いシナリオ】であるという、ヒトへ対する信用度が高いので、高い費用を払ってでも【体験】したいと思えます。


上記①から③を踏まえて「遊戯人口が増えにくい理由」に関する持論を述べます。

理由1:
初めてマーダーミステリーを遊ぼうとする人にとって、
① そもそもシナリオ製作者を知らないので【信用度】がゼロ
② そもそもシナリオ販売元を知らないので【信用度】がゼロ
③ そもそもゲームマスターとの人間関係を築いていないので【信用度】がゼロ

初めてマーダーミステリーゲームを遊ぼうとする人にとって、①から③への【信用度】がゼロなので、提示された【費用】が何に対して支払われるのか判断ができない
(判断材料がない)

理由2:
初めてマーダーミステリーを遊ぶ人にとって、遊戯した後でないと満足感を味わえないのに、先に【費用】を支払うという行為は、【満足度のガチャ】を引くイメージが近い
(賭博行為に類似した事象)

結論として、
遊戯人口を増やすためには、初めてマーダーミステリーを遊ぶ人と【信用度】を築く【キッカケ】を作れた場合、本議題は解決すると思います。

【キッカケ】の作り方に関しては、製作者、シナリオ販売元およびゲームマスターが各個人で戦略を練るのが面白いのでは?と考えております。
この議題に関して深堀したら面白そうだなと思っていただけた場合、貴殿とお会いした時に1杯飲みながらでも話せたらな…と思います。

以上、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?