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16弾環境におけるBロマ【最終到達】

こんにちは。地獄の方が住みやすいと申します。本記事では自分が使用していた黒緑Bロマのリストや採用カード、各対面の有利不利について考えをまとめていきます。

デッキリスト

これが完成形ではないと思う

リストはこんな感じです。進化クリーチャーの枚数は16枚にしています。進化設計図で3枚以上ドローできる確率は約45%で、0枚の確率は約4%になっています。これを17枚にすると3枚ドローできる確率が50%を超えるらしいです。

採用カード

基盤は元々あった黒緑のBロマですので、特徴的なカード、新しく入ったカードなどに触れます。

よく見ると気持ち悪い

ザビ・デモナ × 4枚
状況に応じて異なるクリーチャーを展開でき、かつ自壊によって墓地を肥やせるシールドトリガー。超次元にアクセスしながら墓地を肥やして進化元を用意できるこのカードはかなり優秀です。4コストと軽く、手打ちしやすい点もよし。ギガヴォルやダチュラの場合は盤面に残ってもそこまで脅威になりませんが、デモナの場合はエイプリルやオーフレイムを出せるため、墓地リセットと除去の二択を迫ることができるのも使っていて強かったです。


シンプルな効果が強い

大神秘イダ × 2枚
緑単色で5コストのSA持ちWブレイカー。墓地を必要としないためNワールドの返しに出せる点、デスドラゲリオンを召喚した次のターンに5マナで投げられる点が強かったです。イダを採用している構築が少なく、警戒されづらいカードであることもポイントです。召喚するとマナが減ってしまうので、動きの中で出すというよりは、詰めで出して一気にリーサルを取りに行くという使い方になります。


想像の3倍くらい強かった

神羅スカル・ムーン × 1枚
青抜きやネクラに対して強く、一度出すと一生場に残り続けます。クロスアイニーでのマナ送り、ディアスの返霊を除けば、このカードを処理する手段はほぼ皆無と言っていいです。デモナの自壊効果と非常に相性が良く、トリガーで出たデモナを使って二面止めることも可能です。存在するだけでディアボロスの攻撃を止められるのも大きいです。
ただハンター対面において、盤面0からのシューティングガイアールは破壊置換ができずケア不可な点に注意したいです。


1マナでこのスペック

死神術士デスマーチ × 4枚
黒緑Bロマにおいてトップクラスに重要なカードだと考えています。実質パワー5000のブロッカーにSAが付いて1マナという破格の性能で、速攻に対してもリミット系のデッキに対してもこれ1枚あるかどうかで試合展開が大きく変わります。設計図から拾えるというのも大きく、足りない一打点やトップSA条件を補完してくれるカードです。
2ターン目にダークライフからデスマーチ、3ターン目にデモナからジョン、4ターン目に2体目のデスマーチを投げれば4キルが成立します。2枚目のデスマーチを引けない場合、イダでもリーサルが取れます。


多分ネズミだと思う

時空の探検家ジョン × 1枚
進化を中心としたデッキにはガン刺さりします。同型、赤白速攻、カスケード対面では特に強いカードです。グレイトフルライフやガガアルカディアスにも刺さるうえ、二回攻撃効果も優秀なため、他の対面でも腐ることがありません。


ザビバレルと混同する

時空のジキル ザビ・ガンマン / 時空のハイド ジオ・マッチョ × 2枚
デモナから出せるブロッカーで、ブロック時に墓地肥やしが可能です。ジオマッチョのパワー増加は永続なので、一度攻撃を止めた後は殴り返し要因としても運用できます。盾からデモナが2枚捲れた時に2面止められるように2枚採用しています。


ようやく日の目が当たった感じする

時空の銃姫エイプリル × 1枚 時空の魔陣オーフレイム × 1枚
デモナから出る打点として採用。オーフレイムも同じ理由で入れています。2→4で出すと除去されずに残ることが多く、覚醒もしやすいです。
エイプリルはハンデスで相手のテンポを崩せたりもします。ただ永遠が多いので出さない方が良い場面も多いです。


以下にして欲しかった

ブーストグレンオー × 2枚
デモナから出る除去として採用しています。除去効果だけを使いたい場合、デモナの効果でグレンオーを破壊すれば使いまわしが可能なので、2枚以上入れる意味は薄いです。ただ速攻対面の場合は殴り返し役+除去が必要なこともあるので、一応2枚入れています。


他のデッキだと強いけど

時空の霊魔シュヴァル × 1枚
全く使いませんでした。ここは実質的な自由枠です。入れるならザビ・リゲルやキル、ギルザウルスの方がいいです。デモナを経由するので多色ですがキングにも引っかかってしまいます。

対面ごとの相性

ハンター:有利
先攻ノートリ貫通、初動ゼロなど極端な場合を除けばほぼ勝てます。デモナからのグレンオー、デスマーチなどで時間を稼いで、デスドラゲリオン召喚へ繋ぎます。赤緑ハンターの場合、相手のクリーチャーのパワーはガイアールを除きすべて3000以下なので、一枚ずつメテオバーンを使って殴っていけば安全に勝てます。ガイアールホールから裏ジョンを出されることがあるので、デスドラゲリオンだけでなくヴァーズロマノフもキープしておきましょう。

MRC:微不利
戦えなくはないですが、正直有利とは言い難いです。他のデッキと違い墓地メタが一切ないため墓地が溜まりやすいのは良い点です。Bロマでリソースを刈ったり、盤面のブロッカーなどをデスドラゲリオンで破壊しながら殴るのが基本的な動きになります。相手が殴ってくる頃には高確率でダチュラが有効トリガーになっているため、盾さえ割ってしまえば受けて返すことも可能です。墓地枚数で軽減が入るので、次のターンMRCが出るかどうかに注意しながらプランを組み立てる必要があります。
相手が先攻3ターン目にベリアルワームから入ってくる場合、2→4でデモナから出したこちのエイプリルを返しのオーダーで処理できないため、高い確率で攻撃が通り覚醒できます。攻撃を躊躇ってアンタップクリーチャーを場に残すと、デスゲートのエサになるので要注意。

キリコ:五分~微不利
キリコからのリュウセイで蓋をされる前に殴りきるのが基本的な動きです。序盤からデスマーチやデモナで盾を刻み、Nワールドを出されたらイダやデスドラゲリオンを投げて1ターンでも早くリーサルを取りにいきます。オリジナルサインを採用している型はほぼなく、今はノートリ寄りの構築が増えてきているので案外リーサルが通ります。トリガーはあってもスクラッパー3〜4枚程度なので、ケアして殴るよりも割り切って突っ込んだ方が勝てます。

トリーヴァ:不利
盤面にギガヴォルやマーチなどの打点を溜めつつ展開し、デスドラゲリオンを絡めて盤面を飛ばしながら一気に殴っていくのが基本です。グレイトフルライフの進化元になる自然のクリーチャーをデモナからのグレンオーで処理する、盤面にクリーチャーを並べることでお清めの優先度を下げる、等の動きが有効です。逆に、墓地を加速して手札に抱えたヴァーズやBロマを連打するような動きは、お清め1枚で解決されるため避けた方が良いです。

青抜き4C:五分
16弾環境は進化を主軸としたビートダウンよりも、ハンターやNエクスのような超次元を主体としたビートダウンが多く存在しています。MRCの影響でお清めの採用率が高いのは向かい風なものの、ジョンの優先度が以前に比べて下がっているのは追い風になっています。青抜きやネクラはジョンが抜けていることが多く、デスドラの通りが良いので横に並べられてもそこまでキツくありません。
この対面は相手がお清めをキープしてくることが多いので、墓地を溜める動きは避け、デスマーチやデモナを使って序盤から盾を刻みます。これには相手のコルテオやスパークを早めに割っておくこと、チャクラの覚醒を防ぐことの二つの意味があります。相手が序盤にお清めを打ってこなければ、デスマーチの処理を強要して、ミカドガンヴィートなどで破壊された返しにBロマを投げる動きもできます。ただ、スクラッパーを踏んでその返しにお清め、というパターンが一番キツいので、チャクラケアができた段階で止まりデスドラゲリオンやスカルムーンを待つことも少なくないです。スカルムーンさえ出せれば、かなり有利な試合展開に持ち込むことができます。

エイリアン(ドロマー):微有利〜五分
コアクマンでリソースを確保された状態でハンデスを連打されるのがきついですが、相手側にお清めがないうえ、デスドラゲリオン一枚で盤面を崩壊させられるため不利というわけではありません。手札を枯らされてしまうと、その隙にガガアルカを出され設計図を封じられたり、ザビミラから死海竜を飛ばされリーサルを通されることがあるため、なるべく早いうちに設計図での手札補充をしておきたい対面です。デスマーチやデモナは出さず、マナと墓地を加速させてBロマやデスドラゲリオンを発射するのが基本的な動きです。盤面にデスマーチを置いているとデモナグレンオーで簡単に処理されてしまいます。

ライゾウ:微有利
ほとんどキリコと同じです。違う点は墓地メタがないことと、シールドトリガーのアカギガルムスがほぼ確定で4枚入っていること。ブロッカーなどがないのでデスマーチやデモナでのビートが通りやすく、適当に殴っていても勝てたりします。墓地メタがないため、Bロマの発射も可能な対面です。2→4→6の動きができる場合はなるべくBロマを優先したいです。

16弾環境におけるBロマ

墓地メタとしてNワールドが追加され、お清めの採用率も上がったため、今までの構築ではキツい相手が増えたのは確かです。ただ、進化に頼らないビートダウン、速攻が増えたことで強力なメタカードであるジョンが抜けてきているのは大きく、タイミングを見て使えば連勝も難しくありません。

ヤミノサザンが抜けた枠にザビデモナが入ったことで、速攻への耐性は以前とほぼ変わっておらず、ハンターや赤白速攻が多い時に使えば大型連勝が狙えるでしょう。初日や最終日など、速いデッキが増える時にはこのデッキがおすすめです。事実、自分は最終日の最後の1時間にこのデッキで50近くレートを盛ることができました。スクラッパーなどのトリガーをガン積みしたデッキと違い、速攻デッキだけに勝てるわけではなく、他のデッキとも充分に戦えるのが黒緑Bロマの良いところです。


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