ぬるま湯につかりっぱなしだった

先週の木曜日の深夜1時、深夜ラジオリスナーは、いつもと違う面持ちでラジオのチューニングをあわしたのではないだろうか。

「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」!!

ニュースなどでご存知の方は大勢いらっしゃると思いますが、岡村さんが問題発言をしてしまってから最初の放送。

この件についての僕の意見はツイッターにツイートしたり、同じ意見の人のツイートに返信などをした。

そして、放送を聴いて、岡村さんの謝罪。矢部さんの公開説教。

約10年リスナーを続けていた僕にはツラい放送だった。岡村さんがただただ謝罪、流れたこともないオシャレなFM寄りの選曲、聞くに堪えなかった。そこに、現れたのが、矢部さん。そして、ひたすら『公開説教』と題して、岡村さんに以下のようなことをダメ出した。

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自分のホームで20年以上やってきて、リスナーも岡村隆史が大好きよ。イエスマンで。注意する人おれへんもん。

(中略)

風俗キャラとか、(ラジオでは)キャラクターとなってたからいつものように喋ってたのよ。けど、電波に乗せてそういうことを言ったのが大問題。ラジオって自分の考え、自分の言葉で喋ってるから、そういう人間って思われても仕方ない。

(中略)

リスナーも含めて、スタッフ含めて、全員がそうしたんですよ。

復帰したらもっとみんな(スタッフ、リスナー)が優しなっててん。

・・・「可哀想さんや。」

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これら説教の抜粋は、岡村さんを通じて、馴染みの番組スタッフさん、そして僕らリスナーに対して、矢部さんが説教している部分だ。矢部さんは、後半から明らかに「岡村隆史のオールナイトニッポン」に関わるものすべてに怒っていた。僕はこのニュースが出たとき、理解が出来ず、岡村さんを守って、記事を書いた方、批判する方に意見を言った。

その理由は、『岡村隆史のオールナイトニッポン』は、

「岡村おじいちゃんのボヤキを聴いてあげる場所」と認識していた。

TVスター岡村さんの裏では想像しない、愚痴やボヤキトーク、桃の缶詰の蓋を開けるのを見てほしい、初めての鼻うがいを見守ってほしいなどの、くだらなくてちいさなお願い。そして、確固たるこだわりを持つ風俗トーク。

だから、この発言はこのオールナイトでは、想定内の発言ではあった。

しかし、それが矢部さんの言う「ぬるま湯」であった。

岡村さんだからとかは、ラジオを聴かない人からしたら知ったこっちゃない。そして、明らかに行き過ぎた発言にも気づけなかった。メディアの職に足を踏み込んでいる者として、恥ずかしいことだった。

まだラジオを聴かずに記事に怒りまくっている人には正直腹が立つが、悪いのは「岡村隆史のオールナイトニッポン」に関わる全員だ。

申し訳ございませんでした。

諸々書いたが、似たようなことをより細かく書いてる記事を見たので、僕の意見はこのへんで。

それを受けてさらに思ったことをまた書きます。

岡村さん、ラジオは逃げずに続けてください。


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