初めてじっくりと刑事裁判を傍聴する。

ども。
年のせいなのか、手術の影響で化粧がことごとく崩れやすくなってしまった挙句、肌トラブルも起こしやすくなった家刑ジゴロです。

先日、東京地裁に1か月ぶりぐらいに行きました。
目的は、資料閲覧と、「今回はじっくりと刑事裁判見たいなぁ」と思って。

資料閲覧は、前から見ていたやつですが、新規の者があまりなかったのですぐに終わりましたが、ロングランになりそうです。
「非公開期日が多くなるのではないのか」という感じから、公にできる日はしばらくなさそうという感じです（著作権法の絡みで）。

コロナが５類感染症にカテゴライズ変更となったため、閲覧室の閲覧テーブルにあったでっかい衝立が取っ払われ、
「この部屋、こんなに広かったんだ・・・」
と思うレベルでした。
心理的圧迫が減ったこともゆっくり資料を見れたのかもしれませんね。

到着がいつになく遅めだったこともあり、閲覧したらすぐにお昼に行きました。１２時の昼休みスタートだと座席合戦になってしまうから、自分は大体１１：３０過ぎたらお昼食べちゃう人です。

ズボラなので、裁判所の中でなるべく済ませていましたが、すき家無くなってしまったりで、今までは地裁の地下のカフェのランチを食べてましたが・・・
どこかほかにないかなーと思ったら、Twitterでお隣の農水省の食堂がおすすめと聞いて、最近はそこで食べてます。（この話は今度ご紹介したいと思います。）

そういうことで、午後に刑事事件を傍聴したわけですが・・・
やっぱり刑事事件だと、傍聴マニアの方すげぇ多いな・・・。というのがまずの所感。
あと、今まで民事ばかり見てたんですけど、刑事事件の法廷と民事事件の法廷が分かれてたことを今更ながら知ったトンだオマヌケさんだということはここだけの話にしてください（滝汗）

というわけで、３本見てきました。

罪名：窃盗罪
被告：２～３０代女性、中国籍？

判決でした。
被告の方、日本語分からないようなので、通訳が書記官に並んで座っていました。通訳さんの言語が判別できなかったので、終わった後開廷表を見たらお名前が中国籍っぽかったですけど、
通訳さんの言語、夜な夜な短波ラジオで聞くそっち方面の言語じゃなかったよな・・・。

渋谷の某バラエティショップでキッチンツールを万引き。被害総額約２万弱。（すげえな）
一応お店には捕まった後、お代はお支払いしているようですが、以前も万引きで罰金刑か何かの刑に処されたマエがあったりすることから、言い渡された刑罰は

判決　懲役１年（執行猶予３年）

でした。
所謂「弁当持ち」ですね。
裁判官から執行猶予の説明も受けてましたね。

罪名：迷惑防止条例違反
被告：５８歳男性　鍼灸師

「迷惑防止条例違反」
と世間的には言われてますが（報道でも言うし）、この名称は通称にすぎず、正式な名称はクッソ長ったらしい上にリンクしにくいです。

「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例」
と正式には言うそうで、実際当日の開廷表にはこの文面で表記があり、私のようなビギナーだと「あー迷惑防止条例違反な」とすぐに分からず、単純に「ナニこの物騒な罪名？！」というヘンな興味しか沸かないので注意。
（一応昼休みにカフェで調べたら「迷惑防止条例違反」のことと分かりまして、「だったら尚のこと傍聴しようじゃないの？」と傍聴するに至ったわけです。）

刑事裁判傍聴のパイオニアの阿曾山大噴火さんもライブなどでおっしゃられてますが、「迷惑防止条例違反」で裁判を受ける人の大半が最近は盗撮案件だそうで、この方ももれなく盗撮案件でした。

脱サラしてマッサージ師などの資格を取った後、どこぞの鍼灸院を引き継ぎ営業したものの、なんかトラブルがあったのか隠しカメラを設置することに。（この時点で鍼灸院協会みたいなところから「コンプラ的に許されることじゃない」そうですね）
初めはトラブル対策だったものの、次第にエロ目的になってしまったとのこと。
別件でガサ入れを食らい、PC関連が押収され、警察が解析したところ、２～３名の女性の盗撮動画が警察にバレてしまい、このようになってしまったということだそうです。

被告人質問来るぅ？
と思ったら、罪状認否の後の証拠の確認で期日終わったよ・・・残念。

最後に関しては長くなりそうなので、いったん切りますね。（続く）