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東本願寺出版が怪しいサイトに乗っ取られた⁉ 第3者の旧ドメイン取得に注意

東本願寺のリンクをクリックすると

真宗大谷派の出版部門「東本願寺出版」のhttps://higashihonganji-shuppan.jp/のリンクをふむと、なぜか「幸運への道しるべ」という怪しげなサイトにジャンプします。

北海道教区の場合は東本願寺出版のリンクをふむとやはり「幸運への道しるべ」に飛びます。

しかも「幸運の道しるべ」で検索をかけるとドメイン名はhigashihonganji-shuppan.jpになっています。これは迷惑(笑)。

これに対して東本願寺出版は公式HPにて「東本願寺出版 旧ホームページの使用について」と発表。

平素より、東本願寺出版ホームページをご利用いただきありがとうございます。

2023年10月の東本願寺出版ホームページリニューアルに伴い、旧ホームページの使用を終了いたしましたが、
現在、旧ホームページにアクセスした場合、
東本願寺出版とは関わりのない団体のホームページが表示されております。

これは、新ホームページ開設の際に旧ホームページのサーバーを解約しドメイン(※)を東本願寺出版から手放した後に、
第三者の方が、ドメインを取得し、新たなサーバーでWEBサイトを立ち上げていることによるもので、
弊部にて内容を変更することはできません。

つきましては、あらためて東本願寺出版のリニューアル後のホームページをご利用いただけるよう
周知に努めてまいります。
また、お手数ではございますが、お気に入り登録をされている方は、
リニューアル後のHP  https://books.higashihonganji.or.jp/
を再度ご登録いただきますようお願いいたします。

引き続き東本願寺出版をよろしくお願い申し上げます。

※ドメイン・・・インターネット上の住所

どうやらホームページリニューアルで旧ドメインが第3者に取得されたようです。なかなか珍しいことですが、なにしろ相手のドメインはhigashihonganji-shuppan.jpになっています。これからどうするのでしょうね。

北海道教区によると「現在、対応中です」と説明していますが、この現象は大谷派だけのことでしょうか。

旧ドメインの第3者取得に注意

旧Webサイトのドメインを第3者が取得してURLへのリンクが残ってしまう事案は他にもありました。

7月7日の時事通信によると厚生労働省と総務省が実施するテレワーク相談事業で、旧Webサイトのドメインを第三者が取得し、複数の転職サイトを紹介する別サイトになっていたそうです。

時事通信の記事によると「.jp」のドメインの有効期限は登録日から1年後の月末までで、期限切れとなったドメインは、登録の取り次ぎなどを行う企業のネットオークションで売買されることもあるそうです。

特に公的機関は気を付けてほしいですね。


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