呉座氏糾弾オープンレター署名者の心境は『ドラえもん』4巻で説明できます!
「ネットの深淵」深見はないのにやたら思潮的な表現
歴史学者、呉座勇一氏を糾弾した「オープンレター」。賛同者の大義はよそに事実上、学者を中心とした集団リンチの感は否めません。事情をご存じない方は呉座勇一氏を巡るオープンレターの件でご確認いただけると。
ざっくりした流れは呉座氏批判のオープンレターに賛同→署名者が杜撰でグダグダ→署名者撤退→呉座氏が法的対応→署名者命乞い
といったところです。オープンレターに関わった墨東公安委員会こと熊本学園大学・嶋理人講師の投稿が話題です。
もともとオープンレターは呉座氏の職を奪う気満々でしたが、非常にエクスキューズめいた表現です。
一連の投稿をウォッチして「ネットの深淵」という記述に私の心のエシュロンが反応したんです。深淵=① 川などの深い所。 深潭(しんたん)。 比喩的にも用いる。 ② (形動) 物事の奥深いこと。
この場合は物事の奥底に潜む本質部分といった比喩表現です。ところがなぜか私は「海底」「深海」、それからドラえもん4巻「海底ハイキング」のシーンが脳裏によぎったのです。状況が酷似しており「啓示」というべきでしょうか。こんなあらすじです。
オープンレターと海底ハイキング
ではその心境の変化を画像に合わせて追っていきましょう。
オープンレター公開時「みんなで呉座をとっちめよう」
最初は勇ましくオープンレターを公開。呉座氏糾弾を勇ましく宣言した。
オープンレター稼働期「何もかもうまくいっている」
続々と賛同者が集まる。何もかもうまくいっているはず、でした。
オープンレター大噴火「ゴゴゴゴゴゴ」
1月に入って「署名した覚えはない」と名乗り出る関係者が続出。さらに国際信州学院大学という架空のネタ大学まで混じっていました。一方、のび太は海底噴火に巻き込まれ遭難します。レター関係者にとっても大噴火だったことでしょう。
オープンレター噴火後「錯乱し始めた署名人たち」
オープンレターの杜撰さに対して署名人たちは「沈黙」「逆ギレ」「屁理屈」といった対応でしたが内心はこんな感じでしょう。
オープンレター現在「にがしてたまるか」
本作のオチは海底にいた潜水艦にしがみつき生還するというものでした。先の嶋氏の投稿と「にがしてたまるか」というセリフに親和性を感じてしまって。なんとしてもオープンレターと自身の正当性を訴える執念が、この潜水艦描写を連想してしまったのです。
おそらくオープンレターの賛同人の皆さんの心境の変化はこの流れではないでしょうか。
皆さんを見ていますと、簡単な事象であっても、非常に難解な表現で伝える傾向を感じます。しかし本件について皆さんの心境はドラえもんの数コマで表現できるのです。ぜひ感想をお寄せください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?