「群馬の森朝鮮人追悼碑」闘争で内ゲバ発生!乗松聡子氏の誤読が原因
藤井正希氏出版記念講演で呼びかけ人を撤回
ピース・フィロソフィー・センター代表、「アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカス」エディター、バンクーバー九条の会共同代表の乗松聡子氏。
一般的な生活を送る人にはまず聞いたこともないし、一生縁がない団体でしょう。乗松氏が『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』の著者、藤井正希群馬大准教授に突如として噛みついたのですが、結論からいうと原因は乗松氏の「誤読」でした。
乗松氏は講演会、メディアでも活動していますが、言論に関わっているのに読解力は大丈夫でしょうか。
ピース・フィロソフィー・センター公式サイトに乗松氏は4月6日
藤井正希著『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』出版記念講演の呼びかけ人になったことを事後撤回します。
という記事を投稿しました。
同日にとしま産業振興プラザで「歴史修正主義とたたかうために『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』出版記念会が開催されました。乗松氏も会の呼びかけ人でしたが、講演終了後に退席し「呼びかけ人」を事後撤回したと報告。藤井氏は県の追悼碑撤去について「不当」とする立場です。
翌日、乗松氏はⅩに藤井氏の主張について批判し、呼びかけ人の事後撤回を報告しました。長いので関心がある方は各々でご覧ください。(下にスクリーンショットを貼り付けておきます)
なぜか工藤美代子氏著書と混同
藤井氏の『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』は保守系のノンフィクション作家、工藤美代子氏の『関東大震災 朝鮮人虐殺の真実』を引用しています。藤井氏は工藤氏本を肯定的に引用したのではなく、あくまで批判材料として。ところがなぜか乗松氏は工藤本を評価したものと誤読してしまったのです。
中でもこの部分はひどい。
藤井氏は工藤美代子氏の著作を評価していないし、ましてや小池百合子知事に推薦したという事実はありません。
むしろどう読んだら藤井氏が群馬県や工藤氏の立場に立っていると感じたのか不思議。
引っ込みがつかなくなった?
おそらく周囲からの指摘があったのでしょう。さすがに公式サイト上に訂正が入りました。
要するに誤った引用と解釈をしていたのです。
乗松氏は「講演のショックのため注意が散漫になっていました」と弁解していますが、何の言い訳にもなりません。言論や情報発信に関わる者がその時の精神状態で事実関係にミスが生じたのは失格です。
ならばより大きな誤報だった場合、「ショックだったから」で通りますかね。逆に乗松氏はご自身に批判的なメディアが「ショックで注意が散漫になった」と弁解した場合、許容できますか?
どう考えても誤読する内容ではないのにおかしものです。
おそらくですが、この分野の活動家にありがちな「感情の入れすぎ」というものでしょう。一見、強く連帯しているようですが、活動家とは本質的に「自分以外はみな無理解で自分が最も先進的」という自負があるものです。これが内ゲバが起こる原因の一つでしょう。
それから戦時中の朝鮮人問題に関わる活動家はヒステリックで感情をコントロールできないタイプが多いことが改めてよく分かりました。
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