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住民の最後の意地と抵抗「住民監査請求制度」に風穴があいた!

colaboの住民監査請求で不適切経理が認められた!


明けましておめでとうございます。遅まきながら今年の初投稿です。ボチボチやっていきますのでよろしくお願いします。

さて新年早々、大きなニュースがありました。すにでTwitterやnoteでも話題。東京都女性支援事業を委託していた一般社団法人Colabo(仁藤夢乃代表)の会計に対して起こされた住民監査請求で一部不正な点があったとして再調査が指示されました。

本件は弊社、また一部のネットメディアで報じられていましたが、一般メディアが報じたのは今回は初めて。

住民監査請求で検索してみると以下のニュースが表示されました。全ての記事を見ましたが、基本的な事実関係を伝えた内容です。独自情報やいわゆる角度をつけた擁護記事ではありません。

悪魔祓いの住民監査請求

これに対してcolaboのシンパとみられる活動家、ネットユーザーらの反応に驚きました。
請求者である暇空茜氏の指摘は一部しか認められなかったことについて住民監査請求の主張は不当、的外れ、嫌がらせという声が散見されます。おそらくその多くが「住民監査請求制度」の実態を知らないのでしょう。

住民監査請求は住民が直接的に行政をチェックできる最後の手段ですが、しかしそのハードルは異常に高いです。

関電問題で話題になった福井県高浜町でも1978年、電力会社側からの「協力金」をめぐり住民監査請求が起こされましたが認められませんでした。

協力金は議会でも指摘されたにも関わらず、です。もちろん大きく報道された同町・森山栄治元助役の影響が大きいでしょう。

高浜町の例は極端ですが、行政の固いガードに守られた制度には違いありません。だから一部とは言え認められたのは「快挙」なのです。

住民監査請求はむしろ左派の市民、特に共産党員の枕詞のような制度で各地で党員たちが試みその大部分が討ち死に、ですよ。

共産党員が組織ぐるみで挑んで破れなかった住民監査請求の壁を非共産党で一ネットユーザーである暇空茜氏という現実を左派はどう見るか。私は本件で住民監査請求が良い方向で全国的に波及するといいと思っています。

「敵ながら天晴れ! 我々の住民監査請求の弾みにしよう」

本来はこの反応が正解! 立場はともかく頑強な壁を崩したことに左派の諸氏は歓迎すべきなんです。しかしもう現状の左派にその余裕もないし、何より知識やノウハウも無くなっている。

「一部しか認められていないwwww」

という反応をみるに左派の劣化を感じています。

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