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au通信障害の裏で珍騒動 

私auユーザーなんですけど、先週末土曜日から携帯電話がおかしくて故障かな?と思ったら全国的な大規模障害でした。確かにものすごく不便ですけど、歴史的な障害という報に当事者だからちょっとワクワク感もあったりしてます。

なんでもショップに「なんとかせえ」とユーザーが殺到したとかでバカバカしいなあと思いつつ、復旧を待っています。が現時点でまだ不通…。よしショップに怒鳴り込みだ!(おいおいお前がやったらダメだろ(#^ω^))←「80年代雑誌的、はんつ遠藤さん風自分ツッコミ」をしておいて本題に急ぎます。なお自分で書いてみて死ぬほど恥ずかしいので皆さんも自分のページでやってみましょう。

その他ユーザーーさんとも状況を報告し合った中で面白い現象に出くわしたから放置できません。今回の主役は文筆家・古谷経衡さんです。たぶん私の記事を読むような方は古谷さんをご存じだと思います。かなり広範囲の分野で著作があり、またメディアでも発言しています。

復旧作業員さんありがとうっていう風潮があったかな

今回の障害は土日をまたぎました。ということは復旧作業員が休日返上で働くということになります。そこで古谷さんはこう投稿しました。

なぜauという私企業が、電気通信事業法のよる「重大な事故」を起こしているのに、契約者の側が復旧作業員に感謝しなければならないのか分からない。契約は履行しなかった方が悪く、復旧義務がある。このような風潮は歪んだ構造や悪弊を隠ぺいすることに繋がるのではないか。

まずこの投稿の是非はともかく私が見る限り「復旧作業員に感謝」という風潮はなかったと思います。これって災害などで復旧にあたる自衛隊員や警官、消防署員に「ありがとう」のイメージでしょうか。おそらく古谷さんは横並び行動や集団心理のような事象があると考えたのでしょう

しかしどこをどう見ても「au作業員さんありがとう」という雰囲気はありません。古谷さんは先走った感もあります。

ショップに大挙する人にモノを申せば良かったのに

古谷さんはもともと保守論壇でデビューされ現在は逆にアンチ保守論壇、ネトウヨ批判の急先鋒です。マスコミには「ネット害悪論」「ネトウヨ論」といったシーンで重宝されています。

あるいは社会的な趨勢に対して意を唱える、反全体主義・反集団主義といったものか。意地悪な表現をすると「世間と違った視点を持つこと」を意識された発言が目立ちます。

古谷さんはファンが多いかもしれないけど、今回はさすがに批判コメントが多い気がします。これはフォロー、擁護コメントがしにくい…。なぜなら「作業員さんありがとう」という声はないからです。

感謝しろ!という声があがってそれが複数のユーザーに向けられていたらまだしも。古谷さんにすると「お巡りさん、ありがとう」が先に浮かんでしまったわけです。

通信障害を論じたいならショップに怒鳴り込む勘違いユーザーに苦言すべきでした。この現象も古谷さんが論評の対象にする全体主義的でなおかつ「老害」「老人」という有利でしかも共鳴を得やすいキーワードもあります。あらゆるカードがあったのに一番のババにBETしてしまったのです。通話障害を受けてショップに怒鳴り込むズレた行動は一番イキイキと語れそうなのに。

結局、この投稿をもって謝意としたようで、良い落としどころだったと思います。通信障害はまだ続いていますが…。

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