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【昭和探訪】消えた明治ブルガリアヨーグルトの「あの砂糖」を発見!

昭和の商品は魅力とロマンがありました

懐古趣味とよく言われますけど、昭和の商品は魅力的でした。一つには秀逸なネーミングセンスも大きいと思うんです。コマーシャルとも相まって記憶している方も多いでしょう。国名に由来した食品が散見されたものです。

印度カレー(ハウス)、イタリアーノ、ガーナチョコレート(ロッテ)、中華三昧(明星)などなど。

しかし最も印象が強いのは「明治ブルガリアヨーグルト」ではないでしょうか。日本ではヨーグルトがブルガリアの枕詞と化しています。

ロングセラー。

1973年 「明治ブルガリアヨーグルト」発売。プレーンヨーグルトの草分け的存在です。中には粒状の砂糖が入っていました。ところがこの砂糖が2014年に付属されていないことが話題になったのを覚えていますか。

砂糖は別売りで入手可能ですが、明治ブルガリアヨーグルトを冠した砂糖はもう存在しません。ところが偶然出てきました。保存状態は良好です(笑)。LB81(乳酸菌の名称、1993年追加)と書いてあるから昭和の製造ではありませんが、「昭和探訪」というに資すると思います。

レアもの。

子供の頃はヨーグルトというとすでに甘い状態のものが普通で、プレーンヨーグルトは大人の食べ物のイメージでした。実はこの砂糖にスポットライトを当ててみたものの、そういえば言うほど使っていなかったような…。ブルガリアヨーグルトを食べる際はハチミツやジャムを入れていました。

あるいはお子様味はこちらではないでしょうか。

今でこそ健康志向の高まりで低糖、またはプレーンで食べる人もいるでしょう。しかし昭和は加糖上等の時代でしたからね。普通の砂糖ではなくてヨーグルトにでもさっと溶けるように作られたのがブルガリアヨーグルトの「あの砂糖」だったのです。

余談ですが

東海地方の出身の方ならお分かりかな? 岐阜、愛知の昭和っ子にとってヨーグルトはこれでしたね。ヨークという乳酸菌飲料も好きでした。

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