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話題の煽りオデッセイ 和歌山県警の対応に批判!まさに関西警察2強4弱

YOUTUBEで話題の煽り動画

交通教育系YouTuberの「綾人サロン」さんが投稿した煽り運転動画が話題です。

現場は紀の川沿いで和歌山市有本付近だと思われます。動画を見る限りかなり危険な運転でまずはドライバーの方がご無事だったのが何よりです。撮影者は110番通報したそうですが、なんと和歌山県東警察署は対応しないというのです。

ところが6月27日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」で取り上げられたところ一点、捜査すると方針転換したと綾人さんは報告しています。

結局、マスコミに取り上げられたから慌てて捜査を始めたのでしょう。警察がこういう態度だからデマや噂が生まれます。

まとめ動画も作成されました。中には煽りドライバーは和歌山の大物議員、二階俊博自民党元幹事長の親戚としたものも(現在は削除)。

自民党の二階俊博元幹事長の親戚だから警察が忖度したという話ですね。二階氏は確かに和歌山政界のドンで地元での影響力は絶大。しかし全く根拠がないデマです。そもそも和歌山県警のレベルを考えると、こうした対応は特別、珍しいことではないと思います。

なぜなら和歌山県警は「弱」認定されているからです。

関西警察2強4弱

わりと昔から事件記者界隈で関西の警察の力関係は2強4弱と言われてきました。

2強(大阪府警、兵庫県警)4弱(京都府警、奈良県警、和歌山県警、滋賀県警)という格付です。

大阪府警と兵庫県警は歴史的に暴力団、港湾絡みで練度が高いからでしょうか。

4弱の中でも滋賀県警の場合、グリコ森永事件の犯人を取り逃がしたという汚名がついて回ります。

それから今回の和歌山県警も評判は宜しくないですね。山一抗争の頃、大阪府内で暴力団の取り締まりが強化された結果、ユルい和歌山県に事務所を移す組が増えたという話があります。

ドライバーの方は初期対応について腹立たしい思いをしたでしょうし、また動画を見た人もモヤモヤした人は多かったと思います。

しかし悪質ドライバーが背景を持つから和歌山県警が対応を渋ったのではなく単純に「無能」だからだと思います。マスコミに報道されたから捜査を開始するのはさらに無能を露呈しましたね。





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