Qアノン→神真都Qの研究 「クエン酸」「重曹」信仰のナゾ
神真都Q(やまときゅー)という集団をご存知でしょうか。現在、各地で反ワクチン、ノーマスクでもを開催しています。
トランプ前大統領の熱狂的支持グループ「Qアノン」の日本版で感染症対策下の中で「反ワクチン」「ノーマスク」運動を起こしています。
政治的ポジションとしては親米・陰謀論系右派というイメージ。正確にいえば親米というよりも親トランプです。また特徴として反グローバル主義ではあるけれど、左派(一部右派)のような反米を前提とした反グロではない。
世界はロスチャイルド、ロックフェラーといった富豪、あるいは金融メジャー、石油メジャー、穀物メジャーが支配しており、抗するのがQであると。国内でQの理念を踏襲したのが神真都Qというわけです。
クエン酸、重曹信仰はなぜ?
今回は神真都Q分析ではなくて別のお話。この界隈の人々はなぜか「クエン酸」や「重曹」を万能薬のように信じています。
神真都Qの関係者からこんなLINEがきました。
コロナ禍以前の「反ワクチンデモ」とは、「子宮頸がんワクチン」のことでした。反子宮頸がんワクチンについては左右を横断したのが特徴的です。特に統一教会系の団体が介入してきたのも一部メディアで報じられています。
それから反子宮頸がんワクチンが、反TPP、反グローバルともつながりますが、この筋の活動家、信奉者、なぜか「クエン酸」や「重曹」を好むのです。
重曹水で放射性物質が除去できるってのもすごい話ですが。逆に重曹水程度で対処できるなら原子力発電はものすごくクリーンなエネルギーの気がしますが。
クエン酸・重曹信仰。由来や根拠はどこにあるのでしょうか。
①市販薬、市販剤は汚染されているという思い込み
②特定インフルエンサー、医師への盲従
③自然、天然素材至上主義(無農薬野菜にも通じる)
おそらくこの3点がクエン酸・重曹信仰を生み出していると思います。
面白いことにデモでは「ワクチンが非科学的」と訴える一方で「クエン酸・重曹」の科学的根拠は示されません。
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